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気候変動対策!エコドライブのメリットやポイントを解説

Wednesday, 06 September 2023

気候変動を引き起こす大きな要因である温室効果ガスは、一般的な自動車を運転する際にも排出されます。そのため気候変動対策として「自動車の利用を控える」「電気自動車に乗り換える」といった対策が推奨されています。

とはいえ、どちらも今すぐに実行するのは難しいという人も多いのではないでしょうか。そこで今すぐにできる取り組みとしておすすめなのが「エコドライブ」です。

今回はエコドライブとは何か、メリットやポイントなども併せて解説します!

気候変動対策「エコドライブ」のメリットは?

エコドライブとは、気候変動を引き起こす温暖化を防止するために、二酸化炭素(CO2)の排出量や燃費消費量を抑えた「運転技術」や「心がけ」のことです。

ここでは、エコドライブにはどんなメリットがあるのか確認していきましょう。

環境負荷を軽減できる


CO2の排出量を減らすような運転をするため、気候変動を抑えることにつながります。車がないと生活が難しい人や車好きな人でも、環境負荷の軽減に協力できるのが良い点です。

節約になってお財布に優しい


燃費消費量を減らす運転は、ガソリンを効率良く使うことになるため、結果的にガソリン代の節約につながります。環境に良いことをしながら、経済的負担を減らせるのは大きなメリットです。

交通事故の削減につながる


エコドライブは時間や心にゆとりを持って走ることを心がけるため、安全運転になることで交通事故の削減につながるといったメリットがあります。同乗者が安心できる、人に優しい運転もエコドライブの魅力です。

気候変動を抑えるエコドライブのポイント

ここからは気候変動対策になるエコドライブのポイントを見ていきましょう!

車の燃費を把握しよう


車に備え付けてある燃費計やエコドライブ支援機能などを使って、日頃から車の燃費を把握するようにしましょう。

日々の燃費をチェックすることで、エコドライブの効果が実感できるでしょう。

穏やかにアクセルを踏む


車を発進するときには穏やかにアクセルを踏むようにしましょう。なぜなら急発進、急加速は必要以上にエンジンを回さなければならないため、通常の走行よりも燃費が悪くなります。

穏やかな発進を心がけることで、燃費が約10%改善されます。最初の5秒は時速20kmを目安にしましょう。

車間距離はゆとりをもち、一定の速度で運転


車間距離は近づきすぎず離れすぎず、ゆとりをもって走行しましょう。そうすることで、一定の速度で運転できます。

加速や減速をくり返した場合、市街地では約2%、郊外では約6%燃費が悪くなります。交通状況を見ながら、速度変化の少ない運転を意識しましょう。

スピードを落とすときにはアクセルを離す


信号が赤になるなど停まることがわかっているときや、坂道でスピードを落とすときなどは、早めにアクセルを離すようにしましょう。

エンジンブレーキが作動するため、アクセルを離してもしばらく惰性で走行します。早めにアクセルを離すことで、燃費が約2%改善します。

エアコン機能は上手に使おう


車のエアコン(A/C)スイッチは、車内を冷やしたり除湿するためのものです。暖房はエンジンの排熱を利用するため、暖房を使うときにはエアコンのスイッチは切るようにしましょう。

エアコンスイッチを入れたままだと、燃費が約12%悪くなるといわれています。エアコン機能は上手に使い、暑いときも車内を冷やし過ぎないようにしましょう。

無駄なアイドリングを控えよう


車は走行していなくてもエンジンがかかっていれば燃料を消費します。10分間のアイドリング(エアコンオフの場合)で、約130ccの燃料を消費してしまうのです。

待ち合わせや荷物の出し入れをする際にもアイドリングは控え、エンジンを切るようにしましょう。

渋滞を避けられるようルートをチェックしてから出かけよう


出かける前にルート検索や渋滞予測をしておくことで、距離と時間のロスを防げます。1時間のドライブ中に道に迷い、10分間余計に走行した場合、約17%多く燃料を消費することになります。

また、走行中も渋滞情報などをこまめにチェックしましょう。渋滞を避ければ燃費を節約でき、CO2の排出量が抑えられるほか、ガソリン代の節約になるでしょう。

タイヤの空気圧は日頃から点検・整備しよう


タイヤの空気圧が適正値以下になると、市街地で約2%、郊外で約4%燃費が悪くなります。タイヤの空気圧は1カ月で約5%低下するため、日頃から点検する習慣をつけましょう。

不要な荷物は車から下ろす


不要な荷物は車から下ろしておきましょう。なぜなら車両重量が重くなると、エンジンに負荷がかかり燃費が悪くなるからです。

例えば100kgの荷物を乗せて走行した場合、約3%燃費が悪くなるといわれています。また車の燃費は空気抵抗にも敏感なため、使わないときはルーフキャリアなどの外装品を外しましょう。

気候変動を抑えるために!エコドライブで楽しく貢献

エコドライブを実践することで、燃費の悪化を防ぎ、CO2の排出量を抑えることができます。また、燃費効率が良くなるため、ガソリン代の節約になり、お財布に優しいのもメリットです。

さらに余裕をもって出かけたり、ゆとりをもった車間距離で走行することで、事故のリスクを防ぐことにもつながります。

環境や人に優しく安心・安全なエコドライブ、ぜひ実践してみてはいかがでしょうか。

(参照:「エコドライブ10のすすめ」の改訂について ~地球と財布にやさしいエコドライブを始めよう~)

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