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ネクタイの色が人に与える印象と効果|おすすめシーンも解説
Tuesday, 17 December 2024
そこで今回は、Psychological effects of color(色による心理的な効果)をテーマに、ネクタイの色が人に与える印象と効果に加え、色別のおすすめシーンや選ぶ際の注意点も解説します。
ネクタイの色が印象を左右する理由
ネクタイの色で人に与える印象が変わる主な理由は、色彩心理学と文化的・社会的背景によるものです。
色彩心理学では、色がそれぞれ異なる印象や感情を引き起こすとされています。各色に象徴的な意味があり、ネクタイの色がその人のイメージや気分、意図などを伝える手段になるのです。
例えば赤のネクタイをする場合、見た人に情熱的でエネルギッシュな印象を与えます。色の象徴的な意味を理解し、与えたい印象に合わせたネクタイの色選びをすることで、人に与える印象を効果的にコントロールできるのです。
また、色の意味だけで選ぶのではなく、その場にふさわしい色選びも印象を左右する重要なポイントです。
例えばお葬式のときには光沢のない黒いネクタイを身に着けるなどマナーがあります。シーンに合っていないネクタイの色は、与える印象を悪くするため気をつけなければなりません。
ネクタイの色別|人に与える印象と効果
色はそれぞれ象徴的な意味を持ち、印象に影響するため、身に着けるネクタイの色によって人に与える印象は変わってきます。ここではネクタイの色別に、人に与える印象と効果を見ていきましょう。
<赤(エンジ)系>
赤は、情熱やエネルギー、力強さを象徴します。赤系やエンジのネクタイを着けることで、カリスマ的な印象を与えられるでしょう。また、見た人のモチベーションアップにも効果が期待できる色です。就活や面接、プレゼンの場面などに適しています。
<青(紺)系>
青や紺は信頼や誠実、冷静さを象徴します。また、相手に安心感やプロフェッショナルな印象を与えられるとされています。知的なイメージもあり、日本のビジネスマンに最も好まれる色です。普段使いや商談、交渉の場面にも向いています。
<グリーン系>
グリーンは調和や安定、リラックスを象徴する色で、穏やかで落ち着いた印象を与えられます。相手とのぶつかり合いを避け、協調性を持ちたいときにも効果的です。
トーンが抑えられたグリーンのネクタイなら、より穏やかさを演出できるでしょう。会議などのシーンにもおすすめです。
<ブラウン系>
ブラウンは、堅実さや落ち着きを感じさせる色です。土や木を連想させるため、どっしりとした安定感や貫禄がある印象も与えられます。大人の余裕を演出したい人や、相手に安心感や信頼感を与えたいときにもおすすめです。
無地のネクタイだと地味に感じる人は、チェックやストライプを選ぶことで程よく明るい印象になるでしょう。
<イエロー系>
イエローは元気や明るさ、活発さを象徴する色です。イエロー系のネクタイを身に着けることで、明るく陽気な印象を与えられます。相手に親近感を持たせる効果もあり、コミュニケーションカラーとも呼ばれています。人の目を惹く色でもあるため、注目を浴びたいときにもおすすめです。
<オレンジ>
オレンジは温かさや親しみやすさを感じさせる色です。相手の気持ちを明るくさせ、親しみやすい印象を与える効果もあるため、会食や飲み会、商談の場面にも適しています。話しやすい雰囲気が演出でき、相手との距離感も縮まるでしょう。
<ピンク系>
ピンクは優しさや包容力、温かさを象徴する色です。また、かわいらしさや無邪気な印象を与える効果もあり、恋愛を意識するときにも適しているといわれています。包容力のある人を演出したいときにおすすめです。
濃いピンクは品が無いように思われる可能性があるため、淡いピンクを選ぶと良いでしょう。ピンク系のネクタイはカジュアルなパーティーシーンにも適しています。
<パープル系>
パープルはミステリアスや神秘性を象徴する色です。パープル系のネクタイは、相手に上品さや自信を感じさせる効果があります。また、パープルは昔から気品や高貴な印象があるため、堂々とした自分を演出したいときにも適しています。プレゼンなど自分に自信を持ちたいときに身に着けることをおすすめします。
<グレー>
グレーはシックでクールな印象を持つ色です。主張しない色で、冷静な大人の雰囲気を演出できます。相手の警戒心を解きほぐす効果もあるといわれており、職場での人間関係を良くしたいときにもおすすめです。また、謝罪などの場面では誠意を感じるダークグレーが適しています。
(参考:https://perfect-s.com/announcement/detail/0000000000000066
ネクタイの色選びで注意したいポイント
ネクタイの色選びで注意したいポイントは以下の3点です。
・色味や柄が派手になり過ぎないようにする
・スーツやシャツとのバランスも考慮する
・シーンに合った色合いを選ぶ
色の心理効果だけを意識したばかりに、色味が濃過ぎたり柄が派手になり過ぎたりしないように注意しましょう。また、スーツやシャツの色とのバランスも大事です。さらに基本的なマナーに基づいたシーンに合った色選びも重要です。
(参考:https://www.aoki-style.com/column/business_mens/mens-suit-necktie.php)
色の効果とシーンに合ったネクタイの色選びで好印象を与えよう!
色は人の心理や感情に働きかけるため、ネクタイの色選びで与える印象をコントロールすることは可能です。色の効果とシーンに合ったネクタイの色選びで好印象を与えていきましょう。