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SDGsの達成に向けて子どもができること|安心できる未来へ

Thursday, 12 October 2023

SDGsという言葉が身近に感じられるようになった昨今、持続可能な社会を目指すための取り組みがあらゆるところで行われています。

将来、地球環境の影響を大きく受けるのは子どもたちです。そのため、子どもと一緒にSDGsに取り組みたいと考えている親御さんは多いかもしれません。

そこで今回は、SDGsを子どもに教える重要性やSDGs達成に向けて子どもができることを紹介します!

子どもにSDGsを教える重要性

SDGsの目的は、地球が抱えているさまざまな問題を解決し、誰一人取り残すことのない持続可能な社会を築くことです。2030年までの達成を目指して、世界共通の目標として取り組んでいます。

日本では食品ロスの削減や脱プラスチックなどの取り組みが早急に進められていますが、SDGs17の目標全体で見るとまだまだ問題が解決していないのが現状です。

このままいけば、子どもたちが社会人になって活躍する20年後、30年後は今よりも暮らしにくい環境になっているかもしれません。

子どもたちが希望を抱き、安心して暮らせる未来のためにも、SDGsを教えることは非常に重要です。環境問題に親子で関心を持ち、今できることに取り組むことが明るい未来につながっていきます。

SDGsに向けて子どもができること

ここからは子どもができるSDGSに向けた取り組みを紹介していきます!日常生活の中でできる身近なアクションですので、お子さんをサポートしながら一緒に取り組んでいきましょう。

ごはんを残さず食べる

ごはんを残さず食べると、食品ロスを削減できます。世界では貧困や飢餓が問題となっている一方で、先進国では大量の食品が廃棄されているのです。食品がたくさん売れるからと先進国は世界中から大量に原料を輸入しています。

そのため、先進国が食品ロスを減らせば結果的に飢餓で苦しむ人に食糧がまわるといわれています。ごはんを残さず食べることは、SDGs2「飢餓をゼロに」SDGs12「つくる責任つかう責任」に貢献できる取り組みです。

ものを大切に使う

おもちゃやぬいぐるみ、文房具など、ものを大切に使うようにしましょう。鉛筆や消しゴムは最後まで使い切る、紙を無駄にしないなど、身近なことから意識してみるのも良いでしょう。

同じようなおもちゃを買ったり、まだ使えるのに捨ててしまったりしていないか考えてみるのもおすすめです。

ものを生産・消費するには大量の資源とエネルギーを消費します。ものを大切にすることは、SDGs7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」SDGs12「つくる責任 つかう責任」につながるアクションです。

友だちと仲良く遊ぶ

友だちと仲良く遊ぶこともSDGsにつながる重要なことです。SDGsの目標は環境問題のみならず、多様性を尊重する豊かな社会を目指しています。

SDGs目標5「ジェンダー平等を実現しよう」SDGs目標10「人や国の不平等をなくそう」でも、お互いの存在を認め合い、尊重し、公正に生きられる社会を目標としています。

友だちと遊ぶことは、他人との違いを知り、尊重し合える人間関係を築く土台となるのです。

水や電気を使い過ぎない

水や電気を使い過ぎないこともSDGsの達成に関わる重要な取り組みです。水を出しっぱなしにしない、電気をつけっぱなしにしないなど、子どもに声かけして節電・節水を心がけましょう。

電力の消費は、気候変動や地球温暖化の原因となるCO2を排出します。また、開発途上国では今も水にアクセスできない人々がたくさんいます。

節電や節水に取り組むことでSDGs目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」SDGs目標13「気候変動に具体的な対策を」SDGs目標6「安全な水とトイレを世界中に」の達成に近づけるでしょう。

植物や動物の世話をする

植物や動物の世話をすることで、命の大切さや思いやりを育むことができます。命の大切さや思いやりを持つことができれば、他者に対しても優しくできるでしょう。

SDGs目標5「ジェンダー平等を実現しよう」SDGs目標16「平和と公正をすべての人に」を目指す上で大切なことです。

一人ひとりが互いの命を大切にして思いやりを持てば、誰一人取り残さない世界の実現も夢ではありません。

手洗い・うがいを習慣化する

手洗い・うがいは、一見SDGsに関係ないような気がするかもしれません。しかしSDGs目標3には「すべての人に健康と福祉を」という目標があります。

子どもの頃から手洗い・うがいを習慣化し健康管理を身に着けることで病気を予防できます。

また、自分が健康でいれば病気を人にうつすリスクもありません。人の命を守るための感染対策としても必要な取り組みです。

安心して暮らせる未来のために、今できることを親子で取り組もう!

SDGsに向けてできることは、日常の中にたくさんあります。小さな行動でも一人ひとりが継続して積み重ねていくことで、大きな変化につながるものです。安心して暮らせる未来のために、今できることに親子で取り組んでみてはいかがでしょうか。

(参照:外務省:SDGsとは?)

あわせて読みたい: SDGs4「質の高い教育をみんなに」の内容と世界の現状

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