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ヴィーガンはお酒を飲んでもOK?それともNG?
Monday, 15 May 2023
ヴィーガンでもお酒は飲める?
結論からお伝えすると、ヴィーガンでもお酒を飲んでOKです。なぜならお酒のほとんどは植物性由来の原料を使用しており、動物性由来の原料を含んでいないものが多いからです。
例えばビールの原料は麦芽や酵母、ホップを使用しており、梅酒や杏露酒、ワインなどは果実を原料としています。また、日本酒は米と麹、焼酎は麦、芋、米が主な原料です。
これらのお酒はヴィーガンでも問題なく飲むことができ、ヴィーガン対応のレストランでも提供されています。
ヴィーガンが飲めないお酒もあるの?
一方で、ヴィーガンが飲めないお酒もあるので注意が必要です。例えば製造過程でお酒の濁りを除去するために清澄剤を使用しているものがあります。
清澄剤には、魚の浮袋を原料とするコラーゲン、豚、牛などを原料とするゼラチンや卵白などが使われるケースもあります。ただし、清澄剤の中には珪藻土(けいそうど)や柿渋を使用したものがあり、これらは植物由来であるため安心です。
また、ミルク系のカクテルなどは牛乳を使用しているためNGです。自分で作る際には牛乳の代わりに豆乳やアーモンドミルクなど植物由来のプラントベースミルクで代用すると良いでしょう。
ヴィーガンはお酒を飲んでもOKですが、全てのお酒が飲めるわけではないと覚えておきましょう。
ヴィーガン認証されたお酒がおすすめ
ヴィーガン食を実践している人におすすめなのが、ヴィーガン認証を取得したお酒です。ヴィーガン認証されたものは、原料はもちろん、製造過程においても動物由来の原料を使用していません。
厳しい基準のもとで認証されているので、信頼度が高いといえるでしょう。植物由来の原料のみで作られているため、ヴィーガンでも安心して飲むことができます。
パッケージに認証マークが表示されているため、ひと目でヴィーガン対応とわかるのも良いところです。
(参照:ベジタリアン・ヴィーガン認証マーク | VegeProject Japan ( NPO法人ベジプロジェクト ))
ヴィーガン認証されているお酒の種類
ヴィーガン認証を受けているお酒にはどんなものがあるでしょうか。ここではヴィーガン認証を受けているお酒の種類を見ていきましょう!
ビール
日本のメーカーからもヴィーガン認証されたビールが登場しています。まだまだヴィーガン認証を受けているビールは少ないですが、これから増えていくと考えられています。
ビールには「オーガニックビール」というものもありますが、これは化学肥料や農薬不使用の有機栽培で作られていることを意味します。
製造過程で動物由来の原料を使用していないとまでは判断できないため、ヴィーガンにこだわるならヴィーガン認証ラベルがあるものを選ぶのがおすすめです。
焼酎
ヴィーガン認証を受けている焼酎は主に米焼酎で、いくつかの蔵元がすでに認証を取得しています。今後、黒糖や芋などほかの焼酎でも、ヴィーガン認証を受けるものが増えていくことが期待されています。
(参照:ヴィーガン認証取得のお酒に注目増加)
日本酒
日本酒は日本産の米や麹を原料としていますが、日本のヴィーガン認証を受けているものもあれば、イギリスのヴィーガン認証を受けためずらしい日本酒もあります。認証機関が他国であっても、厳しい審査をクリアしていることには変わりないため、ヴィーガン対応のお酒として信頼して良いでしょう。
ワイン
ワインはブドウのみを原料とするため、ヴィーガンでも問題なく飲めるお酒というイメージですが、不純物を除去するために動物性の清澄剤を使用しているケースが多くあります。そのため、ワインであってもきちんとヴィーガン認証を受けているものがおすすめです。
ヴィーガン認証を受けているワインであれば、清澄剤に植物由来の珪藻土などを使用しているため、安心して飲めます。
ヴィーガンでもお酒はOK!健康のために適度に楽しもう
ヴィーガンでもお酒を飲んでOKですが、製造過程で動物由来の原料を使用しているものもあるため、ヴィーガン認証を受けたお酒を選ぶのが確実です。
日本ではヴィーガン認証を受けているお酒はまだ少ないですが、これから徐々に増えていくことが期待できるでしょう。
ヴィーガンはヘルシーな食生活が基本ですが、お酒が飲めるからといってアルコールを過剰に摂取するのは健康に悪影響です。ヴィーガン認証されたお酒を飲む際にも、飲み過ぎには注意し適度に飲酒を楽しんでくださいね。
※お酒は20歳になってから楽しみましょう。
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