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高橋メアリージュンさんがフードロス削減の活動を始めた理由

Friday, 13 September 2024

ファッション誌のモデルとしてデビューし、テレビや映画、CMなど多方面で活躍する高橋メアリージュンさん。数年前から環境問題に関心を持ち、フードロス削減のプロジェクトに取り組んだり、社会人向けの農業学校で学んだりと、サステナブルなアクションを起こしています。

今回は「The use of arts to promote sustainability(持続可能性を促進するための芸術の使用)」をテーマに、フードロス削減に関する発信を広げる高橋メアリージュンさんのサステナブルな活動を解説します!

フードロス削減の活動をするようになったきっかけとは?

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高橋メアリージュンさんがフードロス削減の活動を始めたのは、2020年に新宿御苑で行われたサステナブルなファッションショーのマルシェで規格外野菜の存在を知ったことがきっかけでした。

それまでフードロスについて詳しく知らなかったメアリージュンさんは、フードロス食材が並ぶマルシェで初めて規格外野菜を知ったといいます。

マルシェのスタッフから、本来規格外野菜は捨てられてしまうものという事実を聞き、「自分と同じように規格外野菜について知らない人は多いかもしれない。多くの人が現状を知ることで、フードロス削減につながるのでは」という思いに至りました。

マルシェでの体験を通じて、フードロス削減のために行動を起こそうと決意したと話されています。

(参照:高橋メアリージュンさんが「フードロス削減のために行動を起こす」と決めた理由)

フードロス削減プロジェクトのアップサイクルマルシェを開催

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もともと行動力のあるメアリージュンさんは、モデルの友人とフードロス削減プロジェクトの活動を開始します。2021年の10月と2022年3月には、フードロス削減プロジェクトのアップサイクルマルシェのイベントを開催しました。

野菜を置く台なども木を切るなどして手作りで作製し、ゼロから準備に携わりました。当日は現地で規格外野菜や果物の説明や販売などを担当したそうです。

(参照:高橋メアリージュンさんが「フードロス削減のために行動を起こす」と決めた理由)

社会人向けの農業学校でフードロスや農業について学ぶことを決意

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メアリージュンさんはフードロス削減の活動に取り組む中で、本気で農業を学ぼうと決意します。

フードロスや農業について知識が無い状態で活動をしている中で、「失礼のないように、農業を学んで最低限の知識を身に着けたい」と思ったと話しています。そして社会人向けの農業学校に入学し、オンラインで農業の技術と経営を学びました。

学校ではオンライン授業のほかに、月に2回畑に足を運び農業の方法や野菜の手入れなどを学ぶ実習もあったといいます。サツマイモを収穫したり採れたての新鮮な野菜をキッチンカーで調理をしたものを食べたりと、土に触れることの楽しさを実感したそうです。

ドラマの撮影でハードスケジュールの中、睡眠不足で実習に参加したこともあったといいます。しかし、逆にリフレッシュになり、自然のパワーのすごさを感じたと話しています。

(参照:高橋メアリージュンが本気で農業を学ぶ理由「フードロス削減に必要なこと」)

農業学校卒業後は農のある暮らしを実践!講師としてSDGsの授業も

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2022年の2月に農業学校を修了したメアリージュンさんは、農のある暮らしを実践し、高校で講師としてSDGsに関する授業を実施するなど、活動の幅を広げています。ここでは、これらの具体的な活動内容について見ていきましょう。

シェア畑を借りて野菜を栽培

メアリージュンさんは農業学校を卒業したあと、シェア畑を借りて野菜の栽培を始めました。学校に入学した動機は、「フードロス削減の活動をするために知識を広げたい」という思いでしたが、学校での実習を通して野菜を育てることの楽しさにのめり込んでいったといいます。

土や植物に触れる楽しさを知り、育てた野菜のおいしさに感動したと話しています。同時に、野菜作りから多くのことを学び、自然に感謝することが増えたそうです。

植物に生命を感じるようになり、その命を頂くことへの感謝や、野菜を育てる土にも還元したいと思うようになったと話しています。

感謝が連鎖して良い循環が生まれることを感じ、野菜を作ることで周りに良い影響を与えていきたいといわれています。

(参照:人間として成長させてくれた、高橋メアリージュンにとっての“農”とは)

講師として高校生80人にSDGsの授業を実施

  

東京家政学院の「SDGsプログラム」のイベントで、メアリージュンさんが講師として出前授業に参加しました。

高校生80人と交流し、SDGsやフードロスについて自身の体験や考えを語りました。食材はオーガニックや生産者の顔が見えるものを選んでいると話し、フードロスを防ぐために買い物に行く前には冷蔵庫を確認したり、冷凍保存を活用したりといったアイデアを紹介しました。

さらに、バングラデシュを訪れたことも語り、飢餓問題に触れ、フードロスの問題は世界全体につながっていることを訴えています。

SDGsに対しても関係のない問題はなく、全部自分に返ってくることだと語り、日々の買い物なども楽しく選択してほしいと呼びかけました。

(参照:高橋メアリージュン「学びのモチベーション上がった」SDGsイベントで高校生と交流)

高橋メアリージュンさんの行動力に学び、フードロス削減に楽しく取り組もう!

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高橋メアリージュンさんは、サステナブルなファッションショーのマルシェコーナーで規格外野菜を知ったことをきっかけに、フードロス削減のプロジェクトに取り組み始めました。

また、自ら農業学校で学び、その後もシェア畑で野菜を育てSNSやメディアを通してフードロス削減の重要性を発信するなど、SDGsに貢献し続けています。

メアリージュンさんの行動力に学び、規格外野菜を選んでみたり、食材を無駄にしないよう買い物を工夫してみたりと、楽しくフードロスに取り組んでみてはいかがでしょうか。
あわせて読みたい: フードロスをなくすためにできること

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