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サステナブルツーリズムが熱い!海外のユニークな取り組みとは?

Wednesday, 07 February 2024

持続可能な観光として注目が高まっているサステナブルツーリズム。日本でもサステナブルツーリズムを意識したツアープランやホテルなどが増えつつありますが、海外では先進的でユニークな取り組みが多数あります。

そこで今回は、サステナブルツーリズムの定義や海外のユニークな取り組みをご紹介します!

サステナブルツーリズムとは?

サステナブルツーリズムとは、「持続可能な観光」を意味する言葉です。持続可能な観光とは、観光地の自然環境や生活環境に配慮しながら、地域の自然や文化を生かした観光づくりと、そこに住む人々の暮らしを豊かにすることを意味します。

サステナブルツーリズムは、観光業が引き起こす自然破壊や、観光客による生活環境破壊の問題を解決し、環境や地域住民を大切にしながら長期的に観光が楽しめる社会を作るための取り組みです。

(参照:持続可能な観光の定義)

サステナブルツーリズムに向けた海外のユニークな取り組み 

サステナブルツーリズムの取り組みは海外を中心に広がっています。特にSDGsやサステナブルへの関心が高い国々では、先進的でユニークな取り組みが実施されているのです。

具体的にどんな事例があるのか、チェックしていきましょう!

思いやりの心「マラマ」を大事にするハワイの取り組み

 

ハワイ環境局では「マラマハワイ」をスローガンに掲げ、サステナブルツーリズムに関する取り組みを展開しています。

「マラマ」はハワイ語で「思いやりの心」という意味です。「マラマハワイ」をテーマに、観光客へ以下の5つの行動指針を示しています。

1.海洋生物と遭遇してもむやみに近づかない。エサをやらない。

2.有害成分が含まれる日焼け止めの使用禁止。

3.森林に入る際には、靴の裏についた泥を落とすこと。

4.進入禁止エリアには絶対に入らない。

5.マイバッグやマイボトルの持参を推進。

ハワイでは海洋生物にエサを与えることに加え、近づくことも禁止されています。生き物ごとに決められている推奨距離よりも近づくのは禁止です。

また、一般的な日焼け止めは、含まれる有害成分が海洋汚染やサンゴの破壊につながるという理由から禁止になっています。

さらに、森林に入る際に靴の裏についた泥を落とさなければならない理由は、ハワイに生息する約2,944種類もの固有種を菌から守るためです。

加えてマイバッグやマイボトル持参の推進は、環境破壊につながるプラスチックごみの削減を目的としています。

(参照:Malama Hawaii【マラマハワイ】 ハワイ州レスポンシブルツーリズム情報サイト)

スローダウンな旅を推奨するフィンランドの取り組み

自然と調和した暮らしを大切するフィンランドでは、旅行時での行動に対する誓約書として「サステナブル・フィンランド誓約」というものがあります。

誓約書には、「フィンランド人のように内面からスローダウンする」といったユニークな表現が書かれているのが特徴です。

自然を尊重し、森林ではごみを残さない、キャンプをするときには設営場所に注意するといった内容も含まれます。さらに地元の人々の生活にも配慮し、むやみやたらに写真を撮らないといった約束事もあります。

誓約書と聞くと堅苦しく感じますが、時折ユニークな表現が盛り込まれている点が魅力です。フィンランドが大切にするスローダウンな旅で、ゆっくりと自然を楽しんでほしいといった思いも込められています。

(参照:フィンランド公式トラベルガイド)

先住民族の暮らしを体験できるオーストラリアの取り組み

 

オーストラリアが取り組むサステナブルツーリズムには、先住民族「アボリジニ」の生活を疑似体験できるツアーがあります。

土地との結びつきや伝統を大切にするアボリジニのガイドに導かれて地域を散策し、文化に触れ合ったり観察したりしながら、暮らしを疑似体験していきます。

地球上にはさまざまな価値観や文化を持つ国や人々がいるというのを、体験を通して知る貴重な旅となるでしょう。ツアーの収益は、先住民族たちの生活を支える資金として役立てられています。

(参照:エコツーリズムとオーストラリアの先住民族 – Ecotourism World)

観光地での移動は電動キックボードを推奨するスウェーデンの取り組み

 

2020年度のSDGs達成度ランキングで1位を獲得しているスウェーデン。ストックホルムでは、地下鉄・電車・バスなどの公共交通機関では、100%再生可能エネルギーへの切り替えを達成しています。

そんなストックホルムの観光地では、移動手段として公共交通機関のほかに電動キックボードを推奨しています。

実は電動キックボードも再生可能エネルギーが使用されているのです。そのため、温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)を排出せずに移動できます。

スウェーデンでは街のいたるところで電動キックボードの乗り捨てができます。利便性が高いことから、住民はもちろん観光客にも多く利用されているのです。電動キックボードの導入は車の利用を減らし、CO2削減に大きく貢献しています。

(参照:世界一サステナブルな旅行先!?スウェーデンに行こう! – Ecotourism World)

海外旅行はサステナブルツーリズムを選択肢のひとつに入れてみよう!

サステナブルツーリズムは、従来の観光業が引き起こした自然破壊や地域住民への生活環境破壊の問題を解決するために必要不可欠な取り組みです。

環境や人に配慮したサステナブルツーリズムによって地球環境を守り、地域住民の生活向上にもつながります。

海外では実にユニークで楽しい取り組みが充実しています。海外旅行を検討している人はぜひ、サステナブルツーリズムを選択肢のひとつに入れてみてはいかがでしょうか。
あわせて読みたい: 持続可能な観光とは?サステナブルツーリズムが求められる理由

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