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ベランダから始めるUrban Farming|実践方法や注意点を解説

Friday, 01 November 2024

都市部で野菜や植物を育てる「Urban Farming」。都市環境で野菜づくりを楽しめるだけでなく、環境保全や食料自給率向上などの観点から世界的に関心が高まっています。

とはいえ「都市生活で野菜づくりを始めるのって大変そう…」と思う人は多いかもしれません。そこでおすすめなのがベランダから始めるUrban Farmingです。

今回は初心者でも簡単にできる、ベランダで行なうUrban Farmingの実践方法や注意点を解説します!

ベランダで行なうUrban Farmingの魅力

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ベランダなら広い庭がなくてもプランターを使って手軽にUrban Farmingを実践できるのが魅力です。野菜や植物の世話をするために畑まで出向く必要がなく、家にいがら野菜づくりが楽しめるので忙しい人にも向いています。

また、自分で育て自分で収穫するため、農薬の心配など無く、安心して食べられるのも良い点です。さらに、収穫後すぐに食べられるので新鮮でおいしく栄養価の高い食材が食べられます。

そして、自分で食材を生み出せるようになれば節約にもつながるため、経済的に良い影響を得られるのもううれしいポイントです。

Urban Farmingをベランダで実践する方法

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ベランダでUrban Farmingを始めようと思っても、何から手をつければ良いのか、またどんな野菜を育てられるのかわからないかもしれません。ここからは、ベランダでUrban Farmingを実践する方法を見ていきましょう。

必要なものをそろえる

 

ベランダでのUrban Farmingに必要なものは、以下の通りです。

・プランター(植木鉢)
・培養土
・鉢底石
・鉢底ネット
・じょうろ
・スコップ
・軍手

ベランダで栽培するならプランターは軽量のものがおすすめです。育てる植物に応じて、深さと大きさが合ったプランターを選びましょう。培養土は肥料が配合されているため、野菜や植物を育てる上で便利です。

また、鉢底石はプランターの底に敷き詰める石のことで、土の水はけを良くし、根腐れを防ぐ役割があります。鉢底ネットはプランターや植木鉢の底に入れる目の細かいネットのことで、害虫の侵入や土の流出を防ぐのに役立ちます。

さらにベランダには水道が設置されていないことが多いため、水やりするときにはじょうろがあると便利です。

種まきの方法

  

まずはプランターの底に鉢底ネットを敷き、その上に鉢底石を敷き詰めます。その上に培養土をプランターの8分目あたりまで入れていきます。土を平らにしたら少し水をかけて土を湿らせましょう。

種のパッケージを確認し、植物に応じた方法で種をまいていきます。種をまいた後は、種が流れない程度に水をやりましょう。

(参照:ベランダで家庭菜園を作る方法)

苗の植えつけ

 

苗を植えつける場合も種まきの際と同様に、プランターに鉢底ネット、鉢底石、培養土を入れます。そして培養土に穴を掘り、そこに苗を植えつけます。

苗の周りについている、根鉢と呼ばれる土は形を崩さないよう、そのまま植えつけて根を傷つけないようにするのがポイントです。植えつけをしたら根鉢の肩の部分が隠れるまで土をかぶせましょう。苗を選ぶ際には以下を基準に選ぶのがおすすめです。

・茎が太くてまっすぐ伸びている
・根元が安定していてグラグラしない
・葉に厚みがあり、色も濃いめ
・葉の枚数が多い

(参照:ベランダでも野菜が作れる!プランター菜園の始め方)
(参照:ベランダで家庭菜園を作る方法)

水やり

 

水やりの基本は、土が乾いていたら水をやることです。湿っている状態で水やりをすると根腐れの原因になってしまうため、気をつけましょう。また、水やりをするときにはたっぷりと、根元にやるのがポイントです。

(参照:水やりのコツをマスターしよう!ガーデニング上手は水やりから)

ベランダでUrban Farmingを始める際の注意点

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ベランダでUrban Farmingを始める際に、いくつか注意点があります。どんな点に気をつけたら良いのか確認していきましょう。

ベランダの日当たりや風の通り具合を確認する

 

植物を育てるには、日当たりが重要です。ベランダの日当たり具合を確認し、できるだけ日当たりの良い場所にプランターを置きましょう。植物は日に当たることで光合成していくため、成長スピードも早くなります。ただし、真夏のベランダは直射日光が原因で土の温度が上がり過ぎてしまうため、日差しの強い時間帯は置く場所を移動するなどして、直射日光を避けましょう。また、野菜などの植物が成長していくためには、風通しの良さも大切です。葉や根をグングン伸ばしていけるよう、隣同士の葉が触れない程度に距離を空けてプランターを置くと良いでしょう。

避難経路の前はプランターを置くのを避ける

  

アパートやマンションのベランダは共用部分であり、住民の避難経路でもあります。万が一災害が発生した際に、プランターが避難経路をふさいで通行できないといったことがないよう、避難経路の前には置かないようにしましょう。

近隣に迷惑をかけないように気をつける

 

ベランダで野菜や植物を育てる際には、近隣に迷惑をかけないようにすることが大切です。水やりの際には階下にかからないよう十分注意しましょう。また、野菜には虫がつきやすいため防虫対策も必要です。オーガニックの防虫剤や防虫ネットで対策をしましょう。加えて
肥料の臭いや落下物にも注意が必要です。

(参照:必見!ベランダ菜園の注意まとめ!ベランダ菜園をはじめよう)

Urban Farming初心者はベランダがおすすめ!手軽に野菜を育ててみよう

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プランターを使った栽培では、バジル、ミント、ルッコラなどのハーブからキュウリ、トマト、ナスなどの野菜も育てられます。夏にはエダマメやオクラ、冬にはラディッシュやイチゴなどがおすすめです。ぜひベランダからUrban Farmingを始めてみてはいかがでしょうか。

(参照:ベランダでも野菜が作れる!プランター菜園の始め方)
あわせて読みたい: レタスの栽培方法|プランターでの育て方とポイントを解説!

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