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Urban Farmingのコミュニティーを調査!メリットも解説

Thursday, 17 October 2024

Urban Farmingのコミュニティーとは、都市部で農業活動を行うための組織や団体のことです。メンバーが協力してコミュニティーファームを運営し、野菜や果物などを共同で栽培しています。

コミュニティーに参加することで、手軽に農業体験ができたり、地域活性化に貢献できたりなど多くのメリットを得られるのが人気の理由です。

今回は、Urban Farmingのコミュニティーについて、参加するメリットや活動事例を解説します!

Urban Farmingのコミュニティーとは?

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Urban Farmingのコミュニティーとは、都市部で農業活動を行うための団体や組織を指します。ビルの屋上や遊休地、学校などの教育機関の空きスペースを利用してコミュニティーファームを作り、メンバー全員で運営するのが特徴です。

野菜や果物の栽培、収穫を共同で行うほか、食育に関するワークショップやファーマーズマーケットなどを通して、地域住民同士の交流を促進する活動を行っています。

都市生活者に農業の楽しさや重要性を伝え、持続可能な食文化や社会づくりに貢献しています。

また、日本におけるUrban Farmingのコミュニティーは、非営利団体がほとんどです。
運営費はメンバーからの会費や、イベントの参加費、個人や企業からの寄付金やスポンサーシップ、国や自治体からの助成金などでまかなっています。

加えて、育てた野菜や果物を直売所やファーマーズマーケットで販売し、収益を運営費に充てる場合もあります。

(参照:Tokyo Urban Farming)
(参照:URBAN FARMERS CLUB | CULTIVATE THE FUTURE)
(参照:みんなでつくる、アーバンファーミングマップ。 | grow SHAR)

Urban Farmingのコミュニティーに参加するメリット

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Urban Farmingのコミュニティーに参加すると、農業や食育に関する知識や技術が学べたり、人間関係が広がったりと多くのメリットが得られます。具体的にどんなメリットがあるのか見ていきましょう。

手ぶらで手軽に農業体験ができる

 

Urban Farmingのコミュニティーには、手ぶらで農業体験ができるシステムを取り入れているところもあります。コミュニティーファームに行けば、長靴や作業具などがそろっているため、手ぶらで農業体験が楽しめるのです。

出勤前や仕事終わり、買い物ついでにふらっとコミュニティーファームに寄って、農作業をすることができます。

農業や食育に関する正しい知識や技術を学べる

 

Urban Farmingのコミュニティーでは、農業や食育に関する正しい知識や技術を学べるメリットがあります。

家庭菜園で野菜作りに挑戦したけれど、なかなか上手くいかなかったという人も、正しい栽培方法を知ることで新鮮な野菜が育ち、収穫の喜びを体験できるでしょう。

自給自足のスキルを身に着けておけば、災害時などの食料不足にも対応でき、持続可能な食生産が実現します。

共通の趣味や目的を持つ人とのネットワークが築ける

Urban Farmingのコミュニティーに参加することで、共通の趣味や目的を持つ人との出会いが広がります。コミュニティーでの活動を通して協力し合うことで、お互いの絆や信頼が深まり、良い人間関係が構築できるでしょう。新しい友人やネットワークを築きたい人にも適した環境です。

Urban Farmingを通して環境への貢献ができる

Urban Farmingの活動を通して、環境への貢献ができるのもメリットです。例えば、コミュニティーファームを作ることで都市の緑化が進むため、ヒートアイランド現象の緩和につながります。

また、緑化によって空気の質の向上が期待できるため、都市環境における大気汚染の緩和にも効果的です。さらに、緑化は温暖化の原因となるCO2を吸収する働きがあるため、気候変動対策にも貢献できます。

加えて、コミュニティーファームで育てた野菜を収穫して食べることで、食料の輸送にかかるCO2排出量を削減できるのもメリットです。

持続可能なライフスタイルを推進できる

 

自給自足のスキルを身に着け、廃棄物を活用したコンポストやリサイクルなどを実践することで、持続可能なライフスタイルを実践できます。資源の循環利用は、持続可能な社会をつくる上で必要不可欠です。

Urban Farmingを通じた持続可能なライフスタイルの実践を示していくことで、社会全体の意識向上にも貢献します。

運動・食事など、健康的な生活が実現しやすくなる

コミュニティファームでの農作業を通じて身体を動かすことで、運動不足の解消や足腰の筋力アップなど、健康的な生活が送れるようになります。

また、土や緑に触れることでストレスが軽減し、植物が育っていく喜びや達成感を味わえるでしょう。さらに、健康的な食生活を実現しやすくなるのもメリットです。

(参照:都市の“農”は作物だけではなくコミュニティ、ライフスタイル――プラスアルファを育てる)

日本におけるUrban Farmingのコミュニティ団体の活動事例

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Urban Farmingのコミュニティでは農作業だけでなく、多岐に渡る活動を行っています。以下は日本におけるUrban Farmingのコミュニティの活動事例です。

・育てた野菜を地域のイベントで販売
・地域の保育園や幼稚園と連携して子ども向けの食育ワークショップを開催
・コミュニティファームのあるビル内のレストランに、採れたて野菜を提供
・コンポストプロジェクトで廃棄物の削減

(参照:Tokyo Urban Farming)
(参照:URBAN FARMERS CLUB | CULTIVATE THE FUTURE)
(参照:みんなでつくる、アーバンファーミングマップ。 | grow SHAR)

Urban Farmingのコミュニティ参加におすすめな人

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Urban Farmingのコミュニティ参加は、以下のような人におすすめです。

・家庭菜園で上手く育てられない人
・共通の趣味や目的を持つ仲間を作りたい人
・健康意識を高めたい人
・自給自足のスキルを学びたい人
・子どもに食育を教えたい人
・SDGsや環境保全に貢献したい人

Urban Farmingのコミュニティで、野菜を育てる喜びを分かち合おう!

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Urban Farmingのコミュニティは、農業の楽しさや重要性を伝え、自給自足のスキルを提供し持続可能な食文化や社会づくりに寄与しています。

忙しい都市生活者でも、手ぶらで農業体験できるのは嬉しいメリットです。ぜひ一度、体験してみてはいかがでしょうか。
あわせて読みたい: サーキュラーエコノミーを体験から学ぶ!メリットと事例も解説

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