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ヴィーガンうどんとは?特徴やおすすめの食べ方をチェック!
Wednesday, 15 March 2023
ヴィーガンうどんと聞いて「そもそもうどんって小麦で作られているからヴィーガン食なのでは?」と思う人もいるかもしれません。
麺だけでいうとそうなのですが、うどんのつゆにはかつおだしが使われているものが多く、厳密にいうとうどんはヴィーガン食ではないのです。
では、「ヴィーガンうどん」とは一体どのようなものを指すのでしょうか。今回はヴィーガンうどんの特徴やおすすめの食べ方をあわせてご紹介します!
ヴィーガンうどんの特徴
ヴィーガンうどんとは、動物性食品を一切使用していないうどんを指します。麺のみならず、うどんのつゆやトッピングの具材など、全て植物性由来の食材で作られているものです。
そのためうどんのつゆにかつおだしは使用せず、昆布だしを中心に、乾燥しいたけや大豆などが使われているのが特徴です。
また、味を調整する際の砂糖に関しても、白く精製されたものではなく、てんさい糖や黒糖など、天然素材の砂糖を使っているケースもあります。
トッピングにはもちろん、動物性食材の肉や海老、魚などを乗せたりしないのが基本です。そう考えると、これまで外食先でのうどんメニューには、ヴィーガン対応のものは少なかったといえるでしょう。
しかし最近では、ヴィーガンへの関心が高まると共に、徐々にヴィーガンうどんを取り入れるお店も増えてきています。
さらにヘルシー!グルテンフリーなうどんも
ヴィーガンうどんの中にはさらに麺にもこだわった、グルテンフリーなうどんもあります。グルテンフリーとは小麦粉に含まれ弾力を生む「グルテン」を避ける食事を意味し、小麦不使用の食品に対して使われています。
グルテンフリーの麺には、米粉や枝豆、大豆などを主原料として作られたものなどがあります。小麦の麺よりも血糖値が上がりにくいため、ダイエットや健康に気をつけている人におすすめです。
ヴィーガンうどんのおすすめの食べ方
ヴィーガンうどんは、トッピングで肉や海老の天ぷらなどを乗せられないため、味気ないイメージがあるかもしれません。しかし、動物性の食材を一切使わないヴィーガンうどんでもアレンジ次第でボリューム満点で食べ応えのあるメニューになります。
ここでは満足感の得られるヴィーガンうどんのおすすめの食べ方を3つ紹介します!
卵不使用の天ぷらを添えた「ヴィーガン天ぷらうどん」
卵を使わず、水と粉を溶いて衣にすれば天ぷらも食べられます。例えばタマネギやゴボウ、ニンジン、ミツバなどを細切りにして衣で和えて油で揚げれば、動物性食品不使用のかき揚げ風の天ぷらができあがります。
温かいうどんに乗せて食べれば豪華な天ぷらうどんが楽しめますよ。マイタケやシメジなど、キノコを使った天ぷらも良いですね。
ベジタブルカレーをかけた「ヴィーガンカレーうどん」
ボリュームあるうどんが食べたい人におすすめなのが、植物性の食材のみで作られたベジタブルカレーを使ったヴィーガンカレーうどんです。
ベジタブルカレーは肉の代わりに大豆やひよこ豆などの豆類を使っているものが多いため、植物性たんぱく質もしっかり摂れます。
ベジタブルカレーに植物性のうどんつゆを少し加えるなど、好みの味にして食べるのが良いでしょう。カレーのおいしさとうどんの良さを両方味わえる、満足度の高いアレンジメニューです。
とろろと納豆、ねぎを乗せた「冷やしねばねばヴィーガンうどん」
冷たいうどんが好きな人におすすめなのが、ととろや納豆、ネギを乗せた「冷やしねばねばヴィーガンうどん」です。お好みで軽くゆでて刻んだオクラや大根おろし、海苔をトッピングしても良いでしょう。
梅干しや大葉を添えればよりさっぱりとした味わいが楽しめます。また、わかめなどの海藻類をプラスすれば、食物繊維とミネラルたっぷりの健康的な冷やしうどんにアレンジできますよ。
身体にも環境にも優しい!ヴィーガンうどんを作って食べてみよう
ヴィーガンうどんは、つゆやトッピングも含め動物性の食材を一切使用しないのが特徴です。質素に思われがちですが、アレンジ次第で一般的なうどんに劣らないほどボリュームのあるメニューになります。
植物性食材の野菜やきのこ類、豆類や海藻類をトッピングに使うのがポイントです。今回紹介したおすすめの食べ方を参考に、ぜひ身体にも環境にも優しいヴィーガンうどんを作り、食べてみてはいかがでしょうか。
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