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ちょっとしたコツで正月太りにサヨナラ!
Friday, 21 January 2022
正月太りの実態調査
500人を対象としたアンケート調査によると、約8割の人が正月太りを経験しているとのこと(GOFOOD 調べ)。その理由に、約半数が食べる量が多いからと回答しています。次に多いのが運動不足。この二つは多くの人に心当たりがあるのではないでしょうか。正月太りは他人ごとではないのです。
食べる量が多いとありましたが、年末年始に食べるものと言えば、年越し蕎麦におせち、お餅を使った料理(お雑煮やお汁粉、焼き餅)などです。
それではこれらの食べ物のうち、積極的に食べたほうが良いもの、逆に食べ過ぎに気を付けた方が良いものはどれでしょうか。
おせち料理、どれを食べる?
まずはなるべく炭水化物・糖質の少ない食べ物を選びましょう。以下では、おせち料理について、積極的に食べたいものや控えたいものをご紹介します。
<定番のおせち・積極的に食べたいもの>
・黒豆:
たんぱく質や食物繊維が豊富で、カリウムにはむくみの解消効果あり
・数の子:
たんぱく質が豊富で低糖質
・たたきごぼう:
食物繊維が豊富な食べ物の代表格
・蒲鉾:
たんぱく質が豊富で低脂質
・鰤、鯛:
たんぱく質、血液をサラサラにするEPA、脳の働きをよくするDHAが豊富
・海老:
鶏むね肉にも匹敵するたんぱく質量に加え、低糖質、低脂質、低カロリー。血中コレステロールや中性脂肪を減らし、肝機能や疲労の回復に役立つタウリンが豊富
・紅白なます:
低カロリーで食物繊維が豊富、お酢のアミノ酸は脂肪燃焼を助けてくれる
・ニシンの昆布巻き:
食物繊維がとても豊富
・手綱こんにゃく:
腹持ちがよく、とても低カロリー
・タケノコ:
低カロリー、低糖質、低脂質。カリウムにはむくみの解消効果あり
こう見ると思いの外、健康に良さそうなものが多いですが、くれぐれも食べ過ぎは禁物です。おせちは比較的味付けが濃いので、塩分を摂り過ぎるとむくみやすくなります。
そこでおすすめなのは、黒豆茶。黒豆に含まれるカリウムは過剰なナトリウムを排出してくれる働きがあります。アントシアニンは血糖値の上昇を防ぎ、ビタミンB1がアルコールの分解をサポートするといった効果も期待できます。
お酒は程々に、黒豆茶を取り入れてみるのも正月太りを防ぐコツの一つです。
<食べ過ぎに気を付けたいもの>
気を付けたいのは、炭水化物、糖質が多く、カロリーの高い食べ物です。
・お餅、栗きんとん、伊達巻、お煮締め:
炭水化物が多かったり、砂糖やみりんをたくさん使用していたりと、どれもカロリーが高めです。
意外なものでは小魚の佃煮も注意が必要です。佃煮は醤油と砂糖で甘辛く煮付けているので、食べる量に気を付けましょう。
これらを食べ過ぎてしまった…という方は、以下でご紹介する有酸素運動やストレッチにしっかりと取り組んでみましょう。
自宅でも簡単にできる運動で正月太り解消
食べ物の次は、運動不足の面からも正月太りにアプローチしてみましょう。
自宅でも手軽にできるラジオ体操や踏み台昇降といった有酸素運動はとても効果的です。(室内でもできる有酸素運動については、こちらの記事をチェック!))
しかし、正月休みにはのんびりしたいもの。有酸素運動はちょっと…という人にはストレッチがおすすめです。
ストレッチはしっかりと行うことで、リラクゼーション効果があります。体を動かしてリラックスすると、睡眠の質も上がります。良質な睡眠は正月太り解消に限らず、健康維持にとても大切です。
ここでは2種類の簡単なストレッチをご紹介しましょう。
<足上げ体操:むくみ改善に効果的>
まずは仰向けに寝転び、天井に向けて足と腕を伸ばします。この時、無理に足や腕をピンと伸ばす必要はありません。曲がっていても大丈夫です。
その状態で足首と手首を約30秒間ブルブルと振り続けます。慣れないうちは足首と手首をゆっくりと大きく動かし、慣れてきたら細かく動かしてみてください。
<伸びをするだけの簡単全身ストレッチ>
こちらも仰向けで寝そべっている状態で両手を頭の方へ引き上げます。
大きく息を吸いながら、手の指先から足のつま先まで、とにかく思い切り伸ばします。気持ちの良いところで数秒止めた後、ゆっくりと息を吐きながら力を抜きます。これを数回繰り返します。
ポイントとしては、どちらも呼吸を止めずに行うこと。動作は気持ちの良いくらいを意識し、無理なく行うようにしましょう。
今回は、正月太りの原因、食べ物で気を付けるべきこと、そしてストレッチで正月太りを解消するコツをご紹介しました。無理せず少しずつ取り組みましょう。