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アジアの鍋は種類豊富!この冬は鍋料理探索で卓上の旅へ

Wednesday, 09 February 2022

冬になると食べたくなる鍋料理。実は日本以外の国でも、鍋料理は愛されているようです。家にいながら、美味しい鍋料理で海外旅行気分を味わってみませんか。今回はアジアの鍋料理を覗いてみましょう!

日本の鍋料理事情

冬になると食べたくなる鍋料理。実は日本以外の国でも、鍋料理は愛されているようです。家にいながら、美味しい鍋料理で海外旅行気分を味わってみませんか。今回はアジアの鍋料理を覗いてみましょう!

日本の鍋料理事情

日本の冬の定番、鍋料理。一つの鍋を囲み、気心しれた仲間や家族と過ごす時間は身も心も温まります。日本各地で創意工夫があり、さまざまな種類の鍋料理が生み出されてきました。

一番オーソドックスなものは寄せ鍋でしょうか。野菜や魚介類、肉類など、好きなものを入れて食べる、とてもシンプルな鍋料理です。これをベースに地方によって特色が現れ、ご当地鍋と呼ばれるカテゴリーが誕生。

博多のもつ鍋や水炊き、秋田のきりたんぽ鍋や相撲部屋発祥のちゃんこ鍋は、専門店ができる程の人気です。そのくらい日本人は鍋料理が好きだともいえます。

また、鍋用練り物の大手・紀文の調査によると、家庭の食卓に一番のぼった鍋のアンケートでは、調査開始から23年連続「おでん」が1位だそうです。コンビニでも手軽に購入でき、レトルトも充実しているおでんは、一番身近で好まれる鍋料理なのかもしれません。

アジアの鍋料理事情

日本人が鍋好きであることはわかりましたが、同じアジアではどうなのでしょうか?実はアジアのさまざまな国でも、鍋料理は愛されています。
旅をするような気持ちで、国別に覗いてみましょう!

<韓国>

飛行機で約2時間半。お隣韓国は、日本と肩を並べるほど種類豊富な鍋料理があります。
今や日本でもキムチチゲなどは不動の人気を誇るといえるでしょう。

韓国家庭料理の定番、キムチチゲやスンドゥブチゲ、魚介をふんだんに使ったピリ辛海鮮鍋のヘムルタンなどの赤い色をした辛い鍋。さらにはやさしい味わいの鍋も多く、牛骨を長時間煮込んだ乳白色のソルロンタン、若鶏を丸1匹使ったサムゲタンなど、バラエティに富んだ鍋料理は、私たちを楽しませてくれるものばかりです。

<中国>

世界最大の13億人以上の人口を持つ中国。広大な土地柄、地方によってさまざまな鍋料理が存在します。北はしゃぶしゃぶ系、南は激辛系が主流で、他にも種類豊富な鍋料理があります。

その中でも日本で大ブームになった火鍋は、中国でも人気の鍋料理。1つの鍋で辛くない白湯(パイタン)と、山椒と唐辛子が効いた麻辣(マーラー) 2つのスープを楽しめるのが魅力です。使う鍋は、2種類のスープが入る鴛鴦(ユェンヤン)。名前はおしどりという意味です。

その他、日本のしゃぶしゃぶのルーツともいわれている北京の名物料理、涮羊肉(シャンヤンロウ)は羊肉のしゃぶしゃぶで、中国でも人気です。まるごと蒸して使う汽鍋(チーグオ) という独特な鍋を使います。日本のしゃぶしゃぶ用の鍋と同じく、鍋の中心が煙突の様に突き出している形です。

中国は鍋のスープもさることながら、鍋料理に合わせた鍋の形状の種類もさまざまです。

<タイ>

微笑みの国タイでも鍋料理は人気です。まだ日本ではあまり馴染みはありませんが、タイではとてもポピュラーなのが、ムーガタ鍋。韓国の焼肉と中国の鍋料理をタイ人が融合させた料理で、日本のジンギスカンの鍋の様な形をしたムーガタ専用の鍋を使います。
中央の高い部分で豚肉を焼き、周りの凹んだ部分にスープを入れ野菜を煮て、ナンプラーやチリソース、パクチーの効いた辛いヤムチム(つけダレ)を付けて食べます。

もう一つ、タイを代表する鍋料理として有名なのはタイスキ。タイスキのスキは日本のすき焼きが由来とか。ただ味わいはすき焼きというよりは寄せ鍋のような鍋料理で、ニンニクや唐辛子、ココナッツシュガーやライムなどで作られた甘辛い味に酸味の効いたナムチム(タイ風つけダレ)を付けて食べるのが一般的。
どちらの鍋も、パクチーの風味とつけダレの辛さが特徴です。

<モンゴル>

中国とロシアに隣接し、岩の多い広大な大地と遊牧民文化で知られているモンゴル。モンゴル料理はあまり日本では知られていませんが、内モンゴルの伝統料理にホイツァイ鍋(野菜と羊肉鍋)という鍋料理があります。
しゃぶしゃぶと同じような中央が突き出た鍋を使い、羊の骨や肉をじっくり煮出します。八角の香りとピリッと唐辛子がきいたスープの濃厚さが特徴で、スープを吸った野菜や春雨は滋味深く、一方でハツやレバーなどの内臓からは野性味を感じられます。羊好きにはたまらない鍋料理です。

<ネパール・チベット>

インドとチベットの間に位置するネパールは、寺院の他、エベレストがあるヒマラヤ山脈で知られる国です。そのネパールとチベットに共通する、お祝いの席で食べる鍋料理がギャコック
モンゴルのホイツァイと同じような形の鍋で、ヒマラヤ山脈の麓で採掘されたヒマラヤ岩塩、ヒマラヤのニンニクといわれるジンブー、ネパールの山椒ティムルなど40種類のスパイスに骨付き鶏肉やヤクのスペアリブ、根菜類や葉物野菜、春雨などを入れて煮込みます。旨味が凝縮された鍋は日本人の口にも合うそうですよ。

今回は、日本、そしてアジア各国で愛されている鍋料理をご紹介しました。日本にいながらでも鍋料理を通して、海外旅行気分を味わってみませんか。

あわせて読みたい:食のサーキュラーエコノミーの実現へ②|食品廃棄物の再資源化

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