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アイビーの水耕栽培はおしゃれで簡単!育て方やポイントを解説
Monday, 02 October 2023
実はアイビーは、水耕栽培にも向いている植物なのです。そこで今回はアイビーを水耕栽培で育てる方法や成功させるポイントを解説します!
アイビーの特徴と水耕栽培がおすすめの時期
アイビーはつる性の観葉植物で、葉が下に伸びていく特徴があります。丈夫で暑さや寒さに強く、日陰でも育つため、水耕栽培初心者でも育てやすい植物です。
水耕栽培を始めるのにおすすめの時期は、アイビーの生長期間にあたる4月中旬~9月中旬です。この期間中ならいつでも水耕栽培を始められます。
アイビーを水耕栽培で育てる方法
アイビーの水耕栽培には、2種類の育て方があります。
・水挿しで育てる方法
・ハイドロカルチャーで育てる方法
それぞれの育て方について順番に解説します。
水挿しで育てる方法
水挿しで育てる方法は、コップやガラス瓶などの容器に水を入れ、根を浸して発根させる方法です。手軽に始められますが、成長してつるが伸びてきたらハイドロカルチャーなどに移し替える必要があります。
【準備するもの】
・アイビーのつる(挿し木)
・容器(グラス、ガラス瓶、ペットボトルなど)
【手順】
1.アイビーのつるを10〜15cmにカットし、容器に入れます。
2.つるが半分くらい浸かるように水を入れます。
3.水に浸かってしまう葉がある場合には、取り除きましょう。
4.アイビーのつるを容器に入れます。
5.直射日光の当たらない明るい日陰に置いて育てます。
【水やり】
水挿しの場合は、毎日水を交換するようにしましょう。
ハイドロカルチャーで育てる方法
ハイドロカルチャーとは人工培土のことで、ハイドロボールやジェルボールなどの種類があります。ハイドロカルチャーで育てる場合には、発根している状態のしっかりとしたアイビーが適しています。
【準備するもの】
・10~15㎝ほど発根しているアイビーのつる
・ハイドロボール
・容器
・根腐れ防止剤
【手順】
1.容器の中に根腐れ防止剤を入れます。
2.ハイドロボールを容器の1/3程度まで入れます。
3.アイビーのつるを挿し、水に浸かってしまう葉っぱを取り除きます。
4.つるを植え付け、固定されるくらいまでハイドロボールを追加します。
5.容器の1/5程度水を入れます。
6.直射日光の当たらない明るい日陰に置いて育てます。
【水やり】
ハイドロカルチャーで育てる場合は、3日に1回くらいの頻度で水やりをすると良いでしょう。最初と同じように容器の1/5程度目安に水を入れます。
アイビーの水耕栽培を成功させるポイント
アイビーの水耕栽培にはいくつかコツがあります。ここでは水耕栽培を成功させるポイントをチェックしていきましょう!
直射日光が当たらない明るい場所に置く
アイビーは日の当たる明るい場所を好みますが、直射日光に当たってしまうと葉焼けを起こし、枯れてしまう可能性があります。レースカーテンがある部屋などで、カーテン越しに日光に当てるのが理想です。
発根しない場合は発根促進剤を使う方法も
アイビーはつるを水に浸けておくだけで発根しますが、なかなか発根しない場合には、発根促進剤を使う方法もあります。
発根促進剤は発根を促すものですが、丈夫で元気な根を育むため植物に元気がなくなったときに入れるのも効果的です。水換えのタイミングで入れると良いでしょう。
水挿しで育てる場合、苗が育ってきたらハイドロカルチャーへ
水挿しで発根させ、根が伸びて葉が大きくなってくると、水挿しのみで育てるのが難しくなってきます。
そのため、発根してある程度育ってきたらハイドロカルチャーに移し替えるのがおすすめです。ハイドロボールは無菌の人工培土なので、根にとって育ちやすい環境になります。根腐れのリスクが減るのも良いところです。
ハイドロカルチャーの場合は水をやり過ぎない
水挿しの場合は毎日水の交換が必要ですが、ハイドロカルチャーの場合、水のやり過ぎは根腐れの原因になります。2〜3日に1回くらいの頻度で十分育つため、水のやり過ぎには注意しましょう。
かわいい葉っぱが魅力のアイビーを水耕栽培してみよう!
アイビーの水耕栽培は、つるを水に浸けておくだけで良いため、誰でも簡単に始められます。場所を選ばず育てられるため、キッチンやリビングの窓際、机の上など、ちょっとしたスペースで育てられるのもメリットです。
お気に入りの容器に入れればインテリアとしてもおしゃれに飾ることができます。ぜひ、かわいい葉っぱが魅力のアイビーを水耕栽培で育ててみてくださいね。
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