レタスvsキャベツ ダイエットに向いているのは?

それぞれヘルシーなイメージがあり、どちらの方がダイエットに効果的なのかが気になるところですね。

今回は、二つの歴史や栄養価を比較し、ダイエットでの効果はどちらに軍配が上がるのか、改めて見てみましょう。

目次

レタスの歴史

レタスの歴史は古く、紀元前2500年頃の古代エジプト文献には既に登場するそうです。原産地は地中海沿岸から中近東地帯で、古代ギリシャやローマでは、健康と安眠をもたらす野菜として食べられていたと言われています。

日本には奈良~平安時代に中国から伝わりました。その頃は生食ではなく、さっと茹でて和え物として食べていたようです。

第2次世界大戦後に現在のような玉レタスがアメリカから導入され、食生活の欧米化とともに消費が急速に拡大しました。

今ではヘルシーな食生活には欠かせないレタス。意外にも長い歴史があるのには驚きですよね。

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レタスの栄養価

レタスは約95%が水分です。これだけ見るとレタスの栄養素は少ないように思われますが、残りの5%には他の野菜に負けない程、必須栄養素がバランス良く含まれています。以下でその種類を見てみましょう。

葉酸:
赤血球の形成や細胞の産生・再生を助ける働きがある

カリウム:
塩分の摂り過ぎを調節し、むくみを改善してくれる

β-カロテン:
皮膚や粘膜の健康を維持するほか、抗酸化作用や免疫を活性化させる

食物繊維:
お通じを改善する整腸効果の他、血糖値が上がるのを防いだりコレステロール値を下げたりする

ビタミンE:
葉の緑色の部分には血行を促し、活性酸素を抑え、生活習慣病の予防に効果的

ビタミンB1、ビタミンC、ビタミンAなど:
疲労回復やイライラ解消に役立ち、肌の健康を保ち、胃の粘膜を守る
これらの栄養素は、玉レタスよりリーフレタスの方が多く含むこともわかっています。

キャベツの歴史

キャベツも歴史は古いですが、初登場は紀元前600年頃とレタスに比べると新しく感じます。原産地もレタスとそれほど変わらず、地中海や大西洋の沿岸で、ケルト人によって栽培された野生種のケールがキャベツのルーツと言われています。この頃は今のような形のキャベツではなく、葉キャベツだったとのこと。葉が密に詰まってボール状になる結球性のキャベツは、紀元初めごろイタリアで栽培され始めたものと考えられています。

日本には江戸時代に伝わり、大和本草(1709年)に「蛮種紅夷菘(おらんだな)、味よし」と記載されています。当時はまだ野菜を生で食べる習慣はありませんでしたが、明治の中頃、東京・銀座の洋食店がカツレツにキャベツの千切りを添えて出したところ大好評に。それをきっかけにキャベツの生食が日本中に広がったとされています。キャベツと日本人との付き合いも、レタスに比べればまだ短いことがわかります。

キャベツの栄養価

続いてキャベツの栄養価を見てみましょう。キャベツにはレタスと同じく、ビタミンCや葉酸が豊富に含まれています。その他、以下のような栄養素が豊富です。

ビタミンK:
血液の凝固促進や骨の形成に必要

ビタミンU:
胃や十二指腸などで潰瘍の予防や治療に非常に効果が高い

ジアスターゼ:
でんぷん分解酵素で、消化を助け、胃酸過多や胃もたれ、胸やけなどに有効

ジアスターゼは大根にたくさん含まれているイメージですが、実はキャベツの方が豊富。揚げ物にキャベツの千切りが添えてあるのは、栄養価から見ても納得の組み合わせですね。

レタスに比べれば種類は少ないものの、キャベツもレタスに劣らず栄養豊富だと言えるでしょう。

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レタスvsキャベツ ダイエットの味方は?

それではダイエットにより役立つのはレタスとキャベツ、どちらでしょうか。

まずはレタスのキャベツのカロリーと糖質を比較してみましょう。
(100g当たりでの比較、以下同様)
レタス 12kcal/1.7g
キャベツ 23kcal/3.4g
レタスの方が低カロリーかつ低糖質な野菜ということがわかります。

それでは次に第六の栄養素、食物繊維を比べてみます。
レタス 1.1g
キャベツ 1.8g
こちらはキャベツに軍配が上がりました。食物繊維はダイエットの大敵である便秘を防ぎ、摂取したコレステロールや脂肪を体の外へ排出させる働きがあります。
一勝一敗と、両者譲らずの戦いですね。

ただレタスもキャベツも、それぞれ単体で1日に必要な全ての栄養素が摂取できるわけではありません。他の食材と組み合わせて食べる必要があります。ダイエットに最善なのは、一緒に食べる主菜の栄養価やカロリーなどによって、レタスかキャベツか、適した方を選ぶことだと言えるでしょう。
よって、レタスとキャベツのどちらがダイエットに役立つかの勝負は、引き分けとなりました。

互角の勝負だったレタスとキャベツ。それぞれにしかない栄養素もあるので、バランス良く食生活に取り入れていただくことをおすすめします。食べ方はできるだけ生食が理想的ですが、火を通す場合は茹で汁に流れた栄養素ごと食べられるスープなどが効果的です。ダイエットの強い味方、レタスとキャベツをうまく活用してみてくださいね!

参考

https://vegetable.alic.go.jp/yasaijoho/yasai/0410_yasai1.html
https://vegetable.alic.go.jp/yasaijoho/yasai/0404_0404yasai.html
https://www.maff.go.jp/j/heya/kodomo_sodan/0307/03.html
https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/kyabetu3.htm

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