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ミニマリズムゲームって何?挑戦することで期待できる変化とは
Tuesday, 16 July 2024
ミニマリズムゲームは達成するのが困難といわれていますが、挑戦によって期待できる自身への変化が大きいといわれています。
そこで今回は、ミニマリズムゲームとは何か、断念する人が多い理由や達成するポイント、ミニマリズムゲームに挑戦することで期待できる変化を解説します。
ミニマリズムゲームとは?
ミニマリズムゲームとは30日間毎日、日付に合わせて物を手放していくゲームです。必ず月初めからスタートすることをルールとし、1日目には1つ、2日目には2つ…というように日付に合わせた数の物を手放していきます。
日付通りに物を手放していくと、30日間でなんと465個の物を手放すことになるのです。ゲーム感覚で断捨離を進めていけるため、物がなかなか減らせない人にもぴったりなゲームといえます。数人でゲームに挑戦し、一番長く続けられた人が勝ちです。
最小限の物で暮らすミニマリズムに憧れている人も、このゲームをきっかけにミニマリズムなライフスタイルを始められるでしょう。
ミニマリズムゲームは途中で断念する人が多い?
ミニマリズムゲームは途中で断念する人が多いといわれています。その理由は、日にちの経過と共に、捨てる物の数が増えていくからです。
1週目は1日に1つ、2つ物を手放せば良かったのが、4週目には1日に25個、26個と膨大な数の物を手放さなければなりません。途中で「これ以上捨てるものはない!」とあきらめてしまう人が多く、最後まで達成できる人は少ない傾向です。
しかし、物と向き合うのはあくまでも自分であるため、捨てるものがないと思い込んでいるだけかもしれません。
ミニマリズムゲームを達成するポイント
ミニマリズムゲームを達成するには、いくつかポイントがあります。どんなことを意識すれば良いのか、詳しく見ていきましょう。
明らかに不要な物から捨てていく
最初は手放す物の数も少ないため、明らかに不要な物から捨てていくのがおすすめです。例えば財布の中のレシートや壊れたボールペン、半年前に買った雑誌などが挙げられます。
そこまで深く考えなくても捨てられる物から始め、向き合わなければ手放せない物は後々にとっておきましょう。
ミニマリズムゲームの経過をSNSで発信する
ミニマリズムゲームは数人で始め、経過をSNSで発信し合うのが達成するポイントのひとつです。相手がどれだけ続けられているかがチェックでき、闘争心が湧いてきます。
また、ハッシュタグ「#ミニマリズムゲーム」で検索すると、世界中で挑戦している人たちの様子がわかります。こうした発信を励みにすると、続ける意欲が湧いてくるでしょう。
部屋だけでなく、車内、物置、ベランダなどもチェックする
ミニマリズムゲームは自宅の部屋に限らず、物置やベランダ、車内などの物を処分するのもOKです。終盤に差し掛かると「捨てる物がない」と思いがちですが、これらの場所をチェックすることで、捨てられる物が見つかるかもしれません。
職場のデスクなども確認してみると良いでしょう。あらゆる場所にある自分の物をチェックすることで、ミニマリズムゲームを達成できる可能性が高くなります。
ミニマリズムゲームに挑戦することで期待できる変化
ミニマリズムゲームは達成できなかったとしても、挑戦することに意義があります。なぜなら、ミニマリズムゲームに取り組むことで決断が早くなったり、お金の使い方が変わったりなど、自身への良い変化が期待できるからです。
ここでは、ミニマリズムゲームに挑戦することで期待できる変化を見ていきましょう。
物への執着が手放せる
ミニマリズムゲームに挑戦すると物への執着が手放せるようになります。「いつか使うから…」「高かったから…」となかなか捨てられなかった物に対しても、本当に必要かどうか向き合うためです。これをくり返していくことで、物への執着を徐々に手放せるようになります。
決断が早くなる
ミニマリズムゲームに挑戦すると、決断が早くなる変化が期待できます。物を手放すか残すかの判断をくり返していくうちに、決断力が鍛えられていくからです。
物に対してだけでなく、仕事やプライベートなど重要な場面でも決断のスピードが上がっているのを実感できるでしょう。
お金の使い方が変わる
ミニマリズムゲームに挑戦すると、お金の使い方が変わるともいわれています。多くの物を手放していく中で「無駄な物は買わないようにしよう」という思いが強くなるからです。
これまで衝動買いをしていた人や、見栄のためにブランド品などにお金を使っていた人は、お金の使い方が変わり、物に関する支出が抑えられるでしょう。
働き方を見直すきっかけになる
ミニマリズムゲームに挑戦することで、働き方を見直すといった変化が期待できます。特にお金のために働いている人は、あらためて「何のために働くのか」自分自身に問いかけるきっかけになるでしょう。
物を買うお金のために働いている人は、ただひたすらに働き、疲弊している人も少なくありません。自分にとって心地良いライフスタイルを目指すためにも、働き方を見直すことは大切です。
片づけのきっかけに!ミニマリズムゲームに挑戦してみよう
30日間、日付に合わせて同じ数の物を手放していくミニマリズムゲーム。達成するのが困難なゲームですが、挑戦するだけでも物への執着がなくなったり、決断力が早くなったりと、自身への良い変化が期待できます。
物を減らしたい人や部屋をすっきりさせたい人はぜひ、ミニマリズムゲームに挑戦してみてはいかがでしょうか。
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