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ミニマリズムへの第一歩!捨て方のコツと無駄買いをなくす方法
Thursday, 25 April 2024
今回はミニマリズムを実践する人の部屋の特徴や、シンプルな部屋にするための捨て方のコツに加え、無駄買いをなくす方法を解説します。
ミニマリズムを実践する人の部屋の特徴とは?
ミニマリズムを実践する人の部屋は、必要最小限の物しかないという以外にも、いくつか特徴があります。具体的にどんな特徴があるのか見ていきましょう。
シンプルで必要最小限の物しかない
ミニマリズムを実践する人の部屋は、シンプルで必要最小限の物しかなく、無駄な物は置いていません。そのため生活感がなく、一見モデルルームのようにも見えるでしょう。
いつでも空間がスッキリとしていて、使いたい物の場所がすぐにわかるなど、整理整頓されているのが特徴です。
多用途に使えるアイテムを活用している
ミニマリズムを実践する人の部屋は、物を増やさないように多用途に使えるアイテムを活用しています。例えば、掃除場所によって洗剤を使い分けるのではなく、1本でキッチン、洗面台、浴室すべてに使用できる万能な洗剤を使うなどして工夫しているのが特徴です。
また、トースターを持たずにガスコンロのグリルを活用してパンを焼く人もいます。
趣味に関する物は大事に所有している
ミニマリズムを実践する人は、趣味に関する物を大事に所有している特徴があります。ただ物を減らすだけでなく、自分にとっての心地良さを追求しているため、好きな物や心を満たしてくれる物に対しては、量に捉われず所有している傾向です。
少ない物で暮らすだけでなく、快適な空間と心地良い暮らしを大切にしています。
ミニマリズムへの第一歩!シンプルな部屋にするための捨て方のコツ
ミニマリズムを実践する人のような、シンプルで快適な部屋を目指すためには、捨て方のコツを押さえるのがポイントです。
ここでは物であふれた部屋から脱却するための、捨て方のコツを解説します。
本当に必要なもの・好きなものを残すという意識で捨てる
物を捨てるときには、何を捨てるかより「何を残したいか」が重要です。好きなものや必要なものだけに囲まれた理想的な部屋を実現するには、自分にとって必要なものや好きなものを残すという意識を持ち、それ以外のものを捨てていくと良いでしょう。
捨てる作業は朝にやる
捨てる作業はエネルギーを必要とするため、夕方や夜よりも朝にやる方がはかどります。「仕事から帰宅してからやろう」と思っていても、実際疲れてできないことの方が多いでしょう。
やらない理由を作ってしまう前に、朝一番に作業するのがおすすめです。「朝起きたらこのスペースを作業する」と予定を組んで進めていくと良いでしょう。
捨てづらいものは写真で残しておく
今の自分に必要がない物だとしても、人からもらったプレゼントや思い出の詰まった物などは捨てづらいかもしれません。
その場合は、写真に撮って残しておくというのもひとつの手です。デジタル化しておくことで、物を手放しても思い出は残しておけます。
複数あるものは1~2個に絞って捨てる
ボールペンやはさみ、のりなどの文房具類はついつい溜まってしまいがちです。複数あるものは、1~2個に絞ってそれ以外は捨てるようにしましょう。必要最小限に減らすことで、管理がしやすくなります。
1年以上使っていないものは捨てる
服、バッグ、靴など1年以上使っていないものは思い切って捨てましょう。「いつか使うかも…」と思っていても結局使わない可能性が高いといえます。「使っていない物=役目を終えた物」と考えて手放すと、物を最小限に減らせるでしょう。
元を取ろうとする考えを捨てる
ブランド物などの高価なアイテムは「高かったから…」という理由で捨てられずにいる人が少なくありません。
元を取ろうとする考えは捨てて、使っていない物は手放すことをおすすめします。捨てるのがもったいないという人は、状態が良ければフリマアプリや買い取りサービスに出してみると良いでしょう。
物が1つ増えたら1つ捨てる
シンプルな暮らしを維持するためには、物を増やさないようにする工夫も大切です。新しい物が1つ増えたら、何か1つ捨てるよう心がけましょう。例えば「新しい靴を1足買ったら、古い靴は1足捨てる」というように、同じジャンルの物で量を調整するのがポイントです。
捨てたくない物は無理に捨てなくて良い
「とにかく物を減らさなきゃ」と、捨てたくない物まで捨てる必要はありません。ミニマリズムは無駄を省いて、自分のやるべきことに集中し、自分の心地良さを大切にする生き方です。
服が大好きな人は、無理に服を捨てる必要はなく、ゲームが好きな人はゲーム機を無理に捨てなくて良いのです。自分の人生を豊かにしてくれる物は大事に所有し、それ以外を最小限にしていくように心がけていきましょう。
無駄買いを無くすには「なぜ捨てる必要があるのか」に向き合うこと
捨てるときに重要なのは「なぜ捨てる必要があるのか」に向き合うことです。ただ無心にポイポイ捨てるのでは、捨てる理由を分析できません。
結局また無駄買いをして、捨てることになり兼ねないでしょう。「セールで衝動買いしたけどサイズが合わなかった」など理由を分析して、無駄買いを無くすコツをつかんでいくことが重要です。
捨て方のコツと無駄買いをなくして、物に左右されない暮らしを目指そう!
好きな物と必要な物だけに囲まれたシンプルな暮らしは、時間に余裕が生まれ、自分のやるべきことに集中でき、節約できるといったメリットがあります。
ミニマリズムへの第一歩は捨て方のコツをつかみ、無駄買いをなくしていくことです。物に左右されない快適な暮らしを目指してみてはいかがでしょうか。
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