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夏バテを回復するための食事や生活習慣とは?

Friday, 17 September 2021

最近なんだか疲れやすい、体がだるい、食欲がわかない…というような悩みを抱えていませんか?もしかするとその原因は「夏バテ」かもしれません。

このまま夏バテを引きずってしまうと、仕事や生活に支障をきたしてしまう恐れも。そうならないためにも早めに対策を取ることが必要です。

そこで今回は、夏バテから回復するための生活習慣などについてお伝えします!

夏バテとは

そもそも夏バテとはなぜ起こるのでしょうか。まずは、夏バテのメカニズムや症状について見ていきましょう。

夏バテのメカニズム

夏バテが起こる原因は、夏の暑さが関係しています。人間は体温が上がると汗をかくことで熱を逃がし、体温調整するようにできています。

しかし、真夏は室内外の温度差が激しく、1日に何度も行き来することによって自律神経のバランスが乱れやすくなるのです。自律神経が乱れると体内のさまざまな機能に影響を及ぼすため、それが夏バテの症状としてあらわれます。

例えば、「疲労感」や「だるさ」、「食欲低下」や「頭痛」、「めまい」や「睡眠不足」などです。また、疲労感やだるさから「イライラ」や「集中力の低下」などの症状も出てしまいます。

「冷やし過ぎ」で夏バテが余計に悪化する!?

暑いとキンキンに冷えたドリンクを飲んだり、アイスクリームを食べたりなど冷たい食べ物をとりがちではないでしょうか。しかし、冷たい物ばかり摂取していると夏バテを悪化させてしまう可能性があります。

なぜなら、冷たい食べ物によって胃腸が冷えてしまい、内臓に負担がかかってしまうからです。そうなると、腹痛や下痢だけでなく胃もたれや食欲不振、むくみなどの症状が出ることがあります。暑い日でも冷たい飲食物に偏るのではなく、常温の飲み物や温かい物を食べて体を冷やさないようにしましょう。

夏バテを和らげるための生活習慣

夏バテの症状が見られる方は、悪化することがないよう適切な対策を取ることが大切です。ここでは、夏バテを和らげるための生活習慣や食事のとり方についてお伝えします!

エアコンの温度を上げる

室内と室外の温度差が5℃以上になると、自律神経が乱れやすくなると言われています。
室内の冷やし過ぎは体の冷えにもつながりますので、温度調整には気をつけましょう。

また、オフィスや外出先など自分で室温を調整するのが難しい場合には、薄手の上着やひざ掛けなどを持参するのがおすすめです。

シャワーで済ませず湯舟に浸かる

暑い日の入浴はシャワーで済ませるという方も多いかもしれません。しかし、そんな日こそ湯舟にしっかりと浸かり、体を温めることが大切です。

38℃程度のお湯に10分~30分浸かることで、エアコンで冷えた体が温まり、副交感神経が優位になって自律神経のバランスが整うといわれています。

また、眠る1~2時間前に入浴することで睡眠の質が上がります。良質な睡眠は疲労回復にもつながるでしょう。ただし、40℃以上の熱いお湯は交感神経が優位になり、寝つきにくくなってしまうので注意してください。

夏バテを和らげる食事とは

夏バテを和らげるための食事とは、冷たい物をとり過ぎないことに加え、栄養バランスの良い食事を心掛けることが大切です。

いつもの食事に加えて、朝ごはんやデザート代わりにフルーツを食べるのも良いですね。

夏バテ回復におすすめのメニュー

夏バテに効果的な栄養素をお伝えしましたが、なかなか食欲がわかないという人もいることでしょう。しかし、食欲がないからと言って冷たい麺類ばかりに偏ってしまっては栄養価も低いうえ、余計に体が冷えてしまいます。ここでは、食欲がない人でも食べやすい夏バテ回復におすすめのメニューを紹介します!

食欲がわかない人におすすめなのが「味噌汁」

味噌は大豆を原料としており、たんぱく質が豊富に含まれています。「たんぱく質をとらなきゃ!」と無理に肉類や魚を食べる必要はありません。玉ねぎやキャベツなどの野菜がたっぷり入った具だくさん味噌汁や、豆腐と長ねぎの味噌汁などがおすすめ。弱った胃腸を労わってくれます。

「玄米ごはん」をプラスしよう!

野菜たっぷりの味噌汁に合わせて、玄米ごはんを組み合わせることでさらに栄養バランスが良くなります。なぜなら、玄米にはビタミンB1が豊富に含まれており、味噌汁の具の玉ねぎや長ねぎに含まれるアリシンと相性が良いからです。

「玄米」と「野菜たっぷりの味噌汁」のコンビなら胃腸に負担をかけず、体を温めることができます。

質を重視した食事と体を温める生活習慣で健やかな毎日を

体を温めながら栄養素をバランス良くとることが、夏バテ解消への近道です。ポイントは「体を冷やさないこと」と、「胃腸にやさしい食事」です。

今回紹介したメニューの他にも、旬のオーガニック野菜を使った温野菜などもおすすめ。体を冷やすことなくおいしさを味わいながらビタミン類や食物繊維がとれますよ。また、スタミナをつけようと無理に肉を食べようとせずに、豆類や玄米でたんぱく質やビタミンB1をとると良いでしょう。

質を重視した食事と生活習慣で、軽やかな気分で過ごせるようになります。夏バテを早めに回復させて健やかな毎日を送っていきましょう。
あわせて読みたい: 疲労回復させる方法!自分の疲れの原因を知って早めの対処を

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