最小限の荷物で楽しむミニマリズムな旅には、移動するときにも疲れにくいなどの魅力があります。まずはミニマリズムな旅の魅力を見ていきましょう。

行動範囲が広がり旅先での体験が増える

ミニマリズムな旅は、旅先での体験が増えるという魅力があります。旅先で体験が増える理由は、荷物が少ないことでフットワークが軽くなり、行動範囲が広がるからです。行動範囲が広がれば、体験できることが増え、出会いの数も広がります。

重い荷物を抱えた旅よりも、格段に行動範囲が広がり体験数が増えることを実感できるでしょう。

たまたま訪れた場所が、人生を変えるほどの影響を受けるといった出会いもあるかもしれません。

移動するときにも疲れにくい

重たい荷物を持って移動するのは、体力を奪い、疲労につながります。疲れてしまうと、行ける場所やできる体験も限られてしまうでしょう。

しかし、ミニマリズムな旅なら荷物が軽いため、移動するときにも疲れにくく元気に過ごせます。旅のあとも心地良い疲労感で、疲れを何日も引きずるといったことも少ないでしょう。

旅を楽しむことに集中できる

荷物が少なくて移動に疲れないため、旅を楽しむことに集中できます。また、バッグのどこに何がしまってあるかわかりやすいため、旅の途中で「チケットどこだっけ？」「サングラスはどこにしまったっけ？」と探し物をする時間も省けます。

余計なことに時間を奪われることなく、全力で旅を楽しめるのがミニマリズムな旅の魅力です。

旅の準備や片づけが楽

旅に出る前の準備や帰宅後の片づけや洗濯が面倒くさいと感じる人は、少なくないでしょう。ミニマリズムな旅なら、必要最小限の物しか持って行かないため、事前の準備や帰宅後の片づけが楽になります。

準備で疲れることがないので旅を思いきり楽しめて、帰宅後も手早く片づけられ、ゆっくり休みながら旅の余韻に浸れるのがミニマリズムな旅の醍醐味です。

（参照:ミニマリストな旅をしよう。バックパッカー直伝、旅の荷物を減らす工夫)

ミニマリズムな旅では、最低限必要な物を持っていけば問題ありません。とはいえ、必要な物は人それぞれ違います。

例えば、旅先でも髪型をきちんとして快適に過ごしたいという人は、ヘアトリートメントやヘアアイロン、コテなどが必需品になるかもしれません。ここでは旅先で困らない、必要最低限の持ち物の例をご紹介します。

【ミニマリズムな旅で大人女性が最低限必要な持ち物の例（春の場合）】

・カーディガンや薄手のパーカー
・下着、肌着類
・メイク道具
・ポータブル充電器
・腕時計
・スマホ
・財布
・ハンカチ

季節によって必要なアイテムは多少変わってきますが、春に旅館に宿泊するなら上記の持ち物だけで問題なく旅を楽しめます。シャンプー類やスキンケア類はほぼ備え付けがあるため、特にこだわりがない場合はそれを使えばOKです。

上記の持ち物であれば、バックパックひとつにまとめて身軽に旅ができるでしょう。

（参照:「旅の荷物」を最小限にするコツ。案外なくても大丈夫なものと、あると快適になるもの)

大人の女性が最低限必要な持ち物の例をご紹介しましたが、荷物を減らすにはコツがいります。「どうしても荷物が増えてしまう」という人に、ここからはミニマリズムな旅をするための荷物を減らすコツを見ていきましょう。

行きと帰りで同じ服を着る

行きと帰りで同じ服を着ることで、荷物を大幅に減らせます。1日分の服を上下で持っていくとなるとそれなりにかさばるものです。

服が汚れてしまったり、汗をかいたりした場合には、宿泊先近くのコインランドリーを使うと良いでしょう。最近では宿泊施設内にランドリールームがある場合も多いため、活用するのがおすすめです。

温度調整できるコンパクトな上着を持っていく

旅先では天候によって急に気温が下がることも考えられるため、温度調整ができるコンパクトな上着を持っていくのがポイントです。

たたんでコンパクトに収納できるカーディガンや、薄手のダウンなどが役立ちます。着ないときにはバックパックに入る、かさばらない上着がおすすめです。

スキンケアはオールインワンで

備え付けのスキンケアが肌に合うか不安な人は、使い慣れているものを持っていくのも手です。その際は「化粧水・美容液・乳液」がひとつになったオールインワンタイプをおすすめします。1つで3役など多機能なものを選ぶと、持ち物を増やさずに済みます。

ガイドブックは持たずにスマホをフル活用

ガイドブックを持たずにスマホをフル活用するのも、荷物を減らすコツです。最近は、旅やお出かけアプリも充実しているため、観光地やレジャースポット、お土産などの情報はスマホで十分に得られます。

電子書籍を利用している人は、ガイドブックを電子版で見るのも良いでしょう。

お土産は手のひらサイズで。かさばるものは宅配便を使う

帰りに荷物が増えてしまう原因の多くは、お土産です。お土産は手のひらサイズのコンパクトな物を選ぶと荷物がかさばらずに済みます。また、ご当地ワインやビールなど、大きくて重たいものは宅配便を使うのがおすすめです。

最小限の荷物で楽しむミニマリズムな旅は、移動が楽になるため行動範囲が広がり、旅先での体験や出会いが増える魅力があります。ぜひ荷物を減らしてミニマリズムな旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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