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ミニマリズムな写真の撮り方とは?初心者でもおしゃれに撮るコツ
Monday, 15 July 2024
そこで今回はミニマリズムな写真について、初心者でもおしゃれに撮るコツやスマホでも撮れるかどうかについて解説します!
ミニマリズムな写真とは?
ミニマリズムな写真とは、最小限の要素で構成された写真を指します。一般的に「ミニマル写真」と呼ばれており、海外をはじめ日本でも人気が高まっているジャンルのひとつです。
題材を最大限に表現するために、徹底的に無駄を削ぎ落した撮影方法は、ミニマルでグラフィックアートのような世界観を生み出しています。ミニマリズムな写真は主張しすぎず、インテリアにも馴染みやすいため、額に入れて飾りやすいのも特徴です。
ミニマリズムな写真の撮り方|初心者でもおしゃれに撮るコツは?
「ミニマリズムな写真を撮ってみたいけど、なんだか難しそう…」と思う人もいるかもしれません。実はポイントを押さえれば、初心者でもミニマリズムな写真を撮ることができます。ここではミニマリズムな写真をおしゃれに撮るコツを見ていきましょう。
シンプルを意識して、最小限の要素で構成する
ミニマリズムな写真はとにかくシンプルを意識することです。シンプルにするためには、メインとなる題材の他に写り込む要素を最小限にするのがポイントです。
例えば「空+観覧車」というように2つの要素に絞り、足すより引くことを意識すると良いでしょう。「物足りないかな…」と思うくらいが、ミニマリズムな写真を表現するには程良いといえます。
メインの題材に焦点を絞り、それが引き立つように背景は極力シンプルにするとアートな写真に仕上がります。
人が映りこまないように撮る
ミニマリズムな写真を撮るなら、人が映りこまないよう注意するのもポイントです。メインの被写体と無関係な人が映りこんでしまうと、ミニマル写真のアートな世界観が壊れてしまいます。
写真を撮るときにはカメラの角度を調整したり、壁を背景にしたりすると人が映りこみにくくなるでしょう。
アングル的にどうしても難しい場合には、写真を撮ったあとにトリミングするのもOKです。省きたい要素をトリミングすることで、シンプルでミニマルな世界観が表現できます。
空や水面などの背景を効果的に使う
ミニマリズムな写真を撮るときは、空や水面などを余白として使うのがポイントです。例えば山が被写体だとしたら、山よりも空の部分を広く映し、山は先の方だけ映すような構図にするとミニマルな写真に仕上がります。
また、空は青空、曇り空、雨空、夕焼け、朝焼けなどさまざまな表情を見せてくれます。天気や時間帯によって違う雰囲気の写真が撮れるのも良いところです。
無機物(建物など)の一部を拡大して撮る
ミニマリズムな写真を撮るときには、ビルやタワーなどの建物全体を撮るのではなく、空を背景に建物の一部分だけを拡大して撮るというテクニックがあります。
青空を余白として使い、ビルやタワーのてっぺんだけを撮れば、よりアートなミニマル写真が撮れるでしょう。
ついつい全体を映そうとしてしまいますが、建物の気になる部分だけを拡大して撮ることで、グラフィカルな雰囲気に仕上がります。
直線や曲線、パターンを効果的に使う
風景の中にあるビルの直線、花壇や噴水などの曲線、道路表示や生き物の群れなどのパターンを効果的に使うのも、ミニマリズムな写真を撮るポイントです。
外を歩いてみると、直線や曲線、パターンは意外と多く存在します。普段見逃してしまいがちな部分に意識的に目を向けてみると、おもしろい発見があるかもしれません。
ポイントカラーを決めて撮る
ブルーやピンク、イエローなど、ポイントカラーを決めて撮るのもミニマリズムな写真を撮るポイントのひとつです。ビビットカラーの壁や鮮やかな色の花などを撮ってみるのも良いでしょう。
ポイントカラーは1色でも2色組み合わせても構いません。色を効果的に使うことで、シンプルで地味になりやすいミニマリズムな写真にインパクトを与えてくれます。
ミニマリズムな写真はスマホでも撮れる?
写真が趣味で一眼レフカメラなどを持っている人は、望遠レンズを使って撮るのがおすすめです。ミニマリズムな写真では、建物の一部を拡大して映すことも多いからです。
しかし、カメラを所有せずスマホで撮影しているという人の方が多いかもしれません。その場合でも、コツさえつかめればスマホのカメラでもミニマリズムな写真は撮れます。
例えば一輪の花を撮るときに、花をアップに撮るのではなく、たっぷりと余白をとり、左端に花が映るように撮ります。
また、風景を撮るときには、空や海が多めに映るように撮り、メインとなる被写体は小さめに映すのがポイントです。こうすると、スマホでもアート感のあるミニマリズムな写真を撮ることができます。
:初心者でも簡単!日常でミニマリズムな写真を撮ってみよう
ミニマリズムな写真は、最小限の要素で構成したシンプルでアートな雰囲気が魅力です。無駄な要素を省くことで、メインとなる被写体を最大限に表現できる特徴があります。
人が映り込まないよう注意したり、空や水面などを効果的に使ったりすることで、初心者でもおしゃれなミニマル写真が撮れます。
カメラ片手に歩いてみると、何気ない景色がアートに見えてくるなど、新たな発見が生まれるでしょう。ぜひ、まずはスマホでミニマリズムな写真を撮ってみてはいかがでしょうか。
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