冷たいざるそばや温かい天ぷらそばなど、いろいろなバリエーションやトッピングが楽しめるそば。実はそばには、植物性たんぱく質が豊富に含まれていることをご存知でしたか?
それ以外にビタミン類や食物繊維などが含まれていることから、うどんに比べて栄養価が高いといわれています。なぜそばは、うどんよりも栄養価が高いのでしょう。
そこで今回は、そばの栄養価が高い理由や、植物性たんぱく質を含むそばの栄養成分に加え、効果的な食べ方もあわせて解説します!
もともとそばの原料である「そばの実」には、植物性たんぱく質やビタミン類、食物繊維などが豊富に含まれています。
そばはそばの実を挽いたそば粉と水を合わせて作ったものです。一見、小麦粉と水をこねて作るうどんと似ていますが、栄養価はそばの方が断然高いといわれています。その理由は、そばの実を精製せずに挽くからです。
うどんの原料である小麦にも植物性たんぱく質などの栄養素が含まれていますが、うどんは小麦を精製して胚芽部分を取り除き、胚乳部だけを使うため、栄養素も一緒に取り除かれてしまいます。
一方そばの場合、胚芽部がそばの実の中心にあるため取り除くことができません。そしてその胚芽部にこそ、栄養が豊富に含まれているのです。
そばがうどんよりも植物性たんぱく質が豊富で栄養価が高いのは、精製をしないためにそばの実の栄養豊富な部分が残されているというのが、理由になっています。
そばは1食(260g)当たり12.48gの植物性たんぱく質を含みます。
豊富なそばの植物性たんぱく質は、質の点でも優れています。9種類の必須アミノ酸がどれだけバランス良く含まれているかを示す「アミノ酸スコア」を見ると、満点が100なのに対して、そばは84~92と高得点です。
また、そばには植物性たんぱく質以外にも、ビタミン・ミネラル類や食物繊維などが含まれています。詳しくチェックしていきましょう。
そばは選び方や食べ方によって、とれる栄養素の量を増やすことができます。ここでは、そばの効果的な食べ方を見ていきましょう!
そばにはアミノ酸のバランスの取れた植物性たんぱく質、さらにはビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富に含まれています。
ぜひ、植物性たんぱく質が豊富なそばを効果的に食べて健康を維持していきましょう。
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