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梅雨は湿気対策を万全に!環境に優しいエコな除湿のススメ
Thursday, 21 April 2022
しかし、除湿機やエアコンのドライ機能を使うと、電気代が掛かるだけでなく、電力を多く消費し、地球温暖化を促進する原因になってしまいます。
そこで今回は、電気を使わないエコな除湿方法を取り入れた、湿気対策を紹介します!
梅雨に湿気対策をしないとどうなる?
梅雨の季節は、十分に湿気対策を行うことが大切です。なぜなら、湿度が高い状態が続くと、部屋がジメジメして不快なだけでなく、カビやダニが発生しやすくなるからです。
また、カビやダニは体調不良を引き起こすこともあります。カビの胞子を吸い込むことで、気管支喘息やアレルギー疾患などを発症するケースもあるといわれています。
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カビを発生しやすくする結露にも注意!
また結露にも注意が必要です。結露は冬にできやすいイメージですが、梅雨の時期にも発生します。
梅雨は空気中の水分量が多く、湿った空気が室内の低温部分に触れると、結露が発生します。つまり、冬ほど内外の温度差が無くても、結露ができやすいのです。
窓の結露から水滴がしたたり落ちて、カーペットやカーテンを濡らし、そこにカビが発生してしまうケースも少なくありません。カビの発生源ともなる結露を防ぐには、適切な湿気対策を取ることが重要です。
カビの発生をストップ!おすすめのエコな湿気対策
室内の湿度が60%を超えるとカビが生えやすくなるといわれているため、できるだけ湿度を60%以下に保ちましょう。
気象庁のデータによると、2021年の東京都における梅雨の平均相対湿度は、6月が77%、7月は83%でした。ここから湿度を下げるためには、いかに除湿できるかがポイントです。ここでは、電気を使わず環境に優しい湿気対策を紹介します。
<こまめに換気をする>
こまめに換気することで、室内の湿度を下げることができます。梅雨の時期は雨が降っていることもあり、窓を閉めっぱなしにしているかもしれません。
しかし、閉め切った室内には湿気がこもってしまいます。窓を開けて空気を取り込んだ方が、室内の湿度は下がります。
換気のポイントは、窓や扉などを2ヵ所以上開けて、空気の通り道をつくることです。強い雨の日でない限りは、窓を開けてこまめに換気するようにしましょう。
また、押し入れ、クローゼット、シンク下などの空気のこもりやすい場所も、扉を開けて換気するのがおすすめです。
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<新聞紙を除湿シートにする>
梅雨の時期は収納ケースの中も湿気がこもりやすいもの。そこで新聞紙を除湿シート代わりにすることで、ケース内の湿気を取ることができます。新聞紙は吸収性に優れているため、高い除湿効果を得られます。
例えば、衣装ケースの中に新聞紙を敷き、その上に洋服をしまうのも良いでしょう。見た目が気になる場合は、新聞紙の上からラッピングペーパーなどを敷くのがおすすめ。
<エコな除湿剤を置く>
除湿剤にはさまざまな種類がありますが、せっかくなら環境に優しいエコなアイテムを使いたいもの。エコな除湿剤には以下のようなものがあります。
・重曹
掃除に使える重曹は、実は抜群の除湿力を持っています。お皿や小瓶に重曹を入れ、部屋に置いておくだけでOK。湿度を下げるだけでなく、消臭効果もあるため、下駄箱に入れるのもおすすめです。
注意点は、密閉しないことです。重曹が空気に触れなければ除湿効果がないため、どうしてもカバーしたい場合にはガーゼなどをかぶせて輪ゴムで留める程度にしましょう。
交換時期は約1ヵ月〜3ヵ月。重曹の粉が固まったら交換の目安です。使用後の重曹は、そのまま掃除に再利用できます。
・竹炭
竹炭は除湿剤に最適なアイテムです。炭には備長炭や木炭などの種類がありますが、竹炭は他の炭に比べて細孔と呼ばれる小さな穴がたくさんあります。その小さな穴から湿気やにおいを吸収してくれるため、除湿力が高いのです。
しかも天日干しをすると除湿・消臭効果が回復し、半永久的に使うことができます。部屋をはじめ、クローゼットや下駄箱、シンク下などに置いておくだけで、除湿と消臭、両方の力を発揮してくれます。
竹炭は1kg1000円程度ですが、くり返し使えるため、経済的かつ環境に優しい除湿剤といえるでしょう。
湿気対策はお早めに!梅雨の季節を快適に乗り切ろう
今回は除湿機やエアコンのドライ機能に頼らない、環境に優しいエコな除湿方法をお伝えしました。エコな除湿方法なら、電気代が掛からず、頻繁に除湿剤を買い替える必要もないため、お財布にも優しいですよ。
また電力を使わないため、地球温暖化を抑えることにもつながるでしょう。早めに湿気対策を行うことで、カビやダニの発生を防ぎ、健康を守ることにもなります。
ぜひ、今年はエコな除湿方法で梅雨の季節を快適に乗り切っていきましょう。
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