世界では気候変動が引き起こす異常気象によって、集中豪雨や干ばつなど、さまざまな被害が起きています。そんな中、2020年2月頃に東アフリカを中心にサクトビバッタが大量発生し、農作物などに被害を及ぼす事態が起こりました。
バッタの大量発生による災害のことを「蝗害」と呼びますが、気候変動とどう関係しているのでしょうか?
今回は、気候変動の影響ともいわれているバッタの大量発生や、蝗害について日本への影響なども併せて解説します!
まずは蝗害とは何か、またどんな被害をもたらすのかを確認していきましょう。
(参照:インドにバッタの大群侵入、蝗害がコロナに続く新たなリスクに)
そもそもなぜバッタは大量発生するのでしょうか。気候変動もバッタの大量発生の一因として考えられていますが、ここでは具体的な原因を見ていきましょう!
蝗害を防ぐための方法はあるのか、また繁殖しながら移動してくるバッタによる日本への影響も気になるところです。ここからは、蝗害を防ぐための対策法と日本への影響を確認していきましょう。
(参照:サバクトビバッタについて)
日本への影響はないとはいえ、日本も決して無関係ではありません。海外で農作物の被害が大きくなればなるほど、日本の食料にも影響してくるといえます。また、気候変動を抑えない限り、異常気象が引き起こされバッタは大量発生をくり返す可能性があります。
蝗害による草木や農作物への被害を防ぐためにも、小さなことから気候変動対策に取り組んでいきましょう。
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