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ペンの色で成果が変わる!色の心理的効果とおすすめの使い方
Monday, 23 December 2024
しかし、ペンの種類を使い過ぎるなど間違った使い方をしてしまうと、逆効果になってしまいます。
そこで今回は、Psychological effects of color「色による心理的な効果」をテーマに、ペンの色ごとの心理的効果に加え、目的に応じたペンの色選びやペンを使う際の注意点を解説します。
ペンの色ごとの心理的効果
色にはそれぞれ異なる印象や効果があるとされ、私たちの感情や行動に影響を及ぼしています。まずはペンの色ごとの心理的効果を見ていきましょう。
<黒色>
黒色は標準的で信頼感を与える効果があります。フォーマルな書類やビジネスに適している色で、重要な場面で多く使われている点が特徴です。また、強いコントラストを生み出すため、勉強の場面においても重要事項との色を使い分けるのに役立ちます。
<青色>
青色は、冷静さや集中力を高める効果があるといわれています。精神を落ち着かせる効果もあるため、長時間の作業や勉強に効果的です。集中力が高められることから、暗記力アップも期待できるとされています。
<赤色>
赤色は注意を引く色で、重要な部分を強調するのに適しています。ただし脳への刺激が強く、緊張感を与える色でもあるため、使用頻度や使い方には注意が必要です。
(参考:https://www.takeda.tv/niigata/blog/post-215537/)
<緑色>
目に優しいとされる緑色は、緊張を緩和させリラックスできる効果があります。柔軟な思考を促進するため、創造的な作業をする場面に有効です。また、勉強や作業に疲れてイライラしそうなときにも、穏やかな気持ちでいられるでしょう。
(参考:グリーンインク~色がもたらす心理効果~)
<黄色>
黄色はビタミンカラーとも呼ばれ、ポジティブな気分や活力を与えてくれます。集中力に加え、記憶力や判断力も高めてくれる効果があるといわれています。また、注意を促す色でも忘れたくない箇所に使うのも効果的です。
目的に応じたペンの色選び
仕事や勉強、創作活動などさまざまなシーンで色の効果を発揮するには、何色のペンを使えば良いでしょうか。ここでは目的に応じたペンの色選びをご紹介します。
<仕事で使うとき>
仕事では黒色や青色のペンを使うのがおすすめです。黒は信頼感、青は落ち着きと冷静さを与えるため、感情を抑えて論理的に書く場面にも向いています。
また、黒は文字や図をはっきりと見せる効果があるため、視認性が高く重要な情報をしっかりと伝える場面や信頼感を与える書類を作成するときにも効果的です。
(参考:https://studyhacker.net/blackpen-whitenotebook)
<勉強で使うとき>
勉強で使うときには、黒や青をメインに使い、集中力や安定感を維持することをおすすめします。暗記しておきたい箇所は青で書いておくのも効果的です。
また、強調したい部分に赤を使うことで、重要な箇所を視覚的に引き立てられるでしょう。さらに、緑や黄色を補足部分に使うことで、勉強中の気分や効率を調整できます。
見やすいノートにする際には、このような色の使い分けをするのがおすすめです。
<クリエイティブな活動で使うとき>
クリエイティブな活動で使うペンの色は、アイデアや想像力を引き出すために重要です。
クリエイティブな作業に適したペンの色で欠かせないのが、紫色です。
紫は神秘的で高貴なイメージがありますが、新しいアイデアや独自の発想を引き出す効果が期待できます。クリエイティブなプロジェクトやアートに適した色です。
また、黄色も好奇心を刺激する色といわれています。発想力を高め、ユニークなアイデアが必要なときに役立つでしょう。
(参考:https://dreamcre8.jp/up/design-psychology-color-culture)
色ペンの使い過ぎや赤の使用頻度には注意?
ペンの色を効果的に使うには、ペンの種類の使い過ぎや赤ペンの使用頻度に気をつける必要があります。ここではペンの使い方で注意すべき点とその理由を確認していきましょう。
<ノートでの色分けに何種類ものペンを多用しない>
ノートを作成する際、何種類ものペンを使ってカラフルなノートにしている人もいるかもしれません。
色分けしてわかりやすくしているつもりでも、実は色を使い過ぎることで勉強や作業の効率を下げている可能性があります。ペンを使い過ぎると、色分けをした意味や目的がわかりづらくなるからです。
ノートを作成する際はペンの種類は3~4色までに抑え、「黒→メイン」「青→暗記したい箇所」「赤→重要な箇所」「緑または黄色→補足」というように使い分けるのがおすすめです。
<赤は最重要箇所だけに使う>
赤は興奮作用があるため、最重要箇所だけに使うようにしましょう。赤は刺激が強いことから、使い過ぎると気が散りやすくなるほか、ストレスを感じやすくなるともいわれています。ノートが真っ赤になっている人は要注意です。
赤の使用頻度は減らして、どうしても忘れてはならない箇所だけに絞って使うようにしましょう。
ペンの色を効果的に使い分けて勉強や仕事の効率を上げよう!
ペンの色を状況に応じて使い分けることで、勉強や仕事、クリエイティブな活動をより効率的に進めることができます。
特に青色のペンは精神を落ち着かせ、集中力や暗記力を高めるほか、長時間の勉強や作業に効果的です。
ノートを作成する際には、ペンの種類を多用しないよう注意し、赤も最低限にするのがポイントです。
ぜひ、ペンの色を効果的に使い分けて、勉強や仕事の効率アップに役立ててみてはいかがでしょうか。