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野菜を食べて気候変動対策!?クライマタリアンという選択肢

Monday, 27 November 2023

農作物の不作や出荷時期の遅れが発生するなど、気候変動による影響は身近な食べ物にまで出始めています。しかし、気候変動の要因でもある温室効果ガスの排出量は、食品産業が全体の24%を占めているのです。

特に畜産業は環境負荷が大きいとされていますが、だからといって肉をまったく食べないという選択肢は抵抗があるでしょう。

そこで新たな食生活の選択肢として注目されているのが、クライマタリアンです。今回はクライマタリアンとは何か、また気軽に取り入れる方法をご紹介します!

(※参考:Climatarian is an easy diet that’s good for the climate, good for nature and good for you.)

気候変動に配慮するクライマタリアンとは?

クライマタリアンとは、気候変動に配慮した食生活をする人のことです。気候を表す「climate」と「~主義」を意味する「tarian」を組み合わせた造語です。

2015年にニューヨークタイムズ紙で取り上げられ、アメリカでは新たな食生活の概念として外食産業においてトレンドになりつつあります。

日本ではまだ馴染みが薄い言葉ですが、ベジタリアンやぺスカタリアンなどに続く新たな食スタイルとして、少しずつ注目度が高まっています。

クライマタリアンは、食生活を気候変動対策へのアクションにつなげる点がポイントです。

(※参考:HUFFPOST)

気候変動に配慮した食生活!クライマタリアンが実践しやすい理由

クライマタリアンが比較的取り入れやすいとされている理由は、「食べ物を排除する」という考えではないことです。

例えばヴィーガンは動物性由来の食品は一切食べないため、「肉・魚・乳製品・卵・はちみつ」などを口にしません。また、ぺスカタリアンは菜食と魚中心の食スタイルのため、肉は食べないのが基本です。さらにベジタリアンは菜食主義とされ、肉や魚などの動物性食品を控えます。

これらの食生活は、特定の食品を食べないという特徴がありますが、クライマタリアンの場合は食べ物を排除するという考えはないため、ヴィーガンやベジタリアンのように、厳しい規則はありません。

クライマタリアンが重視しているのは、「気候変動に配慮した食品かどうか」であるため、環境負荷が少ない方法で作られたものであれば、肉を食べても問題ないのです。

動物性食品では、牛肉より豚肉、豚肉より鶏肉というように、より環境負荷が少ないものを選択するのがクライマタリアンの考え方です。「食べてはいけない」という強い規制がないため、ヴィーガンやベジタリアンが難しい人も取り入れやすいといえるでしょう。

(※参考:ヴィーガンは断念でもクライマタリアンなら?)

クライマタリアンを気軽に取り入れる方法

実践しやすいことがわかったクライマタリアンですが、実際どんな食べ物を選べばいいのでしょう。ここからはクライマタリアンを気軽に取り入れる方法をご紹介します!

野菜・大豆・穀物などの植物性食品を多く食べる

クライマタリアンを実践するなら、動物性食品よりも植物性食品を多く食べるのがおすすめです。植物性食品には野菜・大豆・穀物などがあり、いずれも生産過程において肉よりも温室効果ガスの排出量が少なく、環境負荷が低いとされています。

植物性食品を意識して多く選ぶだけで、温室効果ガスの排出量削減や気候変動の緩和に貢献できます。

地産地消の食材を選ぶ

地域で生産された食材を選ぶことで、輸送時の二酸化炭素排出量を削減し、気候変動対策に配慮した選択ができます。食物を育てるときだけでなく、輸送時に排出される温室効果ガスにも着目するのがクライマタリアンの視点です。

地産地消の食材を選ぶことで気候変動の抑制につながるほか、地域経済の活性化や新鮮な食材を手に入れられるといったメリットもあります。

ミートフリーマンデーを取り入れる

ミートフリーマンデーとは週に一度、肉を食べずに菜食にする取り組みのことです。畜産業は温室効果ガスの排出が多いことから、毎日肉を食べるのではなくせめて週に一度控える日を設けて環境負荷を減らそうという目的があります。

肉を頻繁に食べている人も、週に一度なら気軽に取り組めるのではないでしょうか。

環境に配慮したパッケージの食品を選ぶ

食品を生産する過程では、パッケージにも環境負荷が大きいものがあります。特に石油由来のプラスチック包材は、適切に処理されず川や海に流れ、水質汚染や環境負荷につながる問題が発生しています。

環境に配慮したパッケージの食品を選ぶことは、気候変動に配慮する視点を持つからこその行動です。

気軽にクライマタリアンを取り入れて気候変動対策に貢献しよう!

動物性食品を一切食べないヴィーガンや菜食主義のベジタリアンに比べて、比較的取り入れやすいクライマタリアン。「気候変動に配慮した食生活」をポイントに食品を選ぶだけで、排除しなければならない食材などは特にありません。

自分の判断で決められるのも、継続しやすい点といえるでしょう。今回紹介したクライマタリアンを気軽に取り入れる方法を参考に、食を通して無理なく気候変動に貢献していきましょう!

あわせて読みたい: 環境に優しい食べ物を選ぶには?産地や容器にも注目しよう

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