紫外線がもたらす健康への影響|上手に付き合う方法とは

3月〜4月は紫外線量が徐々に増えてくる季節。ここから夏に向かって紫外線量はピークを迎えます。紫外線は肌にダメージを与えるなど、悪いイメージが強いかもしれません。しかし、紫外線は健康を維持する上で欠かせないものであることもわかっています。

今回は「紫外線がもたらす健康への影響」をテーマに、紫外線と上手に付き合う方法を紹介します!

目次

紫外線とは?

そもそも紫外線とは、人の目には見えない光の一種です。太陽光は「赤外線、可視光線、紫外線」の3種類に分けられます。

目に見えるものは可視光線と呼ばれますが、可視光線に比べて波長が長いものが赤外線、波長が短いものが紫外線です。紫外線は、波長の長さによって3種類に分類されます。

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【紫外線の種類】

・UV-A
3つの中で最も波長が長い紫外線。大気にほとんど吸収されず、地表に届きます。UV-Bに比べ人体への影響は少ないとされていますが、皮膚の奥まで到達してダメージを与えます。また一部は目の奥の網膜まで届くこともあり、白内障の原因となることも。

・UV-B
3つの中で2番目に波長が長い紫外線。大気(オゾン層)にほとんど吸収されるため、地表に届くのは一部です。しかし、UV-Aよりも生物や人体に与える影響は大きく、皮膚細胞のDNAを傷つけたり、炎症を起こしたりします。シミ皮膚がんの原因と考えられています。

・UV-C
3つの中で最も波長が短い紫外線。大気(オゾン層)などに全て吸収されるため、地表には届かない光です。

ここまでは、紫外線の悪影響ばかりが目立っていたかもしれません。しかし紫外線には健康への良い効果もあります。詳しく見てみましょう!

<ビタミンDを生成する働きを持つ紫外線>

紫外線のUV-Bには、ビタミンDを生成する働きがあります。UV-Bを浴びることで皮膚の下でビタミンDが作られるのです。

ビタミンDは、カルシウムやミネラルを代謝するのに不可欠な栄養素のひとつ。骨を作ったり強化したりするのに役立っています。

しかし1日に必要な量8.5ug(※)のビタミンDを食事から摂るのは簡単ではありません。きのこや魚類にも含まれますが少量しか摂れないため、多くの人が1日のビタミンD摂取量の半分を紫外線に頼っています。

そのため、日光浴をして適度な紫外線を浴びることは健康を維持する上でも不可欠です。紫外線の量は季節や天気、場所によっても変わりますが、目安として1日15分〜30分程度は日光浴を心掛けると良いでしょう。

※18歳以上の1日のビタミンD摂取目安量

<紫外線の浴び過ぎは健康を害する恐れも>

一方で、紫外線の浴び過ぎには注意しなければなりません。
先程もお伝えしたように、紫外線はシミや皮膚がんの原因となったり、目の奥に到達して白内障を引き起こしたりすることもあります。

加えて、子どもの頃から浴び続けた紫外線の影響は、何十年も経って現れるといわれています。そのため、大人だけでなく子どもも適切な紫外線対策をとるようにしましょう。

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紫外線と上手く付き合う方法

紫外線と上手く付き合い、適度に浴びて健康効果を得るためにも、まず大切なのは紫外線の浴び過ぎを防ぐことです。

<紫外線の強い時間帯の外出を避ける>

紫外線量が多くなる5月〜7月は特に、紫外線の強い時間帯(10時〜14時頃)の外出を避けるようにしましょう。外出せざるを得ない場合には、次のような紫外線対策をとるようにしましょう。

<日焼け止めを使う>

外出の際には、日焼け止めを使うようにしましょう。日焼け止めに表示されているPAはUV-Aへの効果、SPFはUV-Bへの効果を表しています。

肌が弱い人やお子さんには、紫外線吸収剤を使用していないノンケミカルタイプの日焼け止めがおすすめです。

また、日焼け止めは汗で流れ落ちてしまうこともあるため、2〜3時間置きに塗り直すと良いでしょう。

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<帽子をかぶる、日傘を使う>

外出の際には、帽子をかぶるか、日傘を使うようにしましょう。帽子を着用することで紫外線による目への影響を約20%減らせるといわれています。

特に麦わら帽子などつばの広い帽子や、紫外線防御機能を高めた日傘が効果的です。

<サングラスをかける>

紫外線が強い日の外出は、サングラスをかけることをおすすめします。紫外線防止効果(UVカット効果)のあるサングラスをかけることで、紫外線による目への影響を90%減らせるといわれています。

また横からの紫外線も防ぐため、サングラスは顔のサイズに合ったものを選びましょう。

<衣服でカバーする>

袖が長い襟付きのシャツなど、衣服でカバーするのもおすすめです。皮膚に到達する紫外線の量を減らすことができます。

ただし、夏の暑い日は熱中症にならないよう、通気性や吸湿性があるものを選ぶようにしましょう。

<衣服でカバーする>

袖が長い襟付きのシャツなど、衣服でカバーするのもおすすめです。皮膚に到達する紫外線の量を減らすことができます。

ただし、夏の暑い日は熱中症にならないよう、通気性や吸湿性があるものを選ぶようにしましょう。

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紫外線と上手に付き合って健康な体を維持しよう!

紫外線による健康への影響には、メリットとデメリットがあることがわかりました。紫外線を適度に浴びることによって、健康維持に欠かせないビタミンDが生成されますが、紫外線の浴び過ぎは健康を害する恐れがあります。

また、環境汚染によって、ここ数年間でオゾン層の破壊が進み、紫外線の量が増えていることが明らかとなっています。

紫外線を浴び過ぎないためには、紫外線対策をしっかりと行い、上手に付き合っていくことが大切です。今回紹介した紫外線対策を取り入れながら、健康な体を維持していきましょう!

参考:

https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/3-40uv.html
https://www.env.go.jp/chemi/matsigaisen2020/matsigaisen2020.pdf

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