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Urban Farming初心者におすすめのMicro Farmingとは?

Thursday, 21 November 2024

都市部の屋上ビルや遊休地などの空きスペースで野菜を育てるUrban Farming。ライフスタイルに取り入れる都市住民が増えつつある一方で、「野菜を育てるって大変そう…」と感じている人もいるかもしれません。

そんな人におすすめなのが、小さな野菜が手軽に育てられるMicro Farmingです。今回はUrban Farming初心者におすすめのMicro Farmingを解説します。

Urban Farmingの入門編?Micro Farmingとは

Micro Farmingとは、比較的小さなスペースで野菜や植物を育てることです。室内やベランダなどの限られたスペースで行なうプランター栽培もMicro Farmingに含まれます。

 

しかし、ここでいう手軽なMicro Farmingとは、キッチンの片隅でできる紙コップや牛乳パックを利用した栽培方法です。小規模なスペースでも野菜やハーブを育てられるため、Urban Farmingの入門編としてトライする人も増えています。

キッチンでできるMicro Farmingの魅力 

Urban Farming初心者におすすめのMicro Farmingは、廃棄物を再利用でき、低コストで始められるなどの魅力があります。ここではキッチンでできるMicro Farmingの魅力を見ていきましょう。

 

<身近な廃材をプランター代わりにできる>

紙コップでも野菜やハーブを育てられるのがMicro Farmingの魅力です。カフェのおしゃれなロゴが入った紙コップを再利用してプランターにするのも良いでしょう。

 

また、牛乳パックやペットボトルを横にして、カッターで切り込みを入れてプランターに使用することも可能です。身近な物を再利用できるため、廃棄物の削減やコスト削減にもつながります。

 

<ちょっとしたスペースで育てられる>

Micro Farmingの一番の魅力は、小さなスペースで野菜や植物が育てられることです。紙コップが置ける場所であれば、どこでもUrban Farmingが実践できます。

 

例えば、キッチンの片隅や窓辺、デスクの上に置いたら、そこはプチ菜園の完成。畑に行かなくても日々芽が成長する姿を見られるのも良い点です。

 

<水やりは霧吹きでOK>

Micro Farmingの場合、水やりも霧吹きでOKなので植物の世話がラクです。朝晩、気づいたときにシュシュッと水を吹きかければ良いので、忙しい人にも向いています。野菜やハーブを育てるハードルがグッと下がるのが、キッチンでできるMicro Farmingです。

 

<毎日フレッシュなハーブやレタスが食べられる>

種をまく時期をずらして、さまざまな野菜やハーブを育てることで毎日収穫が楽しめる状態になります。収穫したてのフレッシュな野菜を使って作るサラダはおいしさも格別です。つみたてのハーブを紅茶に入れたり、ピザにトッピングするのも良いでしょう。

 

いつでも新鮮で健康的な野菜やハーブが食べられるのはMicro Farmingの魅力のひとつです。

 

(参考:https://urbanfarmers.club/2019/10/10/af1/)

MicroFarmingのやり方とポイント 

ここからはUrban Farming初心者におすすめの、Micro Farmingのやり方とポイントをご紹介します。

 

<準備するもの>

 

まずは以下のものを準備します。

・腐葉土

・パーライト(軽石)

・赤玉土

・キリ

・容器(紙コップ・ペットボトル・牛乳パックなど)

 

あらかじめ水でよく洗い、乾かしておきます。ペットボトルや牛乳パックなどは、横に倒した状態で、上からカッターで長方形にくり抜いておきましょう。

 

<①好きな容器を選んで小さな畑を作る>

好きな容器を選び、キリで底に穴を数カ所開けます。水やりをしたときに、底に水が溜まらないようにするためです。

 

容器が準備できたら、パーライト(軽石)→赤玉土→腐葉土の順に容器の縁1cmくらいまで入れます。表面をならしたら深さ0.5cmほどの溝を作ります。

 

<②種をまいて水やりをする>

溝の間に種をパラパラとまき、両サイドの土をやさしくかぶせます。種がすべて隠れたら、上から指でそっと土を押さえましょう。種をまいたら、霧吹きで優しく水をかけて土表面を湿らせます。

 

直射日光や風が直接当たらない場所に置き、芽が出るのを待ちましょう。水やりは毎日朝晩2回、土表面が湿る程度に霧吹きをかけます。

 

<➂約2週間たったら間引きをする>

約2週間で芽がたくさん出てきますが、このタイミングで間引きをします。間引きとは、密生している芽を適度に取り除くことです。こうすることで芽と芽の間隔が十分にとれるため、日光や栄養を吸収しやすくなります。

 

間引きのコツは、変色している葉や、重なりあっている葉などから優先的に、やさしくそっと抜いていくのがポイントです。

 

<➃収穫する>

収穫する際は手でちぎったり引っこ抜いたりせずに、よく切れるハサミを使って行ないましょう。内側から新しい芽が出ている場合があるので、外側の大きい葉から切り取っていくのがおすすめです。

 

<➄土を再利用できる状態にする>

野菜や植物をすべて収穫し終わった後の土は、ふるいにかけて天日干しをし、水分を飛ばします。乾燥してきれいになった土に腐葉土を混ぜると、再びMicro Farmingに使用できるのです。

 

腐葉土以外にも食品廃棄物を堆肥化させて土を循環利用する方法もあります。

 

(参考:https://www.kubota.co.jp/agrikids/play/microfarming/

https://agri.mynavi.jp/2022_12_23_213115/)

わずかなスペースでも野菜は育つ!Urban Farmingの第一歩を 

Micro Farmingはキッチンの小さなスペースでも野菜を育てることができます。おすすめはベビーリーフ、ルッコラ、ミント、バジルなどです。

 

Urban Farmingに興味がある人は、第一歩としてMicro Farmingから始めてみてはいかがでしょうか。

 

合わせて読みたい:水耕栽培で作る野菜や果物はおいしい?!気になる栄養価は?

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