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Urban Farmingのはじめ方|ポイントや選び方を解説

Friday, 25 October 2024

ビルの屋上や空き地など、都市部のちょっとした空きスペースを使った農業を意味するUrban Farming。日本でもキャンプやサウナに続く新たなカルチャーとして、注目を集めています。とはいえUrban Farmingをやってみようと思っても、何をどうしたら良いのか悩んでしまうかもしれません。

そこで今回は、Urban Farmingをはじめる際のポイントやUrban Farmingの選び方について解説します!

Urban Farmingは新たなカルチャーとして注目!

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Urban Farmingが新たなカルチャーとして注目されているのには、いくつか理由があります。ひとつは日々の疲れを癒やしたいという人や、心身のリフレッシュを目的に自然との触れ合いを求める人が増えたことです。

特に新型コロナウイルスの流行以降、これまでのライフスタイルを見直しUrban Farmingを取り入れる人が増えています。

Urban Farmingは農業体験を楽しみたい人だけでなく、ストレスを解消したい人、新しい人との出会いを求める人、子どもへの食育に興味がある保護者など、いろいろな需要を満たします。

また、都市部の緑地増加によってCO2を吸収できたり、雨水や廃棄物を有効活用することで食品ロスが軽減できたりと、環境問題の解決に貢献できるのもポイントです。

さらに人口増加による食糧危機の対応策にも寄与しており、持続可能な食システムとしても期待が高まっています。

心身の健康や人とのつながりを実現しつつ、環境保護にも貢献できるUrban Farmingは都市の未来を担う重要なカルチャーでもあるのです。

(参照:みんなでつくる、アーバンファーミングマップ。 | grow SHARE)
(参照:サウナやソロキャンプに次ぐ粋なポップカルチャー。都会での農的体験「アーバンファーミング」のはじめ方)

Urban Farmingをはじめる際のポイント

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Urban Farmingをはじめる際はいくつかポイントがあります。どんな点に着目すれば良いのか見ていきましょう。

まずはMicro FarmingからでもOK!

 

農業はハードルが高そう…と感じている人もいるかもしれません。そんな人は、Micro Farmingから始めるのがおすすめです。Micro Farmingとは、その名の通り「小さな農」を指します。

例えば廃棄予定のコーヒカップに培養土を入れて種をまき、キッチンに置いておくのも立派なMicro Farmingです。

ルッコラやベビーリーフを育てて、サラダやサンドイッチに入れて食べるのも良いでしょう。Micro Farmingなら簡単に「育てて食べる」という体験ができます。

(参照:東京で広がるアーバン・ファーミングの魅力東京で広がるアーバン・ファーミングの魅力)

ライフスタイルに合わせて取り入れる

 

Urban Farmingはライフスタイルに合わせて取り入れるのも大事なポイントです。栽培場所や植物を世話する時間などを考慮して、日常の中で負担にならないようなかたちで取り入れましょう。

コミュニティーファームを利用するのであれば、買い物ついでや仕事の出勤・退勤前に寄れる場所にするなどの工夫が必要です。

また、出張が多いなどこまめに植物のお世話ができないという人は、コミュニティーメンバーが共同で管理しているファームを活用すると良いでしょう。

頑張り過ぎない

 

Urban Farmingは頑張り過ぎず、楽しむことが大切です。栽培の過程を楽しみ、成功体験や収穫の喜びを味わうことで、達成感や満足感が得られます。

ストレスを溜めないよう、自分のペースでUrban Farmingを進めることで、心身への癒やしやリフレッシュ効果が感じられ、ライフスタイルがより充実していくでしょう。

Urban Farmingの選び方

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Urban Farmingをいざ実践しようと思っても、どこでどんな栽培方法で何を育てるのか迷ってしまうかもしれません。そんな方のために、ここからはUrban Farmingの選び方を解説していきます。

<目的に合わせて選ぶ> 

Urban Farmingをはじめる際に、目的を明確にするのがポイントです。食育目的なのか、農作業を通して人と交流したいのか、野菜の育て方や知識を教えてもらいたいのかなど、目的によって栽培する場所も変わってきます。

自分がどのような目的でUrban Farmingをはじめたいのかを良く考えてみましょう。

<栽培する場所で選ぶ> 

Urban Farmingをはじめる際には、栽培する場所で選ぶのもひとつの方法です。仕事の合間に自然体験を取り入れたいなら、オフィスや職場の近くのファームを探してみると良いでしょう。
買い物ついでに農作業をするなら、よく行くスーパーやショッピングモール付近のファームを選ぶのも効率的です。

<育てたい作物で選ぶ> 

育てたい作物で選ぶという方法もあります。屋上農園や遊休地を活用したファームなど比較的広い場所では、米やダイコン、ニンジン、ジャガイモ、トマト、ナス、ズッキーニなど本格的な農作物づくりが体験できます。

身体を動かして汗を流し、本格的な農業体験を楽しみたい人は、これらの作物を育てられるファームがおすすめです。

(参照:サウナやソロキャンプに次ぐ粋なポップカルチャー。都会での農的体験「アーバンファーミング」のはじめ方)
(参照:OUR FARMING OUR COMMUNITY – URBAN FARMERS CLUB)

自分が取り入れやすい方法でUrban Farmingをはじめてみよう!

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Urban Farmingを選ぶ際には、目的を明確にし、ライフスタイルに合わせて無理なく取り入れるのがポイントです。ストレスを感じず自分のペースで楽しめることが何より大切になります。

今回紹介した選び方を参考に、自分が取り入れやすい方法でUrban Farmingをはじめてみてはいかがでしょうか。
あわせて読みたい: レタスの栽培方法|プランターでの育て方とポイントを解説!

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