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外壁の色による心理的効果とは?色選びのポイントも解説

Thursday, 19 December 2024

家の外壁は色によって印象が大きく変わるため、慎重に選ぶ必要があります。色の心理的効果を利用して外壁の色を選ぶことで、自分の理想とするコンセプトやイメージに近づけることが可能です。

今回はPsychological effects of color(色が及ぼす効果)をテーマに、外壁の色が人に与える印象と効果について、また、外壁の色選びにおけるポイントも併せて解説します。

外壁の色選びで与える印象は変えられる?

外壁の色選びは、家の印象や雰囲気に大きく影響するほか、周囲との調和や外壁の耐久性にも関わることもあるため非常に重要です。

 

特に色には心理的効果があり、住む人の気分や感情にも影響を与えます。特定の色を見ることでポジティブな気分になったり、リラックスしたりするのも心理的効果によるものです。

 

また、外壁を暗い色を使うことで重厚感があるように見せたり、白などの明るい色を選ぶことで実際より大きな印象を与えたりすることもできます。

 

このように色の心理的効果を生かして外壁の色を選べば、与える印象を自在に変えられるのです。

 

(参考:https://owners.sumaity.com/cat_reform/press_312/)

外壁の色が人に与える印象と効果

色にはそれぞれ異なる特徴があり、与える印象や効果も変わってきます。ここでは外壁の色が人に与える印象と効果を見ていきましょう。

 

<白> 

外壁の中でも人気の高い白は、清潔感や高級感の印象をもたらします。また、膨張色とも呼ばれ、実際よりも大きく見えるのが特徴です。他の色と組み合わせやすく、濃い色と合わせるツートンカラーも人気です。メリハリが生まれ、デザイン性も上がります。

 

<黒>

黒の外壁は、高級感や重厚感を感じさせます。落ち着いた印象を与え、モダンでスタイリッシュな大人の雰囲気を演出できます。差し色を入れることで、重たさを緩和できるのもポイントです。

 

<グレー>

グレーの外壁は高級感とシックな印象を与えます。また、ライトなグレーにすることで清潔感を出すことも可能です。ダークグレーは落ち着いた雰囲気になり、汚れが目立ちにくい特徴があります。

 

<ベージュ>

ベージュは外壁の中でも最も人気の色で、ナチュラルで明るい印象を与えます。さまざまな家の形や環境に馴染みやすく、他の色ともマッチしやすいのが特徴です。濃い色と組み合わせることで引き締まり、ベージュの明るさがより引き立ちます。

 

<茶色>

茶色は土や木などの自然を連想させることから、落ち着いた印象があり温かみや安心感を与えます。明るい茶色はかわいらしい雰囲気になり、濃い茶色はクラシカルな雰囲気を作れるのも特徴です。

 

<オレンジ・黄色> 

オレンジは太陽や夕日をイメージすることから温かみのある印象になり、黄色は元気で楽しい印象を与えます。海外のような明るくポップな家の雰囲気に仕上げることもできるでしょう。近隣との調和がとれるように、原色ではなく彩度が低めの落ち着いた色が良いでしょう。

 

<緑色> 

森林をイメージさせる緑色は、爽やかで落ち着いた印象を与えます。パステルカラーの緑は明るく外国風の雰囲気になり、深みのあるモスグリーンはモダンな雰囲気に仕上がります。モスグリーンは木目調との相性も抜群です。

 

<青・水色> 

青はクールでおしゃれな印象、水色は清涼感があり爽やかな印象をもたらします。濃いめの青は深みと品格を感じさせ、スタイリッシュな雰囲気になるのが特徴です。また、鮮やかなライトブルーは海の雰囲気を感じさせます。青や水色は白との組み合わせにも最適です。

 

<ピンク> 

ピンクはかわいらしさと優しさ、安心感がありやわらかい印象を与えます。白やグレーとの組み合わせで上品な印象になり、濃い茶色や黒をアクセントに入れることで全体的に引き締まった印象に仕上がります。ピンクの外壁は、個性的でありつつも穏やかな雰囲気を演出できるでしょう。

外壁の色選びにおけるポイント

外壁の色を選ぶ際には、周囲との調和を意識したり、色を使い過ぎないようにしたりなど、いくつかポイントがあります。どんな点に気をつけて色を選べば良いのか、詳しく見ていきましょう。

 

<家全体のバランスを考慮して色を選ぶ>

外壁の色を選ぶ際には、屋根やドア、窓枠などの色とのバランスがとれているかどうか、確認が必要です。単純に外壁に取り入れたい色で決めてしまうと、家全体で見たときにアンバランスになってしまう可能性があるため、配色には注意しましょう。

 

<周囲と調和がとれる色かを意識する> 

周囲の住宅や建物の色と、調和がとれているかどうか意識して色選びすることも重要なポイントです。周囲の景観に配慮せずに色を決めてしまうと、浮いた印象になってしまう可能性があります。

 

自治体によっては景観ガイドラインがあり、色彩基準が定められている場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

 

<汚れやすい、色あせしやすい色などを確認しておく> 

外壁の色を選ぶ際には、色の心理効果だけでなく機能性に着目するのもポイントです。特に汚れやすい色や色あせしやすい色は確認しておきましょう。

 

「白・黒」は色がはっきりしているため汚れが目立ちやすいといわれています。一方、「ベージュ・グレー・茶色」は汚れが目立ちにくいです。

 

また、「オレンジ・黄色・青」など原色系の色は紫外線を吸収しやすく、色あせしやすいといわれています。こまめに塗り直しが必要になる場合もあるため、よく検討しましょう。

色の特徴を理解して、理想の印象に合った外壁の色を選ぼう

外壁の色は家の印象に影響を与えるため、色の特徴や効果を理解して選ぶことが大切です。色選びのポイントも確認し、理想の印象に合った外壁の色を選んでみてください。

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