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ダイエットにも効果的!ヨガについて知ろう
Monday, 21 March 2022
ヨガの成り立ち
ヨガ「Yoga」の語源はサンスクリット語の「yuj(ユジュ)」(牛や馬と車をつなぐ「くびき」)。コントロールする、調和をとる、つなぐといった意味があります。数千年もの歴史をもつヨガのはじまりには諸説ありますが、一説には体、心、魂を神(あるいは宇宙)に結びつける瞑想修行法として、紀元前4000年~2000年頃、インダス文明で生まれたとか。
紀元後1300年頃には、ポーズ(アーサナ)と呼吸法(プラーナヤーマ)など、現在ヨガとしてイメージされる「ハタ・ヨガ(=力強いヨガの意)」が誕生。その後、このハタ・ヨガを基礎としてさまざまな流派が生まれ、現代のヨガへとつながっていきます。
現在ではダイエットや健康法としてブームとなっているヨガですが、もともとの目的は「心の作用の止滅=安定した心を作ること」にあります。確かに、ヨガをやっていると自然と心が穏やかになる感じがありますよね。
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ヨガでダイエットを成功させる秘訣
ヨガは体と心を整えるもの。体については、バランスを整えて姿勢のゆがみを矯正。またポーズに取り組むことで柔軟性が増し、インナーマッスルが鍛えられるなど筋力が向上するので、脂肪の付きにくい体になれます。血流やリンパの流れが良くなり、代謝もアップすることが期待できます。
心については、呼吸や瞑想で安定した状態にすることを目指します。ダイエットは継続する意志を固く持つことが、実は何よりも大切です。ヨガは心を安定させてくれる為、ダイエットをする中でのストレスを抑えて続けやすくする効果も。
体も心も整う事で、自然とダイエット効果が生まれるのがヨガの良さです。
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おうちでできる、ダイエットに向いている簡単ポーズ
それでは、実際にヨガでのダイエットに取り組んでみましょう。
ヨガは必ず深い腹式呼吸で行います。腹式呼吸を意識するためには、お腹が膨らむのを手で確認しながらゆっくりと鼻から息を吸い、お腹の力を抜きながら、口をすぼめてゆっくりと息を吐きます。この呼吸を守りながらポーズを取って下さい。リラックス効果だけでなく、横隔膜を動かすことで内臓を刺激し、内臓脂肪の燃焼にも効果が期待できるので一石二鳥です。
<英雄のポーズ2(または戦士のポーズ2)>
ヨガの代表的なポーズの1つ。太ももやお尻まわりを鍛えます。
1、両手を横に伸ばす。両足が伸ばした手のひらの下に来るように大きく開き、右足のつま先を外側へ向ける。左足のつま先も少し右に向ける。
2、骨盤は正面へ向けたまま、右ひざを90度に曲げる。(右脚に体重をのせるイメージ)
3、顔は右手の先の方向へ向ける。
4、ポーズをキープしたまま、3〜5回深く腹式呼吸をする。
5、左右を変えて同じポーズを取り、2〜3回繰り返す。
<椅子のポーズ>
空気椅子のように、見えない椅子に腰かけるポーズです。
太ももやお尻まわり、腹筋を鍛えます。単純なポーズに見えて、筋肉にはしっかりと負荷がかかります。
1、足をそろえて立つ。手を胸の前で合わせる。
2、息をゆっくりと吸い込みながら軽く背筋を伸ばす。息を吐きながら、椅子に座るようにお尻を落とす。
3、ポーズをキープしたまま、3〜5回深く腹式呼吸をする。
4、これを2〜3回繰り返す。
<ねじった椅子のポーズ>
椅子のポーズに腰のひねりを加えたポーズ。下半身や腹筋に効果が期待できます。
1、椅子のポーズをとる。
2、息を吸いながら胸を上げ、吐きながら右に上体をひねる。右の肘を左の太もも外側に当てるようにして固定。
3、右の肘と左の太ももを互いに押すように力を入れ、ポーズをキープしたまま、3〜5回腹式呼吸をする。
4、左右を変えて同じポーズを取り、2〜3回繰り返す。
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<ねじった椅子のポーズ>
椅子のポーズに腰のひねりを加えたポーズ。下半身や腹筋に効果が期待できます。
1、椅子のポーズをとる。
2、息を吸いながら胸を上げ、吐きながら右に上体をひねる。右の肘を左の太もも外側に当てるようにして固定。
3、右の肘と左の太ももを互いに押すように力を入れ、ポーズをキープしたまま、3〜5回腹式呼吸をする。
4、左右を変えて同じポーズを取り、2〜3回繰り返す。
<プランクポーズ>
板のポーズという意味のプランクポーズ。体を板のようにまっすぐにします。ぽっこりお腹に効果的。
1、四つん這いになる。
2、片足ずつ真っ直ぐに後ろに伸ばし、つま先で床を押す。足の幅は肩幅程度に開く。
3、そのまま3〜6回腹式呼吸をしながら、ポーズをキープする。
4、四つん這いの状態に戻り、最初から2〜3回繰り返す。
心身ともに整うヨガで、バランスのとれた体と安定した心を手に入れましょう!