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夏のスポーツイベントでモチベーションUP!楽しみながら健康に
Monday, 18 August 2025

イベントは、目標に向かって取り組む力を高め、仲間と支え合う楽しさを実感でき、達成感が次の習慣へとつながります。
そこで今回は、初心者でも気軽に参加できる夏のスポーツイベントの種類や、イベント参加に向けた準備のコツ、運動習慣を続けるためのヒントを解説します。
なぜ夏のイベント参加がモチベーションにつながるのか?
夏のスポーツイベントへの参加がなぜ運動のモチベーションにつながるのか、まずは理由を探っていきましょう。
<暑さを乗り越える“目標”ができる>
夏の高温・湿度といった厳しい環境の中、運動やトレーニングに挑むためには、明確な目的意識が重要です。
ただ漠然と運動するよりも、「〇月〇日の大会で〇㎞走る」「ナイトランで完走する」といった具体的な目標があることで、日々のトレーニングに意味が生まれます。
これは心理学の「目標設定理論」にも基づいており、目的があることで人は自然に行動を継続しやすくなるのです。
<仲間と一緒に取り組むことで継続しやすい>
スポーツイベントに仲間やチームで参加すると、責任感と仲間意識が芽生えます。一緒に練習したり参加したりすることで、「みんながいるから自分も頑張ろう」という意識が働きます。
実際、大学の研究では、友人とのペア参加でジム通いが35%増え、継続率もアップしたと報告されました。
また、仲間と一緒に取り組むことで、楽しさと達成感が共有できるのも継続しやすい理由のひとつです。パークランなどのグループランでは、見知らぬ人でも一緒に競技に励むことで、充実感やエネジーが高まり、実際にタイムや持久力向上につながるとされています。
さらに、チーム感と協調的な雰囲気が「有能さ」「自律性」「つながり」といった基本的欲求を満たし、内発的動機付けによる継続へとつながると考えられています。
<イベント当日の達成感が次の運動へとつながる>
スポーツイベントに参加すると、自分の限界を超えた実体験が得られます。完走や記録更新といった「リアルな成果」は、強い達成感と自己効力感をもたらします。この経験が「自分にもできた!」という確信となり、次の運動目標へ自然につながります。
さらに、こうしたポジティブな経験は記憶に残りやすく、数カ月後の運動習慣維持にも効果的とされています。スポーツイベントは、「そこで得られるエネルギー」が習慣化への推進力になるのです。

夏に開催される注目のスポーツイベント
夏に開催されるスポーツイベントにはどんなものがあるでしょうか。ここでは、この夏特に注目されるスポーツイベントをチェックしていきましょう。
<市民マラソン・ナイトランニング>
・市民マラソン
8月終わり頃に、北海道・札幌市で市民マラソンが開催されます。日本唯一の夏開催、フルマラソンとして涼しい北海道の夏を感じながら走れるのが大きな魅力となっています。海外からの参加者も多く、国際色豊かで活気あふれる大会です。
・ナイトランニング
7月後半に豊洲でナイトランニングのイベントが開催されました。東京湾岸の夜景を眺めながら、家族や友人、親子ペアでも楽しめる短距離ランです。アップダウンが少なく走りやすい2.5km周回コースが魅力になっています。
(参考:https://gsrun.jp/toyosu_night/
https://hokkaido-marathon.com/)
<親子向けスポーツフェスティバルやウオーキングラリー>
・親子スポーツフェスティバル
日本スポーツ協会(JSPO)が主宰する「アクティブ・チャイルド・プログラム」では、幼児から小学生とその保護者が参加できる運動遊びが展開され、「運動習慣形成のきっかけ」として好評です。
(参考:https://www.japan-sports.or.jp/medicine/JSPO-ACP/tabid1461.html)
・ウオーキングラリー
夏〜秋にかけて、信越〜東北〜瀬戸内などでウオークイベントが開催されます。のどかな自然や温泉スポットを巡る行程は、家族連れにも人気です。
例えば8月に浅間を舞台に行われるナイトウオーキングラリーは、普段通行止めの「湯ノ丸高峰併用林道」を歩行できます。満天の星空の下、「銀河に向かって歩く」幻想的なナイトトレイルが楽しめます。

初心者でも楽しめる!イベントに向けた準備のコツ
スポーツイベントの参加に向けて、初心者は無理をしない練習計画や目標設定が重要です。また、夏バテ予防や水分補給、食事面でのポイントもあります。ここではイベントに向けた準備のコツを確認していきましょう。
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<練習計画の立て方と無理しない目標設定>
練習計画は無理をしないことです。例えば、初心者は「走る30秒+歩く1分」を繰り返すことからスタートし、徐々に走る時間を延ばしていくと良いでしょう。
この方法ならケガのリスクを減らしつつ、持久力も養えます。また、いきなり長時間運動するのではなく、週3回20分程度の運動から始めることで、心身への負担が少なく継続しやすくなります。
さらに、目標設定は、「5km連続で走れるようになる→10km完走→〇〇大会出場」というように、小さなステップを踏むように組み立て、目標達成を積み重ねていくのがおすすめです。
(参考:https://www.runnersworld.com/training/a20845020/how-to-get-started-as-a-runner/)
<夏バテを予防する水分補給のポイント>
高温多湿の時期は、脱水症状や熱中症のリスクが高まります。水だけでなく、ナトリウム・カリウムなどの電解質もとれるスポーツドリンクやタブレットを活用するなどして、こまめな水分&電解質補給を心がけましょう。
(参考:https://www.city.mito.lg.jp/page/56263.html)
<体づくりをサポートする「プラントベース」食の活用>
加えて、夏場の運動前後には、消化に優しく栄養価の高い食事がカギになります。グリーン・グロワーズのプラントベース・ミールは、たんぱく質やビタミン、ミネラルがしっかりとれるうえ、暑さで食欲が落ちる時期にもおすすめです。
イベント当日の軽食や、トレーニング後のリカバリーフードとして活用するのも良いでしょう。

この夏はスポーツイベント参加で「楽しく健康」をスタートしよう!
夏は全国各地で、初心者から家族、アクティブな人までが楽しめる多彩なスポーツイベントが開催されます。ご紹介した場所以外にも、SNSや自治体の情報ページなども活用して、探してみるのもおすすめです。
目標達成に向けた練習計画を立て、無理なく“はじめの一歩”を踏み出すことで、モチベーションも自然に高まります。
この夏は、スポーツイベントの参加を目指して、家族や仲間と楽しみながら健康を促進していきましょう!
