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オフィスにおけるサーキュラーエコノミー|ポイントや事例も解説

Monday, 20 May 2024

持続可能な社会を築くためには、従来の大量生産・大量消費・大量廃棄のリニアエコノミーの経済システムを改め、廃棄物を出さずに資源を循環させていく「サーキュラーエコノミー」が求められています。

オフィスにおいてもこれまでの環境を見直し、サーキュラーエコノミーを意識したオフィスづくりが必要です。

今回は、サーキュラーエコノミーを意識したオフィスづくりのポイントや、取り組み事例を解説します!

オフィスでもサーキュラーエコノミーが求められる時代

2-オフィスにおけるサーキュラーエコノミー|ポイントや事例も解説
日本でもあらゆる企業がサーキュラーエコノミーに向けた取り組みを進めていますが、ビジネスモデルだけでなく、自社のオフィスにおいてもサーキュラーエコノミーを意識した環境づくりを進める企業が増えつつあります。

一般的にオフィスはエネルギーや資源の消費量が多く、環境負荷が大きいとされている場所です。数多くのパソコンやコピー機、エアコンなどを作動させると、大量にエネルギーが消費され、それに伴って二酸炭素(CO2)が排出されます。

CO2は温暖化の原因になり、気候変動を引き起こす要因です。また、紙を大量に使用するオフィスでは、紙資源の消費が激しく、その分廃棄物も大量に発生します。

さらに従業員が多く働くオフィスほど、ペットボトルやコンビニ弁当のプラスチック容器などのごみも多いといえるでしょう。このようにオフィスはさまざまな面で環境負荷が生じやすい場所です。

オフィスにおいても環境負荷の削減に向けて、サーキュラーエコノミーを意識した環境づくりが求められています。

(参照:オフィスの廃プラを製品化 再びオフィスへ)

サーキュラーエコノミーを意識したオフィスづくりのポイント

3-オフィスにおけるサーキュラーエコノミー|ポイントや事例も解説
では、オフィスでサーキュラーエコノミーを意識して取り入れる場合、どんなことに配慮すれば良いのでしょうか。ここではサーキュラーエコノミーを意識したオフィスづくりのポイントをご紹介します。

リサイクル可能な素材の家具などを取り入れる

 

サーキュラーエコノミーを意識したオフィスでは、リサイクル可能な素材を利用した家具などを取り入れるのがポイントです。

資源を循環させていくことが重要であるため、再生木材を使用した椅子やテーブル、生分解可能なバイオプラスチックを使用したごみ箱など、廃棄後も再利用できる素材を使ったものを選ぶと良いでしょう。

建築時には修理や改修、交換などを前提に設計する

 

オフィスを建築する際には、修理や改修、交換などを前提に設計するのもポイントのひとつです。組み立てや内装を、部分的に修理・交換しやすい設計にすることで、メンテナンスが容易になり、資源も節約できます。

大掛かりな改修工事が不要になり、コストの削減にもつながります。また、部分的にメンテナンスが行えるため、結果的に長く状態を維持できるのも良い点です。

従業員がリサイクルに取り組みやすい環境を作る

 

サーキュラーエコノミーを意識したオフィスでは、従業員がリサイクルに取り組みやすい環境を作るのもポイントです。

具体的には、リサイクルボックスの設置などが挙げられます。ペットボトルやプラスチックごみなどは、オフィス内でごみとして捨てるのではなく、資源という意識を持ちリサイクルを定着させることが大切です。

できる限り廃棄物を出さない仕組みをつくる

 

オフィス内でできる限り廃棄物を出さない仕組みをつくるのも、サーキュラーエコノミーを目指す上での重要なポイントです。例えば紙の書類を極力減らして、デジタル化を推進するなどが挙げられます。

また、シェアリングエコノミーやサブスクリプション、リースなどを活用して、モノを返却するという方法もひとつの手です。オフィス全体で仕組み化することが、廃棄物を減らす得策といえます。

(参照:サステナブルとは?オフィスが取り組むメリットや施策例を解説)

サーキュラーエコノミーを目指すオフィスの事例

4-オフィスにおけるサーキュラーエコノミー|ポイントや事例も解説
ここからは、実際にサーキュラーエコノミーを目指すオフィスの取り組み事例をご紹介します。

古民家をリノベーションしたオフィス

国内では、リノベーションした古民家をオフィスにした事例があります。欄間(らんま)、梁(はり)などはそのまま生かし、廃棄物を出さずに新築用の材料を削減しているのがポイントです。

古民家の落ち着いた雰囲気漂うオフィスでありながら、最新のICT技術を導入して、従業員の働きやすさも重視しています。

また、瓦屋根の城下町の風情を残した外観は、地域との共生や移住促進の循環にも貢献しています。

ガラス張りのオフィスを自然素材の建物に改築

   

築30年のガラス張りのオフィスを自然素材の建物に改築した事例があります。既存の骨組みを最大限に生かしながら、新たに使用する素材には土に還る自然由来の原料を採用しているのが特徴。

壁土には約12トンの建設残土を再利用し、廃プラスチックを活用した建材なども利用しています。旧オフィスのエントランスの床材に使用されていた石材タイルを細かく砕いてアップサイクルした、椅子とテーブルが設置されているのもポイント。

アップサイクルの工程は従業員も参加し、サーキュラーエコノミーへの意識向上やオフィスへの愛着にもつながっています。

サーキュラーエコノミーを意識した環境に優しいオフィスづくりを

5-オフィスにおけるサーキュラーエコノミー|ポイントや事例も解説
ご紹介した事例以外にも、オフィスの電力に100%再生可能エネルギーを使用したり、オフィス家具や社用車、コピー機などにリースやシェアリングサービス、サブスクリプションを取り入れたりするオフィス事例もあります。

まずは紙資源の削減から始めるなど、身近なことから取り組みを進めるのがおすすめです。廃棄物を出さず資源を循環させる、サーキュラーエコノミーを実現する、環境に優しいオフィスを目指してみてはいかがでしょうか。
あわせて読みたい: 地域社会におけるサステナビリティとは?企業が取り組む理由と事例

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