BLOG -Health and Well Being
家族で楽しむ!遊びながら健康につながる夏のアクティブレジャー
Thursday, 14 August 2025

自然の中でのハイキングや水遊びといったアクティブレジャーは、心肺機能の強化、筋力アップ、ストレス解消など、さまざまな健康効果が期待できます 。
そこで今回は、子どもから大人まで一緒に楽しめる、遊びながら健康につながる夏のアクティブレジャーとその効果を解説します。
夏におすすめのアクティビティと健康効果
夏のアクティブレジャーには、森や公園でのハイキング、ビーチや川辺での水遊び、キャンプやアウトドアクッキングなどがおすすめです。それぞれのアクティビティーの健康効果と楽しみ方を見ていきましょう。
< 森や公園でのハイキング・自然散策>
森や公園でのハイキングや自然散策には、以下のような健康効果が期待できます。
1. 有酸素運動としての心肺機能向上
ハイキングは自然の中で長時間歩くため、有酸素運動として心臓と肺をしっかり刺激します。一定のペースで歩くことで、持久力が向上し、血圧・心拍数の安定にもつながります。自然の風景を眺めながら歩くことで、通常のウオーキングよりも継続しやすい点もポイントです。
2. ストレス解消とメンタルヘルスの改善
自然環境に身を置くことで、自律神経が整い、ストレスホルモンのコルチゾールも低下します。また、森林浴やグリーンエクササイズの効果で、気分がリフレッシュされ、うつ状態や不安が軽減されるとの研究報告もあります。
3. ビタミンD摂取で骨・免疫・代謝をサポート
屋外で日の光を浴びることで、ビタミンDが生成されます。ビタミンDは骨の健康維持だけでなく、免疫力向上や心血管・代謝機能の正常化にも重要です。1回10〜15分、週2〜3回の日光浴で十分な量が得られるとされています 。
4. 子どもへの多方面への好影響
親子での自然散策は、子どもの運動能力やバランス感覚の向上、持久力強化に役立ちます。さらに、自然観察やクラフト活動を通じて、好奇心・集中力・創造力を育むこともできるでしょう 。
アクティビティー例:子どもと自然観察をしながら写真撮影をし、オリジナルの植物図鑑や昆虫図鑑を作るのもおすすめです。観察力や集中力、達成感が育まれます。
また、小枝や葉っぱ、石などの自然素材を使ってフォトフレームを作るなど、簡単なネイチャークラフトも良いでしょう。創造力や手先の器用さを養い、植物への興味関心を引き出します。
(参考: 子どものときに自然と触れ合うメリットとは?)
<ビーチや川辺での水遊び・カヌー体験>
ビーチや川辺での水遊び・カヌー体験は、以下のような健康効果が期待できます。
1.筋肉のバランス強化と体幹トレーニング
カヌーやカヤックは、水の抵抗に逆らいながら漕ぐ動作で、全身の筋肉を使います。背中・腕・肩・胸だけでなく、漕ぐたびに体幹(腹筋・腰回り)と下半身もバランスを取るために使われ、筋力と柔軟性アップにつながります。
2. 関節への負担軽減&幅広い年齢に優しい
水中で身体が浮くため、ビーチや川辺での遊びは陸上よりも関節にかかる負担が少なく、安全です。ウオーターエアロビクスや水中散歩など、水遊び全般が低負荷で関節を守る運動となり、子どもからシニアまで楽しめます 。
3.ストレス軽減&精神的リフレッシュ
水の音や広がる景観の中での遊びは、瞑想のようなリラックス効果があり、ストレスや不安感の軽減に優れています。リズミカルな漕ぎや水中の感覚は自然と心を落ち着かせ、ポジティブな気分に導きます 。
あわせて読みたい: 環境にやさしいキャンプを!楽しみ方や気をつけるべきこととは
4.バランス感覚・協調性の向上
不安定な水上で体調を保ちながら遊ぶことは、体幹だけでなくバランス感覚や協調性を鍛えるのにぴったりです。子どもにも大人にも、自信と運動能力向上が期待できます。
アクティビティー例:ファミリーでカヌーツアーに参加するのもおすすめです。ガイド付きツアーなら、初心者でも安心して挑戦でき、安全に漕ぎ方を学びながら自然を満喫できます。チームワークや協力のスキルも育まれるでしょう。
また、ビーチでは浮き輪やビーチボールなどの遊具を使い、水中に浮かぶだけでもバランス感覚や体幹を鍛えられます。川辺では浅瀬の水中ウオークで、筋力を刺激するのも良いでしょう。
<キャンプとアウトドアクッキング>
続いて、キャンプやアウトドアクッキングで得られる効果を見ていきましょう。
1. 日常からの解放 × リラックス効果
テント設営や自然環境での生活は、デジタル機器から離れて「今この瞬間」に集中できる時間を提供します。森林と焚き火の香り、新鮮な空気、鳥や風の音に包まれることでストレスホルモンの低下が期待され、心身ともに深いリラックス状態へ導かれるでしょう。
2. 身体が自然と動く=ちょっとした運動に
テント設営:
ポールの組み立てやペグを打つ作業は全身運動で、筋力・バランス向上に役立ちます。
火起こし:
薪集め、火起こしは一連の動作が有酸素運動と筋力トレーニングを兼ね、自然な体力向上になります。
これらのアクションはジムでは得られない、アウトドアならではの「意味のある動き」として家族みんなの健康を後押しします 。
3. アウトドア料理で栄養バランス&コミュニケーションアップ
ダッチオーブンや焚き火グリルを使った料理は、材料の下ごしらえから火加減調整、盛りつけまで、自然に手間と愛情が込められる工程です。
野菜や魚、シンプル素材で仕上げれば、塩分・脂質を抑えつつ、ビタミンやたんぱく質を摂取できる栄養バランスの良い食事になります。
さらに、みんなで協力して作ることで「成功体験」や「絆」が生まれ、幸福感や親子の信頼関係の向上にもつながります 。
アクティビティー例:テント設営は屈伸運動になり、足腰が鍛えられます。また、ペグ打ちなどを子どもに手伝ってもらうのもおすすめです。小学生以上なら薪割りに挑戦してみるのも良いでしょう。
(参考:https://natures.natureservice.jp/2021/07/16/8715/
https://minamiaso-stayhappy.com/column/ccd9abff-bfc0-4d36-a8b8-61b4fc5825ec)

夏のアクティブレジャーを楽しみながら家族で健康に!
ハイキングや水遊び、カヌー体験やキャンプなどのアクティブレジャーは、多くの健康効果が期待できます。家族の絆を深めながら、健康を育む理想的な“夏の思い出”を作ることができるでしょう。
また、遊び疲れて帰宅したあとの食事も大切な時間です。植物由来の素材を使ったグリーングロワーズのプラントベース・ミールは、温めるだけで手軽にたんぱく質が摂取できます。アウトドア後の栄養補給にもぴったりです。
今年の夏はアクティブレジャーを楽しみながら、家族みんなで身体も体もリフレッシュしましょう!
