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眼精疲労の軽減に!目の疲労回復に効果的な栄養素と食品は?
Monday, 18 July 2022
しかし眼精疲労になると頭痛や肩こりなど、目だけでなく体のあちこちに不調を引き起こす可能性があります。目の疲れは早めに対策をとるのが大切です。
そこで今回は食事にスポットを当て、目の疲労回復に効果的な栄養素と食品を紹介します!
疲れ目と眼精疲労はどう違う?
疲れ目と眼精疲労は同じものと思われがちですが、実は症状の重さに違いがあります。疲れ目は一時的な目の疲れのことで、十分な睡眠で目をしっかり休ませることで、自然と解消されます。
一方眼精疲労とは、休息しても疲れが取れず、眼痛や視力低下、頭痛、肩こり、首こりなど他の部位にも症状が残る状態を指します。
眼精疲労の原因のひとつはドライアイです。スマートフォンやパソコンの画面などを長時間凝視することで、まばたきの回数が減りドライアイになります。
その他にも、コンタクトレンズの使用やエアコンの風が当たる環境も、ドライアイの要因になります。
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目の疲労回復に効く栄養素と食品
眼精疲労には、早めに対策をとることをおすすめします。目を温めたり、ブルーライトカット眼鏡をかけたりと様々な対策がありますが、ここでは毎日の食事からアプローチする対策法をお伝えします。
それでは、目の疲労回復に効くといわれている栄養素と食品をチェックしていきましょう!
<ビタミンA(β-カロテン)>
ビタミンA(β-カロテン)には、目の粘膜を保護し、網膜を正常に維持する働きがあるといわれています。そのため、目の老化防止や視力低下防止、白内障の予防にも効果が期待できます。
・ビタミンA(β-カロテン)が含まれる食品
レバー(鶏、豚、牛)、うなぎ、ほたるいか、卵黄、ほうれん草、しそ、にんじん、かぼちゃ、焼きのり
<ビタミンB群>
ビタミンB群には、視神経や筋肉組織に作用する働きがあるといわれています。目の筋肉の疲労回復にも効果的といえます。
・ビタミンB群が含まれる食品
ビタミンB1…豚ひれ肉、豚もも肉、ごま、玄米、納豆
ビタミンB2…干ししいたけ、焼きのり、アーモンド、唐辛子
<ビタミンC・E>
ビタミンC、ビタミンEには、眼の水晶体の老化を予防する効果があるといわれています。
また、白内障の予防にも効果が期待できます。
・ビタミンC・Eが含まれる食品
ビタミンC…ブロッコリー、キャベツ、パセリ、ピーマン、イチゴ、キウイ、オレンジ
ビタミンE…アーモンド、ひまわり油、抹茶
<DHA>
DHAはドライアイや疲れ目の予防、視力改善、網膜の機能改善効果があるといわれています。
・DHAが含まれる食品
まぐろ、あじ、かつお、ぶり、いわし、さんま
<アントシアニン>
アントシアニンは、目の神経伝達の働きをサポートする役割があるといわれています。また、光を感じるロドプシンというたんぱく質の再合成を促す作用があるといます。
・アントシアニンが含まれる食品
ブルーベリー、カシス、ぶどう、黒豆
<ルティン>
ルティンには加齢黄斑変性の予防や、白内障の予防に効果があるといわれています。
ルティンの抗酸化作用により、老化で増加する活性酸素を除去する働きがあるからだと考えられています。
・ルティンが含まれる食品
レタス、キャベツ、ほうれん草、ケール
<アスタキサンチン>
アスタキサンチンも眼精疲労の予防に効果があるといわれています。
これはアスタキサンチンの強い抗酸化作用が、目の新陳代謝を良好にし、血行を改善するためと考えられています。
・アスタキサンチンが含まれる食品
エビ、カニ、鮭、キンメダイ、イクラ
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大切な目を守るために。栄養補給して眼精疲労を吹き飛ばそう!
目の疲れや眼精疲労を悪化させないためには、十分な睡眠をとり、目を休ませることが重要不可欠です。
そして今回紹介した食品を積極的に取り入れることで更なる効果が期待できるでしょう。
大切な目を守るために、目の疲労回復に効果的な栄養素を補給して、眼精疲労を吹き飛ばしていきましょう!
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