ネイルでメンタルヘルスが向上するって本当？！驚くべき効果とは

ネイルはデザインやカラーを選ぶ際にも、テンションが上がり楽しい気持ちになります。また、ネイルが完成したあともきれいな指先を見て癒やされたり、気分が高まったりするものです。

実際にとある化粧品メーカーが行った、ネイルカラーの使用における心理調査では、自分の好きなカラーのネイルを塗るとポジティブな気持ちの変化があり、今まで塗ったことのない色でも同様であることがわかりました。

さらに、パソコンのタイピング作業におけるネイルカラーの効果を検証したところ、作業に対する倦怠感や心理的ストレスが軽減することが確認されています。これによって、パソコンのタイピング作業効率の向上が期待できるともいわれているのです。

このようにネイルがメンタルヘルスに与える影響が、昨今の研究によって少しずつ明らかになっています。

(参照: https://www.vogue.co.jp/beauty/article/nail-care-and-art-for-mental-health)

ネイルがメンタルヘルスに与える効果は、他者にネイルカラーを施してもらう「サロンネイル」と、自分でネイルカラーを塗る「セルフネイル」とで、違いがあるといいます。ここではネイルが与える効果の違いを確認していきましょう！

あわせて読みたい: ミニマリズムを体現するミニマルジュエリーとは？魅力やメリットも

＜サロンネイルではリラックス効果が得られる＞　

サロンでネイリストに手元をケアしてもらうと、リラックス効果が得られるといわれています。なぜなら手が触れ合うことで温もりを感じ、「幸せホルモン」と呼ばれるオキシトシンが脳から分泌されるためです。

さまざまな研究から、スキンシップによって心が穏やかになったりストレスが軽減されたりすることがわかっています。ネイルはほど良く手と手が触れ合うため、幸せホルモンが分泌されリラックスできるというわけです。

＜セルフネイルでは脳が活性化する＞

一方、自分でネイルをする場合には、脳が活性化するといわれています。その理由は自分の爪にネイルカラーを塗る際、利き手ではない方の手も使うからです。

例えば右利きの場合、右手の爪にネイルカラーを塗るには利き手ではない左手で塗らなければなりません。利き手ではない手を使うことで脳が活性化し、集中力が高まるほか、心の安定にもつながるといわれています。

あえて利き手以外を使うトレーニングは、医療や介護の現場でも取り入れられています。

近年ではネイルの可能性が注目され、高齢者や障害者に向けた「福祉ネイル」のサービスが広がっています。ネイリストが高齢者福祉施設や介護施設に訪問し、一人ひとりに合ったネイルを施すのです。

ネイルを通してスキンシップやコミュニケーションが図れるほか、おしゃれを楽しむ機会の少ない人たちの心を癒やし、たくさんの笑顔が生まれています。

メンタルヘルスに良い効果を与えてくれるネイルですが、家事などの作業で美しいネイルがすぐにはがれてしまっては、気分が下がってしまいます。ネイルはきれいな状態をできるだけ維持したいものです。ここではネイルをきれいに保つ方法をご紹介します！

＜クリームやオイルで手や指先をこまめに保湿する＞

ネイルをきれいに保つために重要なのが、クリームやオイルでこまめに保湿することです。なぜなら、ネイルがはがれてしまう要因のひとつが乾燥だからです。

爪に油分が無くなってしまうと、マニキュアがはがれやすくなってしまいます。手を洗った後や、水仕事をした際には、必ずハンドクリームやオイルを塗って保湿するようにしましょう。

＜調理や洗い物の際はゴム手袋をする＞

爪の保湿効果を維持させるためにも、調理や洗い物の際にはゴム手袋をするのがおすすめです。洗剤が直接手に触れないため、手荒れを防げます。また、調理の際にもゴム手袋をすることで、食品にクリームやオイルが付く心配がなく安心です。

＜寝る際にはシルクの手袋がおすすめ＞　

寝る前にハンドクリームやオイルを塗る人も多いかもしれません。睡眠時に爪の保湿効果を高めるなら、シルクの手袋をして寝るのがおすすめです。寝ている間にも爪のケアができ、きれいなネイルを長く保つ効果が期待できます。

ネイルには明るく前向きな気持ちになったり、倦怠感や心理的ストレスを軽減したりする効果が期待できます。また、サロンネイルはリラックス効果、セルフネイルは非利き手を使うことで脳が活性化するなど、心と身体に良い影響を与えてくれます。

ぜひメンタルヘルスの向上にネイルを取り入れ、指先のおしゃれを楽しんでみてはいかがでしょうか。