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夏の食中毒予防!健康を守るための安全な食材選びと保存方法
Friday, 01 August 2025

こうした季節には、手洗いや調理器具の使い分けと並んで、「安全な食材選び」と「正しい保存方法」が、健康を守る鍵になります。
今回は、夏の食中毒を防ぐための安全な食材選びと保存方法を解説します。
食中毒予防の“3つの基本原則
家庭で食中毒を予防するためには、食材を購入後、調理して食べるまでの間に細菌を「つけない」「ふやさない」「やっつける」の3つの実践が重要になります。まずは、食中毒予防の3つの基本原則を確認していきましょう。
<1. つけない >
「つけない」とは、食材や器具に細菌やウイルスを付着させない対策です。細菌などを「つけない」ための第一歩は、手洗いの習慣化です。
掃除後やペットに触れた後、トイレの後など、あらゆる日常シーンで手には細菌が付着しており、そのまま調理に進むことは食材への汚染につながります 。そのため、水だけで流すのではなく、石鹸を使ってていねいに洗うことを習慣化することが重要です 。
また、手の衛生に気をつけると同時に、調理や保存の際にも「つけない」意識が効果を高めます。例えば、使い終わった調理器具をそのまま放置しない、人が触れる食品を清潔な場所で扱う、という小さな配慮が、食材に余計な菌を移さない環境を作り出します 。
(参考:https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2212/spe1_04.html
https://www.city.hiroshima.lg.jp/business/shokuhin-eisei/1021700/1023037.html)
<2.ふやさない>
「ふやさない」は、購入から保存するまでに菌を増殖させないための、適切な温度管理を指します。細菌は時間が経過するにつれ急速に増殖します。例えば大腸菌の場合、最適な温度(約37℃)では20分ごとに倍増することもあります。
これを防ぐためには、生の食材や調理済み料理を温かい部屋に長時間放置しないことです。料理はなるべく早く食べ、食べ切れない分は冷めたら速やかに冷蔵庫へ移しましょう。
また、カレーなど大きな鍋で大量に調理した場合、内部がなかなか冷めず細菌が増えやすいため、冷めやすい浅い容器に小分けにして保存すると効果的です。
(参考:satudora.jp+7maff.go.jp+7salusclinic.jp+7
https://www.nihs.go.jp/dsi/food-info/microbial/5keys/5KeysManual_jp.pdf)
<3.やっつける>
「やっつける」とは、加熱によって菌を死滅させることです。細菌やウイルスは高温に弱い性質を持つため、包丁やまな板、スポンジ、タワシなどの調理道具も、洗浄後に熱湯消毒することで細菌の数を大きく減らせます。
加えて、塩素系漂白剤による消毒も同様の効果があるため、調理環境の衛生管理には両方の対応が有効です 。
さらに、調理する際は「焼く」「煮る」「蒸す」「茹でる」「揚げる」など手法にかかわらず、食材の中心までしっかり加熱しましょう。多くの細菌やウイルスは、実際に食品の中心温度が十分に上がってはじめて死滅するといわれています。

安全な食材の「選び方」
食中毒を防ぐためには、調理法だけでなく食材選びそのものにも注意が必要です。ここでは、家庭で実践できる食材の選び方と、リスクを減らすためのちょっとした工夫をご紹介します。
あわせて読みたい: プラントベースで刺身を再現!未来の食卓を変える可能性と展望
<生鮮食品は「鮮度」と「期限」でチェック>
肉・魚・野菜などの生鮮食品を購入する際は、新鮮さと消費期限をしっかり確認しましょう。色やにおいの変化があるものは避け、できるだけその日のうちに使うのが理想的です。また、カット野菜や下処理済の肉は開封後すぐに使うよう心がけましょう。
<魚介類は「処理済み・検査済み」が安心>
生魚にはアニサキスなどの寄生虫リスクがあります。可能であれば、内臓処理済みや検査済みの魚を選ぶと安心です。冷凍処理された刺身用の魚は、アニサキスが死滅しているため比較的安全とされています。調理の際は、十分な加熱や冷凍保存でリスクを下げましょう。
(参考:
https://churou-wp.sub.jp/wordpress2/wp-content/uploads/2024/06/faa1bd4cbf89e6a285eff8840147b0f5.pdf)
<自然の力で菌をブロックする食材も>
タマネギやにんにく、梅干し、酢などには抗菌・殺菌作用のある成分が含まれています。日々の献立にこうした食材を上手に取り入れることで、食中毒予防にも一役買ってくれます。
特に夏場は、酢の物や梅干しを使った料理がおすすめです。
(参考:https://comeon-house.jp/fromhouse/57/)
<安心・安全な野菜選びならグリーングロワーズ>
食材の安全性にこだわるなら、グリーングロワーズのレタスもおすすめです。無農薬・持続可能な栽培方法で育てられた野菜は、水や土壌にまで配慮されており、細菌汚染のリスクも低減できます。
また、これらの選び方に加え、買い物時には生鮮食品を最後に選び、肉や魚の汁が他の食品につかないようポリ袋などに入れることも大切です。
グリーングロワーズのレタスは、真空・密閉包装で汁漏れを防げます。また、肉や魚を購入した際には、保冷バッグや保冷剤を使用すると傷みや菌の繁殖を防げるため安心です。

保存時のコツ
夏場の食中毒を防ぐためには、適切な保存方法を知ることが重要です。ここでは食中毒のリスクを減らす方法として、保存時のコツを確認していきましょう。
<冷蔵庫での保存>
食材はカテゴリー別に分けて保存:
肉・魚・卵・野菜などは別の棚やエリアに分けることで、菌が他の食品へ付着する交差汚染を防げます。
詰めすぎ禁止:
冷気の循環を阻害しないよう、冷蔵庫に食材を詰め込みすぎないようにしましょう。すき間を作ることで庫内の温度ムラを防ぎ、食品を均一に冷やせます。冷蔵庫内の温度は10℃以下が目安です。
(参考:https://www.mhcl.jp/workslabo/hatena/hygiene-management01#bb
https://products.st-c.co.jp/plus/question/10386/)
<冷凍保存>
小分けにして急速冷凍:
食材はできるだけ薄く小分けにし、できるだけ早く冷凍することで、解凍時の安全性や品質を保ちます。
冷凍保存はー15℃以下:
冷凍は細菌を完全に死滅させることはできませんが、細菌増殖を停止させます。解凍は冷蔵庫内か流水で行い、常温解凍は避けましょう 。

安心・安全な食材選びと保存方法を実践して健康を守ろう!
夏の食中毒を防ぐためには、「手洗い」「加熱」「急速冷却」などの基本を改めて守ることが大切です。
安心・安全な食材選びとして、グリーングロワーズの無農薬・水耕栽培レタスやプラントベース食品を取り入れれば、より衛生的な食卓になります。
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