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子ども部屋の色で成長をサポート!色の心理効果とおすすめ配色5選

Friday, 13 December 2024

子ども部屋の色選びは、インテリアデザインとしてだけでなく子どもの感情や行動に大きな影響を及ぼすといわれています。部屋の色で気分が変わったり、集中力がアップしたりと子どもの成長や情緒の安定をサポートできる可能性があるのです。

そこで今回は、Psychological effects of color「色による心理的な効果」をテーマに子ども部屋の色選びについて、ポイントや注意点、おすすめの配色と効果を解説します。

色が子どもに与える心理的影響 

私たちは無意識のうちに色からさまざまな影響を受けています。特に子どもは大人よりも色の影響を受けやすい特性があります。それは子どもが受け取る情報の多くは、色に関するものだからです。そもそも人間が五感の中で最も多く情報を受け取っているのは視覚です。

 

子どもは成長過程で視覚が発達し、視覚から受けた刺激が脳の発達に大きく影響します。特に視覚が発達する幼児期は、色に敏感であるため、色によって脳が刺激され、子どもの感情や行動に大きく影響すると考えられているのです。

 

例えば、保育園や幼稚園の内装、知育おもちゃなどのカラフルな色使いも、基本的に子どもの発育を促すことを目的としています。色から刺激を与えて脳の発達を促し、楽しい気分にさせたり、感受性を育んだりしているのです。

 

(参考:https://chanto.jp.net/articles/-/32349?display=b

https://hoiku-shigoto.com/report/archives/2905/

https://www.tss-tv.co.jp/wanpaku/kenkou/20150202.html)

子ども部屋に適した色選びのポイント

子ども部屋に適した色選びを行う際には、子どもの年齢や性格に応じた色を選ぶのがポイントです。成長段階によって求められる環境が変わるため、色の選択がかなり重要になります。

 

例えば生後2カ月を過ぎた赤ちゃんは、赤や緑を認識できるようになり、その後、青や黄色、紫など徐々に認識できる色が増えていきます。多くの情報を視覚から取り入れて脳を発達させていくため、3歳まではカラフルな部屋を作るのがおすすめです。

 

一方、暗い色は子どもに威圧感や不安を与えてしまう可能性があるため、取り入れるのは避けた方が良いでしょう。

子ども部屋に使うべきおすすめ配色5選 

子どもの成長に伴って、子ども部屋での過ごし方や目的は少しずつ変わってきます。ここからは子ども部屋に使うべきおすすめの配色とその心理効果を5つご紹介します。

 

<集中力アップを目指すなら「青」>

青には鎮静効果があり、集中力を高めるのに適した色といわれています。青を見ることで、体温や血圧、脈拍数を下げ、精神を落ち着かせてくれるからです。

 

また、集中力が高まるだけでなく精神が安定した状態を維持する「持続力」が増すともいわれています。受験生で長時間勉強するときにも効果的です。

 

(参考:https://www.domap.net/iyashi/color/benkyoshigotoiro/)

 

<リラックスしたいなら「緑」>

リラックスできる子ども部屋を作るなら、緑がおすすめです。緑は癒やしの色ともいわれており、筋肉の緊張をやわらげリラックス効果を促します。

 

また、目の疲れを軽減したり、情緒を安定したりする効果も期待できます。繊細で疲れやすい子どもや、塾や習い事、部活などで忙しい子どもにも適した色です。

 

<クリエイティビティを刺激するなら「黄色」>

明るくて楽しいイメージを持つ黄色は、子どものクリエイティビティーを刺激する色です。黄色は脳を刺激し、ひらめきをもたらしてくれる効果があるといわれています。

 

お絵描きや工作など創作が好きな子どもにぴったりです。

 

<安心感を与えるなら「ピンク」>

ピンクは温かさと優しさを感じさせるため、子どもに親しみや安心感を与えるときに適した色です。また、母性を感じる色でもあるため、愛情との結びつきも感じられます。

 

中でも淡いピンクは興奮や攻撃性を抑え、気持ちを安定させる効果もあります。成長過程で心が不安定な時期にもおすすめです。

 

(参考:https://www.sanikleen.co.jp/kajiraku/blog/745)

 

<清潔感と広がりを感じさせるなら「白」>

子ども部屋に清潔感と広がりを感じさせるなら、白が適しています。白はクリーンなイメージを与え、清潔感をもたらす心理効果があります。

 

また「膨張色」と呼ばれ、光を反射させる効果があるため、実際よりも大きく広く見えるのが特徴です。

 

ベッドや勉強机、収納棚などを置いた場合の圧迫感も軽減してくれます。白は男女問わない色で、飽きが来ず長く使えるのも良い点です。

 

(参考:子ども部屋をホワイトインテリアにしておしゃれに!魅力や作り方のコツを紹介)

子ども部屋の色選びで失敗を防ぐポイント 

子ども部屋の色選びで失敗を防ぐポイントは、以下の3点です。それぞれのポイントを確認していきましょう。

 

<色の使い過ぎに気をつける>

色の使い過ぎには気をつける必要があります。例えば、青系の部屋にするからといって、壁紙やカーテン、ソファー、ベッド、机、椅子などすべて青にしてしまっては逆に落ち着かない空間になってしまいます。

 

大きな面積なら壁紙またはカーテン、小さな面積ならクッションや椅子など部分的に取り入れていくのがポイントです。

 

(参考:https://www.domap.net/iyashi/color/benkyoshigotoiro/)

 

<派手な色の選び方に注意する>

派手な色は子どもの脳を刺激し、過度の興奮や集中力の低下、寝つきが悪くなるなどの影響を及ぼす可能性があります。例えばピンクを選ぶ際には、ネオン系やビビット系といった彩度の高すぎる色は避け、落ち着いたやわらかなトーンを選ぶようにしましょう。

 

(参考:https://www.tss-tv.co.jp/wanpaku/kenkou/20150202.html)

 

<配色のバランスを考える>

色を取り入れる際に、部屋全体で調和が取れているかどうかが大切です。すべての色や主張の強い色をいくつも選んでしまうと、快適性を失いせっかくの効果も得られません。

 

壁紙やカーテン、インテリアの配色に目を向けて、トータルのバランスを考えるようにしましょう。

 

(参考:https://refotoru.jp/column/material/wallpaper/article-2024-05-29-104/#h3_1_2)

色の心理効果を利用して居心地の良い子ども部屋を作ろう

子ども部屋に色の心理効果を取り入れることで、集中力を高めたりリラックスできたりと、子どもが過ごしやすく快適な空間を提供できます。今回ご紹介した色や心理効果を参考に、成長段階に応じて適した色を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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