そもそもサングラスの役割は、紫外線から目を守ることです。紫外線を浴びた肌は日焼けをし、シミやそばかすの原因になります。実は目も肌と同じように、紫外線からの影響をダイレクトに受けているのです。

紫外線を浴び続けた目は、年齢を重ねると共に角膜炎や白内障、黄斑変性といった目の病気を発症するリスクが高くなるといわれています。

5月～8月の日差しが強い季節はもちろん、それ以外の時期でも紫外線は降り注いでいるため、意識的にサングラスをして目を保護することをおすすめします。紫外線から目を守り、病気のリスクを下げてくれるサングラスは、目の健康維持に重要な役割を担っています。

（参照:プロが警鐘！ 今すぐサングラスをかけるべき理由とは？)

サステナブルなサングラスとは、環境に配慮して作られたサングラスを指します。サステナブルなサングラスは目を守る以外にも、いくつかのメリットがあるといいます。

目を守りながら環境負荷を軽減できる

サステナブルなサングラスは、目を保護しながら環境負荷の軽減にも貢献できます。例えばプラスチック廃棄物をリサイクルして作るサングラスなどがあり、これはプラスチックごみの削減につながります。

サステナブルなサングラスを選ぶことで、目を守りながら環境負荷への取り組みに役立てることはメリットです。

売上の一部が寄付につながる

サステナブルなサングラスのすべてが対象ではありませんが、売上の一部が寄付につながる製品もあります。例えば売上の一部を世界の白内障患者の手術に寄付したり、海を守る環境保全団体へ寄付したりする事例があります。

サステナブルなサングラスを選ぶことで、世界の人々の健康や環境を守る活動に貢献できるのは嬉しいメリットです。

（参照:目薬ボトルからリサイクルした「サステナブルなサングラス」「サステナブルなブルーライトカット眼鏡」がクラウドファンディングを開始)

おしゃれアイテムとしても楽しめる

サステナブルなサングラスは、環境や健康に役立つだけでなく、デザイン性や機能性も高いのがポイントです。どんなに環境に優しいサングラスでも、デザインやかけ心地が良くなければかける気になれないものです。

しかし、サステナブルなサングラスは、紫外線をしっかりカットし、軽いかけ心地にこだわるなど機能性に優れています。フレームもさまざまな素材があり、おしゃれアイテムとして楽しめるのは大きなメリットです。

サステナブルなサングラスとひと口にいっても、種類豊富に素材があり、それぞれ異なった魅力があります。

廃棄プラスチックから生まれたサングラス

使用済みのペットボトルや目薬ボトルなどの廃棄プラスチックをリサイクルして作るサングラスがあります。使用済みペットボトルはサングラスのフレーム部分として生まれ変わり、レンズは自然分解できる「生分解性バイオポリマー」が原料になっています。

また、目薬ボトルの廃棄プラスチックから作られるサングラスも、フレーム部分に100％廃棄プラスチックを採用しているのが特徴です。軽くてずれにくく、日本人の顔にも合うフラットなデザインも魅力です。

（参照:ペットボトルから生まれるサステナブルなメガネブランド『PLAGLA』から待望のサングラスコレクションが登場)

麻の繊維を固めてフレームにしたサングラス

フレーム部分に麻の繊維を使用した、サステナブルなサングラスです。麻は痩せた土地でも育ちやすく、生育スピードが速い上、大量の二酸化炭素（CO2）を吸収する力を持っています。強度の高い、サステナブルな素材として需要が高まっている植物由来の繊維です。麻を固めて作られた個性的な質感のフレームは、おしゃれに決めたいときにもぴったりです。

リサイクル木材を生かしたサングラス

輸送する際に傷がついて商品に使えなくなった木材をリサイクルして作るサングラスです。木材ならではの、木目調のフレームがビンテージな雰囲気を漂わせ、おしゃれ度を引き立てています。

木材のリサイクルは、CO2を吸収する働きを持つ森林の伐採を防ぐ重要な取り組みといえるでしょう。

上記以外にも、古い釣り船の木材をアップサイクルしたサングラスや、竹を原材料にしたサングラスなど、ユニークな素材が盛りだくさんなのもサステナブルなサングラスならではの魅力です。

サステナブルなサングラスは、目を守りながら環境負荷を軽減できるメリットがあります。ユニークな素材でデザイン性や機能性が高く、気取らずにかけられるものが多いです。

サングラスをかけることは、紫外線から目を守り、目の病気のリスクを下げることにもつながります。ぜひ、サステナブルなサングラスをかけて目の健康を維持しましょう！

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