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色の効果で勉強がはかどる?!やる気や集中力を高める色とは

Thursday, 28 November 2024

勉強をしようと思っても「やる気が出ない」「集中力が続かない」という人は多いかもしれません。そんなとき活用したいのが色の効果です。色彩心理学では、色は人の心理や行動に影響を与えるといわれています。

今回はPsychological effects of color(色が及ぼす効果)をテーマに、勉強がはかどる色や注意すべき色、おすすめの色の取り入れ方を解説します!

色を効果的に取り入れることで勉強の効率は上がる! 

色を効果的に取り入れることで、勉強の効率は上がるといわれています。なぜなら、視覚刺激が脳に影響をもたらすからです。特定の色は、感情や心理状態に影響を与えるとされています。それによって、勉強をする際のやる気や集中力、記憶力が変わってくるのです。

 

しかし、勉強や仕事において疲れやすい色や注意力が散漫する色もあるため、色の効果を知り、適切に取り入れることが大切です。

 

(参考:https://www.jstage.jst.go.jp/article/tokusimabunriu/105/0/105_1/_pdf/-char/ja)

勉強がはかどる色をチェック 

では、勉強するときには具体的に何色を取り入れたら良いのでしょうか。ここからは、勉強がはかどる色として、集中力ややる気を高める色、目を休めたいときやリラックスしたいときに適した色をチェックしていきましょう。

 

<集中力を高めるなら「青」>

勉強で集中力を高めるなら青が良いとされています。青は、精神を落ち着かせる効果があり、注意力散漫になりにくく、勉強に集中しやすいのです。

 

長岡技術科大学では、赤・青・透明のレンズの眼鏡を23人の被験者にそれぞれかけさせ、30分の計算課題を行うという実験をしました。その結果、集中力が有意に高まったのは青色レンズの眼鏡だったのです。

 

また、青色レンズの眼鏡は、ストレスホルモンのコルチゾールの増加を最も抑制できたと報告されています。仕事や勉強で集中力を発揮したいときには、迷わず青を取り入れると良いでしょう。

 

(参考:https://studyhacker.net/columns/color-studyroom)

 

<やる気を出したいときには「黄色」>

勉強へのやる気を出したいときに適しているのが黄色です。黄色は気分を上げてくれたり、脳を活性化させたりする効果があるといわれています。

 

頭が回らないときや、新しいアイデアが欲しいときに黄色を見るのも適しています。頭の回転が早くなり、発想力や理解力、判断力の向上が期待できます。

 

ただし、黄色は刺激が強く、脳が疲れやすい色でもあるため、長時間の活用には向いていません。短時間に集中して行う計算問題や、暗記するときに活用するのがおすすめです。

 

(参考:https://www.nohvas.com/column/post/?c=202303316025)

 

<目を休めたいときには「緑」>

勉強中、目を休めたいときには緑色が効果的です。「緑色は目に優しい」といわれるように、緑色は人間が最も見やすい色とされています。

 

また、色彩心理学の観点でも緑は気持ちを安心させ、緊張をほぐす効果があるといいます。日本の黒板は緑色ですが、それは長時間見ていても目に優しく、目を疲れにくくするためです。

 

細かい文字を読んだり、パソコンを長時間使用したりして目が疲れたときには、緑の観葉植物などに癒やされるのも良いでしょう。

 

(参考:https://contest.japias.jp/tqj19/190088/k_study.html

目の緊張をゆるめる効果も期待できる)

 

<リラックスしたいときは「茶色」や「ベージュ」>

勉強をはかどらせるためには、ほっと一息する時間も大切。リラックスしたいときには、茶色やベージュがおすすめです。これらは土や木など自然を思わせる色で、落ち着きや温もりを与え、リラックス効果があるといわれています。

 

勉強で疲れたときにも、安らぎと安心感を与えてくれるでしょう。

 

(参考:勉強がはかどる色って何色)

勉強での「赤」は使い方に注意?

勉強では、赤ペンでチェックや間違いを直すことも多いかもしれません。何かと使われる赤ですが、実は勉強に適さない色といわれています。赤は興奮色であり、静かに集中する場面に向いていないからです。

 

しかし、使い方によっては効果を発揮する場合があります。それは、短時間で集中したい場面です。

 

赤は興奮作用があることから、15分間など短時間での暗記や計算問題には向いている傾向があります。

 

また、赤は注意を引きやすいため、重要なポイントや覚えたい単語は赤ペンで書くなどすると、記憶の定着が期待できます。

 

ただし、赤は長時間目に入るとストレスを感じやすいため、使い方には気をつけましょう。

勉強をするときにおすすめの色の取り入れ方  

勉強をはかどらせる色の取り入れ方は、以下のような方法があります。

 

・ペンの色を使い分ける

・筆箱やペン立てなど文房具用品で色を取り入れる

・部屋のカーテンを青にする

・青空の下や緑あふれる自然の中で勉強をする

・落ち着いた雰囲気のカフェで勉強する

 

定番はペンの色を使い分けることです。全体は黒いペンを使い、覚えたい部分を青ペン、なかなか覚えられない部分を赤ペンで書くなどして使い分けると良いでしょう。

 

筆箱やペン立てなどの文房具には、やる気を高める効果のある黄色を選ぶのもおすすめです。ただし、黄色は見続けると疲れてしまうため、ワンポイントで取り入れましょう。

 

また、部屋のカーテンを青にしたり、青空の下や緑あふれる公園で勉強したりするのもおすすめです。

 

さらに、茶色やベージュを基調とした落ち着いたカフェで勉強すると、リラックスしながら集中して取り組めるでしょう。

色を効果的に取り入れて勉強の効率アップを目指そう!

勉強の集中力を高める色は「青」、やる気を出したいときには「黄色」が適しています。また、「緑・茶色・ベージュ」などで目や心身をリラックスすることで、より効率的に勉強に取り組めるでしょう。

 

今回紹介した色の取り入れ方を参考に、色の効果で勉強の効率アップを目指してみてはいかがでしょうか。

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