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ヴィーガンバターとは?マーガリンとの違いや種類をチェック!
Thursday, 02 November 2023
今回はヴィーガンバターとは何か、マーガリンとの違いや魅力、ヴィーガンバターの種類を解説します!
ヴィーガンバターとは?
ヴィーガンバターとは、植物由来の油と原料で作られたバターです。動物由来の原材料を一切使用せず、植物由来100%のバターをまとめて「ヴィーガンバター」と呼んでいます。
ココナッツやカシューナッツなどさまざまな原料で作られており、種類豊富な味や香りが人気です。また、本物のバターのようなブロック形状やコクのある味わいが再現できるようになり、ヴィーガンバターの認知度は上がりつつあります。
ヴィーガンバターとマーガリンとの違い
ヴィーガンバターは植物油に加えて他の原材料もすべて植物由来100%で作られています。一方、マーガリンは食用油脂に乳製品、水、食塩などを混ぜ合わせて乳化させたものです。
油脂含有率が80%以上で「マーガリン」、油脂含有率が80%以下のものは「ファットスプレッド」と分類されます。これらの食用油脂には、植物由来だけでなく動物由来の油脂が含まれているものがほとんどです。
(参照:日本農林規格の見直しについて)
ヴィーガンバターの魅力
ここではヴィーガンバターの魅力を見ていきましょう。
乳製品アレルギーやヴィーガンの人でも食べられる
ヴィーガンバターなら乳製品アレルギーの人やヴィーガンを実践する人でも食べられるのが魅力です。また、バターを使うクッキーやケーキなどもヴィーガンバターを代用することで食べられるのも嬉しい点です。
種類豊富で料理によって使い分けが楽しめる
ヴィーガンバターは種類豊富なところも魅力のひとつです。味わいや香りもそれぞれ異なるため、料理によって使い分けが楽しめます。
メープルやカカオなどお菓子作りに合うようなものもあれば、オリーブオイルで作られたバターなどは洋食に適しています。ヴィーガンバターを活用することで料理の幅が広がるのもメリットです。
ヘルシーで健康に気を使っている人にも◎
ヴィーガンバターは植物由来の油と原料100%で作られているため、通常のバターに比べてカロリーや脂質が低い傾向があります。またトランス脂肪酸が含まれていないのもポイントです。ヘルシーなので健康に気を使っている人にもおすすめできます。
ヴィーガンバターの種類
ここからはヴィーガンバターの種類や特徴をチェックしていきましょう!
ココナッツバター
ココナッツの果肉を主原料としたバターです。甘いココナッツの香りとクリーミーな食感が特徴で、パンにぬったり、コーヒーに入れたりする方が多いようです。中鎖脂肪酸を豊富に含む特徴があります。
ココナッツバターを選ぶ際には、乳化剤や漂白剤などを使っていない、無添加のココナッツを原料とするものがおすすめです。
ナッツ系バター
ヘーゼルナッツ・カシューナッツ・アーモンド・くるみなどナッツを原料としたヴィーガンバターです。それぞれ単体で作られた商品もあれば、複数のナッツが含まれているものもあります。
原材料は生のアーモンドやカシューナッツなどで、添加物を加えていないシンプルなものが多いのが特徴です。香ばしさとなめらかな食感で、ディップにしたりスープに入れたりするのに向いています。
カカオバター
カカオ豆を原料としたバターです。酵素や栄養素を壊さずに低温圧搾でカカオパウダーと分離させたものがカカオバターになります。カカオの甘い香りとコクが特徴で、チョコレート風味のアイスやケーキ作りなどにも適しています。
豆乳バター
大豆を原料とした豆乳と植物油脂から作られた、豆乳バターです。通常のバターのような固形タイプから、クリームのようにやわらかいスプレッドタイプまであります。
とろけるような舌触りとミルキーな味わいが特徴で、パンにぬったりナッツやドライフルーツと混ぜて食べたりするのもおすすめです。
紹介した以外にも、オリーブオイルを原料とした「オリーブバター」やメープルシロップを原料とした「メープルバター」などもあります。
ヘルシーで種類豊富なヴィーガンバターを楽しもう!
ヴィーガンバターは100%植物由来の原料と油脂を使用しているため、乳製品アレルギーの人やヴィーガンを実践している人も安心して食べられます。
ただし、添加物が含まれているものも多いため、避けたい人は成分表示を良く確認して買うようにしましょう。
無添加のヴィーガンバターならよりヘルシーで健康的です。種類豊富でさまざまな味わいが楽しめるヴィーガンバター。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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