環境意識の高まりもあり、マイボトルに飲み物を入れて持ち歩く人が増えてきました。
マイボトルには、ステンレスやプラスチックなどさまざまな素材がありますが、環境に配慮した素材もあります。そこで着目したいのが「BPA・BPSフリー」です。
今回は、環境に配慮したマイボトルを選ぶときに重視したい「BPA・BPSフリー」の意味や、環境に配慮したマイボトルの素材を解説します!
マイボトルを持ち歩く人は増えており、マイボトル用のお茶パックや紅茶パックなど、マイボトルに対応した商品も発売されるようになりました。あなたは今、どんなタイプのマイボトルを使っていますか?
もしかしたら、見た目のかわいらしさやデザイン性からプラスチック素材のものを使っている人もいるかもしれません。しかし、せっかくマイボトルを使うなら、環境に配慮したものを選んでみるのもおすすめです。
環境に配慮したマイボトルの中にも機能性やデザイン性が高いものもあり、使いやすさやおしゃれさを求める人にも適しています。
「環境に配慮したマイボトルってどう選べばいいの?」と疑問が浮かぶかもしれません。そこで一つのポイントになるのが「BPA・BPSフリー」という表示です。
BPAとはビスフェノールAという一部のプラスチック製品に含まれる化学物質を指します。
BPSはビスフェノールSといい、BPA同様に一部のプラスチック製品に含まれる化学物質のことです。
これらを含むプラスチック製品に触れた食品を食べることで、化学物質が体内に取り込まれ健康被害が起きる可能性があるといわれています。
特に胎児や乳児に悪影響があるとして欧米を中心に注意が促されています。「BPA・BPSフリー」とは、ビスフェノールAとビスフェノールSが含まれていないことを示したものです。
ただし、「BPAフリー」とだけ表示されている製品の中には「BPS」が含まれている場合もあるため、品質表示を必ずチェックするようにしましょう。
(参照:ビスフェノールAについてのQ&A)
ここからは環境に配慮したマイボトルの素材をチェックしていきましょう!
環境に配慮したマイボトルは「BPA・BPSフリー」をチェックして選ぶのがおすすめです。さまざまな素材があるため、耐久性や機能性、デザイン性なども含めて素材を選ぶと良いでしょう。
環境に配慮したマイボトルを使うことで、プラスチックの使用量を削減できるだけでなく、素材によっては森林保全や地球温暖化防止、資源の循環利用にも貢献できます。環境に配慮したマイボトルを愛用して、よりサステナブルな暮らしを目指していきましょう。
あわせて読みたい: サステナブルなお弁当箱とは?昔ながらの素材から新しいものまで