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眼精疲労でなぜ頭痛が起こるの?原因と今すぐできる疲労対策
Wednesday, 15 June 2022
眼精疲労によってなぜ頭痛が起こるのでしょうか?今回は、眼精疲労とは何か、頭痛が起こる原因や今すぐできる疲労対策を紹介します!
眼精疲労とは
眼精疲労とは、睡眠をとるなどして十分に目を休ませても、なかなか目の疲れや痛みが収まらず、目以外の部分にまで不調が現れる状態を指します。
単なる目の疲れの場合は、目を休ませたり眠ったりすることで、症状が治まることがほとんどです。しかし、眼精疲労の場合は頭痛を引き起こすなどして、なかなか治らないのが特徴です。
次のような症状が見られる場合は、眼精疲労の疑いがあります。
・目の奥が痛い
・まぶたがピクピクけいれんする
・目がかすむ
・目が乾く
・頭痛がする
・肩がこる
・吐き気がする
・白目が充血する
まれに、眼精疲労ではない原因でこのような症状が起こる場合があるため、気になる人は早めに眼科を受診することをおすすめします。
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眼精疲労で頭痛が起こる原因
眼精疲労で頭痛に悩まされている人も多いのではないでしょうか。ここでは、眼精疲労で頭痛が起こる原因を解説します。
<ブルーライトが頭痛を引き起こす>
スマートフォンやパソコンの画面から出る強い光の中に、ブルーライトが含まれています。
このブルーライトが、頭痛や片頭痛を引き起こす原因になっていると、考えられているのです。
ブルーライトは、眠気を誘う役割をするメラトニンの分泌を抑制する作用があるといわれています。そのため、日中あるいは寝る直前までブルーライトを浴び続けることで、メラトニンの分泌が抑えられてしまい、睡眠不足になってしまいます。
その結果、頭痛を引き起こしてしまうのです。眼精疲労からの頭痛を防ぐには、ブルーライトとの付き合いを見直さなければなりません。
<目の乾燥、ドライアイが頭痛を引き起こす>
目の乾燥、すなわちドライアイも頭痛を引き起こすと考えられています。ドライアイはスマートフォンやパソコンの見過ぎで、まばたきが減ることや、冷暖房による室内の乾燥、コンタクトレンズの着用などでなりやすいといわれています。
ドライアイがひどくなると、頭痛や吐き気などの症状が出やすくなるといわれているため、注意が必要です。
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今すぐできる眼精疲労対策
眼精疲労による頭痛などの症状を防ぐためには、対策をとることが不可欠です。ここでは、今すぐできる眼精疲労対策を紹介します!
<1時間に5分~10分程度の休憩をとる>
眼精疲労を防ぐには、パソコンなどの作業中に必ず休憩をとるようにしましょう。休憩中はパソコンだけでなく、スマートフォンも見ないことが鉄則です。1時間に5分〜10分程度は目を休ませるようにしましょう。
<ブルーライトカット眼鏡を着用する>
眼精疲労対策として、ブルーライトカット眼鏡を着用するのもひとつの手段です。これをかけることで、スマートフォンやパソコンの画面から出るブルーライトを浴びる量を減らすことができるでしょう。ブルーライト99%以上カットのものがおすすめです。
<目の周りの筋肉をほぐす>
眼精疲労対策として、目の周りをマッサージして筋肉をほぐすのも良いでしょう。目がリラックスでき、疲れも和らぎますよ。目の上に、温かいタオルを乗せて血行を良くするのもおすすめです。
<モニターの明るさを調整する>
眼精疲労対策として、スマートフォンやパソコンモニターの明るさを調整するのも良いでしょう。明る過ぎたり暗過ぎたりするのは、目が疲れる原因になります。自分の目が疲れにくい、ちょうど良い明るさに調整しましょう。
微調整したい場合は、モニターにフィルターなどを貼るのもおすすめです。
<睡眠をしっかりとる>
いろいろな対策をとったとしても睡眠不足では、なかなか目の疲れがとれず、効果も感じられません。やはり、目を閉じてしっかり睡眠をとることは大切です。目の疲れをとるためには、最低でも6〜7時間は眠るようにしましょう。
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眼精疲労対策で、目の疲れからの頭痛を防ごう!
毎日のようにスマートフォンやパソコンを使う時代、目の疲れが蓄積して眼精疲労にならないようにするには、セルフケアをすることが重要不可欠です。
今回紹介した、眼精疲労対策を参考に、自分の目を守っていきましょう。目の疲れをその日のうちにとることで、眼精疲労からの頭痛も防ぐことができますよ。