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ビジネスにおけるミニマリズムとは?仕事を軽く、効率化する方法
Tuesday, 02 July 2024
暮らしの中でミニマリズムを実践する人は増えていますが、ビジネスにミニマリズムを応用している人は少ない傾向があります。
しかし、ビジネスにミニマリズムを応用することで仕事が軽くなり、生活の質や人生の満足度が高まるといわれているのです。
そこで今回は、ビジネスにおけるミニマリズムとは何かを確認し、ミニマリズムを取り入れて仕事を効率化する具体的な方法を解説します。
ビジネスにおけるミニマリズムとは?
ビジネスにおけるミニマリズムとは、最小限の時間で最大の成果を得る仕事の仕方を指します。単に仕事量を減らすのではなく、無駄を省いて効率化を図るのがポイントです。
ミニマリズムの思考で仕事の優先順位を明確にし、不要な作業は極力減らすことで、仕事が軽くなるというわけです。
また、仕事の生産性を上げるために最新のデジタルツールなども上手に活用し、本当に大切な仕事に集中するための工夫も含まれます。
ミニマリズムをビジネスに応用できている人は少ない?
ミニマリズムの思考をビジネスに応用できている人は少ないといわれています。特に日本では、長時間労働が美徳とされてきたこともあり、未だに働き過ぎやブラック企業が存在しているのが現状です。
仕事をしている時間が長い程、良い成果が出るというわけではありません。仕事時間が長いと、慢性的な疲れで集中力が低下し、ミスをする可能性が高くなります。
仕事の成果やパフォーマンスを上げたい人こそ、ミニマリズムな思考で無駄な作業や会議などを省き、最小の時間で最大の成果が出る働き方にシフトしていく必要があるのです。
ビジネスにミニマリズムを取り入れて仕事を効率化する方法
ミニマリズムをビジネスに応用して最小の時間で仕事をするといっても、限られた時間で仕事をこなせるのか不安に思うかもしれません。
ここからは、ビジネスにミニマリズムを取り入れて仕事を効率化する、具体的な方法を解説します。
メールの返信は迅速に行う
ミニマリズムな仕事術では、メールの返信は迅速に対応するのが鉄則です。返信を先延ばしにすると、ひとつタスクが増える状態になります。
あとで返信しようと思ってそのまま忘れてしまうリスクもあるため、メールは既読と同時に返すよう心がけましょう。
時間の見積もり力を鍛える
時間の見積もり力を鍛えるのも仕事を効率化する上で大事な要素です。「この作業にどれくらいの時間がかかるか」といった時間の見積もりは難しく、予定通りにいかないことが多いでしょう。
経験を重ねていくことで時間の見積もり力が鍛えられ、計画通りに仕事が進められるようになります。時間管理ができれば自由に使える時間が増え、スキルアップやプライベートの時間にあてられます。
(参照:仕事の所要時間を正しく見積もってパフォーマンスアップを!)
打合せは同日にまとめる
仕事関係の打合せはできるだけ同じ日にまとめるのがベストです。なぜなら同じ日にいろいろな作業を詰め込んでしまうと、次の予定に気が取られてしまい、集中力が下がってしまうからです。
職種によっては難しい場合もありますが、集中力を高めるためには、打合せはできるだけまとめて作業に没頭する日と分けた方が仕事の効率は上がるでしょう。
(参照:ムダを省いて気持ちよく! ミニマリストの「賢い&ラクな仕事術」とは)
名刺管理アプリを使う
もらった名刺がどんどんたまり、取引先の担当者名を知りたいときにすぐに見つからないといった場面は多いかもしれません。もらった名刺はスマホからでもPCからでも名刺情報が確認できる名刺管理アプリを活用するのがおすすめです。
最近は名刺の写真を撮るだけで名刺情報が自動でデータ化されるものもあります。メールアドレスや電話番号をタップすれば、そのままメール送信や電話発信できる機能もあり便利です。
名前検索や会社名の検索ができるものもあるので、何十枚もある紙の名刺から探す必要がありません。写真付きでクラウド上に保存されるため、名刺をペーパーレス化したい人にも適しています。
chatGPTを活用する
仕事にミニマリズムを取り入れるなら、名刺管理アプリ以外にも最新のデジタルツールを上手く活用していくと良いでしょう。
中でもおすすめなのがchatGPTです。AIを活用して自動的にテキストを生成してくれる機能を持っています。
セミナータイトルの考案や、自動翻訳などができるため、上手く取り入れることで業務の効率化に役立つでしょう。
(参照:ChatGPTで業務効率化したい!導入方法や活用事例を一挙ご紹介)
仕事中はスマホではなく時計で時間を確認する
仕事中にスマホのメールやSNSの通知が気になって、つい見始めてしまい時間を無駄にしてしまったという経験は誰もがあることでしょう。
スマホは便利な反面、情報量が多く時間を奪います。スマホで集中力を下げないためにも、時間を確認するときは時計で確認するのがおすすめです。
十分な睡眠を確保する
ミニマリズムの仕事術では、睡眠をしっかりとることも欠かせません。睡眠は翌日の仕事のパフォーマンスに影響するからです。
睡眠時間を削って深夜まで働くのは、寝不足で集中力やパフォーマンスが低下するため、非効率といえます。7~8時間は睡眠をとれるよう、早寝早起きを心がけましょう。
ビジネスにもミニマリズムを取り入れて仕事を効率化しよう!
最小の時間で最大の成果を発揮するには、無駄な仕事を省き、業務の効率化を図ることが重要です。ミニマリズムを取り入れて仕事を効率化できれば、時間に余裕が生まれ、プライベートの時間も充実し、生活の質や人生の満足度が上がります。
ぜひ、今日からビジネスにもミニマリズムを取り入れてみてはいかがでしょうか。
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