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オフィスでできるサステナブル!簡単に始められる取り組み

Wednesday, 22 December 2021

気候変動や環境汚染など、地球が抱える問題は日々深刻化しています。その問題を解決し、持続可能な社会にしていくためには、国や企業だけでなく私たち一人ひとりが行動を起こしていかなくてはなりません。

最近ではサステナブルを取り入れたライフスタイルも注目されていますが、今回はオフィスに焦点を当て、職場でも簡単に始められるサステナブルな取り組みについて紹介します!

まずは環境負荷を見える化してみよう

企業ではサステナブルな取り組みを行っているところも増えていますが、いざ自分自身の行動を振り返ってみるとどうでしょうか。職場での何気ない行動の中でも、実は環境に負荷を掛けてしまっているかもしれません

例えば、資料を頻繁に印刷して紙を大量に使用していたり、ペットボトルの飲み物を買いがちだったり、パソコンの電源を入れっぱなしにしてデスクを離れたり……意識してみると、思っている以上に資源や電力の無駄遣いをしていることに気づくのではないでしょうか。

しかし、すべてをいきなり変えるというのは難しいことです。サステナブルな行動とは、完璧な行動をすることではありません。環境に負荷を掛ける行動を減らし、反対に環境に配慮する行動を増やしながら、新しい習慣を身に着けていくことが重要なポイントなのです。

オフィスで簡単にできるサステナブルな取り組み

職場の環境によって状況も異なりますが、まずは自分の身の回りのことから始めるのがおすすめです。ぜひ、以下の取り組みを参考にしてみてくださいね。

<1:マイボトル・カトラリーを持参する>

仕事先でついついペットボトルの飲み物を買ってしまうという人は、マイボトルを持参しましょう。保温機能があるステンレスボトルなら冷たさや温かさをキープできるため、コーヒーや紅茶などをよりおいしく飲むことができます。

また、飲料代を節約できるといったメリットもあるでしょう。マイボトルを使用することで、ペットボトルのごみを減らすことにつながりますよ

加えて、コンビニでお弁当などを買う人はマイカトラリーも持参すると良いでしょう。割りばしやプラスチックのスプーン、フォークなどをもらう必要が無くなり、プラスチックごみを削減できます

<2:ボールペンやマーカーは詰め替え用を使う>

ボールペンやマーカーペンはインクが出なくなるまで、最後まで使い切っていますか。ボールペンが必要な時に忘れたり、見当たらなかったりして、買い足して何本も溜まってしまいがちです。

ペン立てやペンケース、デスクの引き出しの中などがペンでいっぱいになっている人は、一度整理整頓をすることをおすすめします。

そして、ボールペンやマーカーのインクが切れたら詰め替え用を使いましょう。替え芯は文具店やネットで購入できます。ペンの詰め替えを利用することで、本体を捨てずに済み、ごみを減らすだけでなく、資源の無駄遣いを防ぐことにつながりますよ。

<3:紙の無駄使いを減らす>

資料の作成や共有などで、紙を大量に使っていませんか。世間ではペーパーレス化を目指す流れがあるものの、まだまだ紙を使った資料やチラシなどが多いと言えます。そのような中で、できる取り組みとしては、紙の無駄遣いを減らすことです。

両面印刷をしたり、資料の共有をパソコン上で行ったりすることで、紙の使用を減らし資源を守ることができます。また、使用する紙を再生紙にするなど、環境にやさしい選択をするとより良いでしょう。

さらに、仕事のスキルアップのために読んだ本などもそのまま処分してしまうのではなく、有効活用するのがおすすめです。

例えば古書店で買い取ってもらったり、フリマアプリで売ったりすることで、本をリユースすることができますよ。

<4:エアコンの設定温度を調整する>

オフィスではエアコンをはじめ、照明、OA機器だけで約9割の電力を消費していると言われています。その中でもエアコンは消費電力の約48%を占めているため、エアコンの使用を調整することでオフィスのエネルギー消費を大きく抑えることができます。

具体的には、夏の暑い時期にはエアコンの温度を26~28℃、冬の寒い時期には20℃を目安に設定しましょう。冬は暖房を21℃から20℃に1℃変えただけで、約10%の消費電力を削減しCO2排出量(年間)を約16.8kg減らすことができます

冬のオフィスではひざ掛けを使うなどの工夫をすることで、エアコンの温度を上げずに温かく過ごすことができるでしょう。

<5:パソコン画面の明るさを落とすなどOA機器の節電対策を>

オフィスではエアコン、照明に続き電力を消費しているのがOA機器の使用です。照明の明るさはオフィス環境にもよるのでなかなか調整が難しいかもしれませんが、自身が使用しているパソコン画面の明るさを落とすことなら可能ではないでしょうか。

Microsoft社のデータによると、ディスプレイの明るさを100%から40%に落とした場合、消費電力が23%低下するそうです。

1人でもこれだけの消費電力を抑えることができるため、オフィス全体で行えば、大きな効果を生むことができるでしょう。また、パソコンやプリンターなどのスリープモードを活用するのもおすすめです。

電源を入れたり消したりするよりも節電になる場合もあり、無駄な電力の消費を抑えることができますよ。

オフィスの消費電力を抑えることでエネルギー消費による温暖化を防ぐことにつながるでしょう。

サステナブルな行動は周囲に広がっていく!できることから始めてみよう

オフィスで過ごす際にも「ごみを減らす」「資源を使い過ぎず無駄にしない」「できるだけ消費電力を抑える」、この3つを意識するだけでも、自然とサステナブルな行動に変わってくるのではないでしょうか。

まずは小さなアクションでもいいので始めてみることが大切です。サステナブルな行動は周囲に広がっていくとも言われています

あなたの行動が、やがて職場を超え社会に好循環の輪を広げていくことでしょう。ぜひ、できることから始めてみませんか。

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