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サステナブルウエディングが話題!?取り入れるアイデア7選
Tuesday, 06 February 2024
今回はサステナブルウエディングとは何か、取り入れるアイデアもあわせて解説します!
サステナブルウエディングとは?
サステナブルウエディングとは、環境や人に配慮した結婚式のことです。そもそもサステナブルは「持続可能な」という意味を持ち、目先の利益や快適さに捉われることなく、長期的な視点で地球環境を守る行動や考えを指します。
サステナブルウエディングとはつまり、未来につながる地球に優しい結婚式です。最近では海外をはじめ、日本でも少しずつ広がりを見せています。
結婚式にサステナブルを取り入れるアイデア7選
サステナブルは暮らしの中だけでなく、結婚式にも取り入れられます。ここからは、サステナブルウエディングを実現する方法として、結婚式にサステナブルを取り入れるアイデアを7つ紹介します!
オーガニック素材のウエディングドレスやコサージュを選ぶ
ウエディングドレスにサステナブルを取り入れるのもひとつのポイントです。オーガニックコットンを使用したドレスは、優しい風合いと肌触りの良さを感じられます。
オーガニックコットンは化学肥料や農薬不使用で栽培されており、生産者の健康にも配慮された優しい素材です。コサージュや花婿のスーツもオーガニック素材で合わせると、よりナチュラルでおしゃれな雰囲気が演出できるでしょう。
指輪はエシカルダイヤモンドを
エシカルダイヤモンドは、自然や社会、人に配慮して作られたダイヤモンドのことです。ダイヤモンドの採掘国では、児童労働や強制労働、紛争問題やダイナマイトで爆破して採掘する際の環境破壊などが問題視されてきました。
エシカルダイヤモンドは環境負荷の少ない方法で採掘されており、紛争の資金源にならない、人にも環境にも優しいジュエリーです。
招待状はWEB化してペーパーレスに
近年ではペーパーレスの推進により、結婚式の招待状をWEB化する人が増えつつあります。感染症などの影響で結婚式を延期せざるを得ないときにも、郵送で手紙を送らなくて済むのもメリットのひとつです。
また、ゲスト側もメールで出欠の返信ができるため返信はがきを送る手間が省けます。とはいえ「デジタルの招待状じゃなんだか味気ない…」という人は、再生紙など環境に優しい紙を使用するのがおすすめです。
ゲストがアクセスしやすい結婚式場を選ぶ
できるだけ車での来場をしなくて済むよう、ゲストがアクセスしやすい結婚式場を選ぶのもポイントです。ゲストの多くが住む地域で開催できればベストでしょう。できるだけ車の使用を控えることで、二酸化炭素(CO2)排出量を最小限に抑えられます。
コース料理は地産地消のオーガニック食材で
地元のオーガニック食材を使ったコース料理は、サステナブルなウエディングにぴったりです。地元の食材は鮮度が高く、また地域の生産者の活性化にもなります。さらに輸送コストやエネルギー削減につながる点もメリットです。ビュッフェではなくコース料理にすることで、食品ロスの削減が期待できます。
テーブルコーディネートの装花はドライフラワーで
式場の彩に欠かせない装花をドライフラワーにするのも、サステナブルウエディングを実現するアイデアのひとつです。ドライフラワーは生花よりも長持ちするため、ゲストが持ち帰ってインテリアとして楽しめます。
またテーブルナンバーや席札を木材などの自然物にすると、全体の統一感が生まれるのでおすすめです。
引き出物やプチギフトは人や環境に配慮したフェアトレード商品を
フェアトレード商品は、公正な取引にもとづいて販売されている商品のことです。コーヒーや紅茶、チョコレートなどを生産する途上国では、児童労働や安い賃金で強制労働させられるなど、不当な取引で生産や販売が行われていることが問題視されてきました。
フェアトレード商品を選ぶことで、生産者の生活や自然環境、途上国の経済発展の支援につながります。フェアトレードのギフトはコーヒーや紅茶、チョコレートに加え、ジャムやシナモンパウダー、オリーブオイル、コットン製品などがおすすめです。
人や環境に優しいサステナブルウエディングで幸せな思い出を作ろう!
サステナブルなウエディングは、「人や環境に優しい結婚式」をテーマにいろいろ決めていくと、新たなアイデアが浮かんでくるかもしれません。
サステナブルな取り組みに力を入れている結婚式場もあるため、調べてみるのもおすすめです。人や環境への配慮を取り入れたサステナブルなウエディングは、新郎新婦にとってもゲストにとっても心温まる幸せな時間になることでしょう。
これから結婚準備を始める人は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
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