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布のアップサイクルアイデア7選|少ない材料で簡単手作り!
Thursday, 02 May 2024
そんな人におすすめなのが、布のアップサイクルです。今回は、少ない材料で簡単に手作りできる、布のアップサイクルアイデアをご紹介します!
古くなった思い出のハンカチや子ども服はアップサイクルがおすすめ!
お気に入りのハンカチや思い出の詰まった子ども服などは、古くなっても手放しづらく、家に眠っているという人は多いのではないでしょうか。古いものや思い出の詰まったものは、誰かにあげにくいため、最終的には捨ててしまうケースが少なくありません。
また、ハンドメイドが趣味という人は、バッグや洋服を作る際に発生したはぎれや余った布が溜まりがちです。
古くなったお気に入りのハンカチや子ども服、はぎれなどは手を加えてアップサイクルするのがおすすめです。新たなアイテムとして生まれ変わらせることで、製品として活用しながら、これまでとは違う形で残すことができます。
資源の可能性を広げ、廃棄までの寿命を伸ばしていけるのが、アップサイクルの良いところです。さらに、アップサイクルによって物が作り出されるため、金銭的な消費を抑え、節約につながるといったメリットもあります。
少ない材料で手作りできる!布のアップサイクルアイデア7選
古くなったハンカチや衣服、はぎれなどはコースターやブックカバー、シュシュ、ポプリケースなど、さまざまなアイテムにアップサイクルできます。
ここからは、少ない材料で簡単に作れる布のアップサイクルアイデアを7つ紹介します。
コースター
小さなはぎれを縫い合わせることで、おしゃれなコースターにアップサイクルできます。100円ショップなどで手に入る「キルト芯」を、10cm角にカットしてコースターの土台にし、ミシンではぎれを縫い合わせていくだけです。
最後は裏返しにして、縫い目を隠すのがポイント。柄を組み合わせることで、パッチワーク風のおしゃれなコースターが完成します。
(参照:小さな布も集めて かわいいコースターに変身 コースター作り方※キルト芯に直接縫いつけます Coaster made with a small fabric)
ブックカバー
ブックカバーは布一枚で簡単に作れる、初心者にもおすすめのアップサイクル術です。裁縫が苦手な人は、両面テープで貼り付けるだけの方法もあります。
ポイントは布の裏側に紙を貼り付けることです。布一枚だけよりも強度が高まり、しっかりとした素材のブックカバーになります。布の端も両面テープを貼って折り込むだけなので、時短でとっても簡単に作れますよ。
シュシュ
髪を結ぶだけでなく腕につけてもかわいいシュシュは、少ない材料で簡単にアップサイクルできます。材料は、はぎれとゴムひも(ヘアゴムも可)だけ。
縫う部分が少ないため、ミシンが無い人は手縫いでもOKです。布を筒状になるように直線に縫って、中にゴムひもを入れて縛り、布を閉じれば完成。
派手な柄の布でもシュシュなら良いアクセントになり、おしゃれ小物として活躍するでしょう。
(参照:【保存版】簡単!基本のシュシュの作り方を丁寧に解説(ビッグシュシュや子どもサイズも紹介))
ケーブルオーガナイザー
小さなはぎれがたくさんあるという人におすすめなのが、充電ケーブルをまとめるのに役立つ「ケーブルオーガナイザー」です。
作り方はとっても簡単!はぎれにスナップボタンを付けるだけで完成します。フェルト生地やデニム生地など、少し厚めの生地で作るのがおすすめ。
ケーブルやイヤホンのコードを包めるので、絡まりを防いでスッキリと整理できます。
(参照:かんたん可愛いフェルトでコードバッグ)
ポプリケース
フランス語で「サシェ」とも呼ばれるポプリケース。古いハンカチやはぎれでアップサイクルするのに適したアイテムです。クッション型や巾着型、テトラ型、ぬいぐるみ型など、好みのデザインに作れるのも魅力。
中にはアロマオイルを染み込ませた米を入れたり、良い香りのするハーブや茶葉などを入れたりして楽しめます。車の中やクローゼットの中、デスクの引き出しなどに入れるのも良いでしょう。プレゼントにも喜ばれますよ。
(参照:匂い袋「サシェ」の作り方。ハーブやお花をつめ込んで手作りしよう!)
布リース
デニム生地のアップサイクルに適しているのが、春や夏にぴったりのおしゃれで爽やかなリースです。100円ショップでも購入できるリースベースに、デニム生地のはぎれをグルーガンで貼り付けていきます。
はぎれは5~8cm角にカットして、すぼめた先端にグルーガンを付けて貼っていくのがポイント。色の違うデニムをランダムに貼り付けたり、リボンや麻ひもを施したりすることで、より一層おしゃれに仕上がります。
(参照:30分で完成!はぎれで簡単リース☆デニムリメイクでも♡)
イースターエッグ
春を代表するイベントのひとつ「イースター」。イースターエッグと呼ばれる卵を探す「エッグハント」が人気ですが、イースターエッグも布から作れます。葉っぱ型にカットした布を4枚用意して縫い合わせ、裏返して綿を詰めたあと、縫って閉じれば完成です。
ひもやリボンなどを付ければ、枝などに吊るして飾ることもできます。チェックや水玉など、さまざまな柄やカラーの布を組み合わせると、鮮やかで華やかな雰囲気のイースターエッグが生まれるでしょう。
ふわふわでかわいらしく、くり返し使えるところも魅力です。
(参照:ハンドメイドでイースターエッグ)
お気に入りの布をアップサイクルして、新たなアイテムとして楽しもう!
思い出のつまったハンカチや衣服、余ったはぎれなどはアップサイクルできる貴重な資源です。捨ててしまう前に新たなアイテムにアップサイクルすることで、有効活用しながら残すことができます。
今回ご紹介したアイデアを参考に、ぜひ布のアップサイクルにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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