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アップサイクル時計は何から生まれる?特徴や素材を見てみよう

Friday, 22 December 2023

廃棄予定のものに手を加え、価値を高めて新しい製品として生まれ変わらせるアップサイクル。最近ではさまざまな廃棄物から生まれた「アップサイクル時計」が登場しています。

アップサイクル時計は、一体どんな廃材から生まれているのでしょうか?今回はアップサイクル時計の特徴や、どんな廃材から作られているのかについて解説します。

アップサイクル時計とは?

アップサイクル時計とは、不要になった日用品や資源から生まれた時計を指します。時計の種類は、壁掛け時計から腕時計までさまざまです。また、アップサイクルされている部分は、時計の文字盤や腕時計のストラップなど、時計によって違いがあります。

アップサイクル時計の特徴は、個性的なデザインが多いことです。元の既製品の形や質感を生かして作られているものも多く、通常の時計よりも面白さとワクワク感があります。

ただ廃棄物を集めて作ったのではなく、見た目の美しさにもこだわり、デザイン性が高いところも魅力です。

(参照:サステナブルな時計ストラップ:Knot)

アップサイクル時計はどんな廃材から生まれている?

アップサイクル時計は、電子廃棄物や海に流れたプラスチックごみ、不要になったおもちゃなど、さまざまな廃棄物から作られています。ここではアップサイクル時計の素材について詳しく見ていきましょう。

電子廃棄物

電子廃棄物から生まれたアップサイクル時計があります。スマートフォンのマイクロチップやパソコンのマザーボード、テレビの配線などの電子廃棄物をアップサイクルした腕時計です。

デジタル機器が普及した現代では、電子廃棄物の問題が深刻化しています。国連のグローバル電子廃棄物統計パートナーシップの調査によれば、2019年に世界で発生した電子廃棄物は約5,360万トンにのぼり、2030年までに7,470万トンに達すると予測されています。しかも先進国で捨てられた電子廃棄物の多くが、開発途上国に捨てられているのです。

また、電子廃棄物の焼却時には有毒ガスが発生し、人体に影響を及ぼすほか、環境汚染の原因にもなっています。電子廃棄物を活用したアップサイクル時計は、こうした問題の緩和につながるとして注目されています。

(参照:時を刻むガラクタ。英国発、電子廃棄物をアップサイクルした「ごみ時計」)

海洋プラスチック

海に流れたプラスチックごみから生まれたアップサイクル時計があります。海洋プラスチックを回収し、腕時計の美しい文字盤として生まれ変わっているのが特徴です。

海洋プラスチックから生まれた文字盤は、同じデザインがひとつもなく、唯一無二の色合いに仕上がっています。国連環境計画の調査データによれば、毎年1,300万トンものプラスチックごみが海に流出しています。そして、生産されたプラスチック製品のうちリサイクルされているのはわずか9%しかないのが現状です。

海洋プラスチックから生まれる腕時計は、プラスチックごみの削減に貢献する生産システムといえるでしょう。

おもちゃ

使われなくなったプラスチックのおもちゃも、アップサイクル時計の素材として活用されています。不用になったおもちゃを回収し、一度資源に戻したあと再生プラスチックとして腕時計に生まれ変わらせています。

カラフルでポップなデザインに加え、生活防水などの機能もついていて、見た目以上にタフなところも特徴です。

驚くべき廃材も!ちょっと変わった壁時計をチェック 

アップサイクル時計には、あんなものからこんなものまで、さまざまな廃材が活用されています。ここからは驚くべき廃材を生かしたちょっと変わったアップサイクル壁時計をご紹介します!

バイオリンやシンバルなどの楽器

故障したりサイズが合わなくなったりして、処分されてしまうバイオリンは少なくありません。そんなバイオリンの優美なフォルムをそのまま生かし、金色の針と文字盤を施したおしゃれな壁掛け時計です。

また、傷ついたり割れたりして楽器としての役目を終えたシンバルもアップサイクルしています。レトロ感と高級感が融合するゴールドの壁掛け時計は、お部屋のアクセントにもぴったりです。

ランドセル

使わなくなったランドセルのかぶせ部分をアップサイクルした壁掛け時計です。かぶせを留める金具もそのまま活用し、ひと目でランドセルとわかるのが特徴。文字盤は丸くくり抜いて革を埋め込んでいて、ランドセルとは違う色味が魅力です。オーダーサービスを行っている企業もあり、思い出の詰まったランドセルを壁掛け時計として残せます。

学校のいす

足が折れたり曲がったりした学校のいすは、基本的に廃棄されてしまいます。しかし、背板の部分は劣化が少なく、使えるものが多いです。そんな学校いすの背板に着目し、針をつけて木製の味を生かした壁掛け時計に生まれ変わらせています。

ゆるい曲線を描いたフォルムと留め具部分に施した金具がポイント。傷や落書きなどもそのまま残していて、懐かしい気持ちにさせてくれる壁掛け時計です。

個性的なデザインがいっぱい!アップサイクル時計を選んでみよう

ご紹介した廃材の他にも、廃棄予定のひょうたんや下駄、スキー板などをアップサイクルした壁掛け時計があります。アップサイクル時計は、資源を有効活用し、廃棄物削減につながるのが良い点です。

元の製品を生かした個性的なデザインが多く、人とかぶりにくいのも魅力といえます。腕時計や壁掛け時計をお探しの人は、ぜひアップサイクル時計を選んでみてはいかがでしょうか。

(参照:【SDGs特集】時計職人が手がける世界にひとつだけの時計)

あわせて読みたい: サステナビリティを持つ衣料素材とは?環境に優しい製品を選んでみよう

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