日本ではコンビニやスーパーに行けば、あらゆる食材が手に入ります。しかし、その食材はどれだけの環境負荷をかけてその場に存在しているのか、気にしたことがある人は少ないかもしれません。
また、買い物をした後に調理をし、食べた後に片付けをしてごみを始末する過程でも、環境負荷はかかっているのです。そこで環境負荷削減の取り組みとして推奨されているのが「環境に優しい調理」、別名「エコクッキング」とも呼ばれるものです。
今回は環境に優しい調理の「エコクッキング」とは何か、詳しく解説します!
環境に優しい調理といっても、調理する時だけ環境に配慮すれば良いというわけではありません。買い物・調理・後片付け・ごみの始末に至るまですべての過程で環境に配慮した食生活を意味し、それを「エコクッキング」と呼びます。
エコクッキングは身近な生活の中でできる取り組みとして推進されていますが、日常に取り入れることで節約につながるメリットもあります。
毎日の食生活の中で行えるため、エコクッキングを実践する人が増えれば環境への負荷も大きく軽減されることが期待できるでしょう。
ここからは、環境に優しいエコクッキングの実践方法とポイントを各過程別で見ていきましょう。
食材が私たちの食卓に並ぶまで、そして後片付けからごみ捨てに至るまでには、多くの水やエネルギーが使われています。
私たちにできることは「買い物・調理・後片付け・ごみ処理」のすべてを通してエコクッキングを心掛けることです。
ちょっとした工夫がエネルギー消費量や水の使用量削減につながります。今日からエコクッキングを実践して、環境負荷を減らしていきましょう!
(参照:地球にやさしい調理実習をしよう)
あわせて読みたい: 油の流出が環境に与える影響|家庭でできる水質汚染対策は?