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バジルの水耕栽培はスポンジでできる!育て方を見てみよう
Friday, 29 September 2023
ペットボトルなど身近なものを利用するため、コストをかけずに始められるメリットもあります。そこで今回はスポンジを使ったバジルの水耕栽培の方法や注意点を解説します!
バジルを水耕栽培で育てるメリット
バジルの水耕栽培にはさまざまなメリットがあります。
コストが低く手軽に始められる!
バジルの水耕栽培は身近なものを使って始められるため、コストが低く済みます。例えば100円ショップで手に入るスポンジや、使用済みのペットボトル、プラスチックトレーやタッパーなど、そろえやすいものばかりです。
コストがかからず手軽に始められるのは嬉しいポイントです。
土を使わないため虫がつきにくい
バジルの水耕栽培は土を使う必要がないため、害虫の被害にあいにくいメリットがあります。
土の中には微生物や養分が含まれているため、虫がつきやすかったり卵を産み付けられるデメリットがありますが、水耕栽培ならこのような心配がありません。虫が苦手な人は、水耕栽培でバジルを育てるのがおすすめです。
収穫したての新鮮なバジルを料理に使える
バジルを水耕栽培で育てれば、食べたいときにいつでも収穫することができます。収穫したての新鮮なバジルを食べられるのはうれしいメリットです。フレッシュで香りが良いバジルで、料理も一層おいしくなることでしょう。
バジルをスポンジの水耕栽培で育てる方法
ここからは、スポンジを使ってバジルを育てる方法を解説します!
【準備するもの】
・バジルの種
・液体肥料
・スポンジ
・容器(タッパーやトレイなど広くて浅いものであればOK)
・500mlのペットボトル
・はさみ、カッター
・ピンセット(毛抜きでもOK)
・トイレットペーパー
【育て方】
1.スポンジは3~5cm角に切り分け、中心にカッターで十字に切り込みを入れます。
2.切ったスポンジをタッパーやトレイなどの容器に並べ、水を加えてスポンジが水に浸るようにします。
3.ピンセットでバジルの種をつまんで、スポンジの十字の切れ込みに入れます。1つのスポンジに2~3粒が目安です。
4.種をまいたら湿らせたトイレットペーパーを上から乗せます。
5.窓際など、直射日光の当たらない明るい日向に置きます。
6.毎日水を交換して発芽を待ちましょう。
7.発芽して根が10cm、茎が4cm程度伸びてきたら、ペットボトル容器に入れ替えます。
8.ペットボトル容器に移し替えたら、2~3日おきに水を交換しましょう。この時に必ず液体肥料を入れるのがポイントです。丈が20cm程度に伸びてきたら収穫のサインです。手で摘み取るか、はさみで茎を切って収穫しましょう。
※ペットボトル容器の作り方はこちらの記事をチェック!!
(参照:初めての水耕栽培はペットボトルがおすすめ!栽培方法を解説)
ここでは、バジルを水耕栽培で育てるときのポイントを確認しておきましょう。
水換えの度に液体肥料を必ず入れる
水耕栽培は、土から養分を吸収することがないため、水のみでは栄養不足になってしまいます。バジルは栄養不足になると葉が黄色に変色し、弱ってしまいます。水を交換するときには、必ず液体肥料も適量入れるようにしましょう。液体肥料はどの成長段階でも使えるものを選ぶのがおすすめです。
直射日光を避けて明るい日なたに置く
バジルはたっぷり日を浴びて光合成をすることによって育ちます。そのため、日に当たらないとなかなか育ちません。
レースカーテンのある窓辺など、日当たりの良いところに置くようにしましょう。日当たりが確保できない場合には、LED照明などを当てると日光の代わりになります。その際には、植物栽培用のLED照明を使うのがおすすめです。
収穫時には芽の先端から摘み取る
芽の先端から摘み取る「摘心」は、植物の成長を促し、わき芽を増やす役割があります。収穫の際に芽の先端から摘み取れば、同時に摘心の作業を行えるため効率が良いでしょう。
水耕栽培で育てればいつもでもおいしいバジルが食べられる!
バジルの水耕栽培は手軽に始められるのが良いところです。また、土を使わないため部屋が汚れず害虫の被害にあいにくいのもうれしいメリットです。
日に当てたり、水交換の際に液体肥料を入れるなどのポイントを抑えることで上手に育てることができます。
自分で育てた新鮮なバジルを使った料理は、おいしさをより感じられることでしょう。ぜひ、簡単に育てられるバジルの水耕栽培にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
あわせて読みたい: ブロッコリースプラウトの水耕栽培は失敗なし?育て方を解説