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ミニマリズムな家の特徴とは?外観や間取りの事例もチェック!
Tuesday, 04 June 2024
今回はミニマリズムな家の特徴に加え、外観や間取りの事例も合わせて解説します!
ミニマリズムな家の特徴
ミニマリズムな家は外観がシンプルなだけでなく、暮らしをシンプルにするための工夫やこだわりが、間取りや窓の位置、家具の配置といった内部にまで詰まっています。
まずはミニマリズムな家の特徴を見ていきましょう。
外観は無駄を削ぎ落したシンプルなデザイン
ミニマリズムな家の外観は、無駄を削ぎ落したシンプルなデザインが特徴です。外観は直線的でシャープにデザインされている家が多く、余計な装飾などがありません。
一般的な家に比べてデザインが洗練されているため、存在感があり、人目を引くおしゃれな外観になっています。
また、無駄を削ぎ落しながらも住宅としての機能性を保ち、目的に合わせてこだわりを取り入れているのもポイントです。
(参照:外観はすっきりとシャープに!ミニマルデザインの家5軒)
間仕切りは最小限にして開放感を出す
ミニマリズムな家は、内部もスッキリとした空間が広がっているのが特徴です。間仕切りは最小限にすることで、広々とした開放感が生まれます。
例えばリビング横にある洋室の間仕切りを無くして空間を一体化させると、リビングが拡張し、家族が集まって伸び伸びとくつろぐのに適したスペースが作れます。
開放感のある空間は居心地が良く、リラックスできるでしょう。
収納場所は一ヵ所にまとめる
ミニマリズムな家では、部屋の中をスッキリさせるために収納場所を一カ所にまとめる特徴があります。
部屋に細々とした収納ラックや棚があると、スペースが狭くなり、ごちゃごちゃとした印象になり兼ねません。収納場所を一カ所にまとめれば、生活空間に物があふれず、スッキリとした空間を保てます。
また、収納を一カ所にまとめることでどれだけの物を所有しているのかも把握しやすくなるでしょう。家族全員の衣類や持ち物、日用品やストック品を収納できるファミリークローゼットなども人気です。
(参照:失敗しないミニマリズムデザインの家づくり)
(参照:ファミリークローゼットのメリット・デメリット)
高品質な家具やインテリアを取り入れる
ミニマリズムな家はシンプルな空間にこだわっている分、殺風景で質素な印象にも見られがちです。そのため、高品質な家具やインテリアを取り入れる特徴があります。
物が少ない部屋に高品質な家具やインテリアを置くことで、上質な空間に仕上がります。高品質な家具やインテリアは長く使えるため、ミニマリズムなライフスタイルにも適しています。
家具やインテリアの配置は余白を大切に
ミニマリズムな家では、家具やインテリアを配置する際に余白を大切にします。余白を作ることでシンプルな印象になり、部屋が広く見えるだけでなく、安全性や空間の順応性が高まります。
物が少ない開放的な空間に、余白を持ちながら高品質な家具やインテリアを配置することで、ホテルのような非日常空間が生まれるでしょう。
自然光がたっぷり取り込める窓
ミニマリズムな家は、シンプルで無駄のない設計でありながらも機能性を大事にしているため、リビングに自然光がたっぷり取り込める窓を設置しています。
物が少ない部屋で日当たりが悪いと、暗く陰気な印象になりがちです。自然光が入ると明るく温かな雰囲気になり、居心地の良い空間が作れます。
(参照:物が少ない&生活感のない家を実現できるミニマルな暮らし|メリットやデザインのポイントから施工事例まで詳しく解説)
(参照:明るい家に住みたい!自然光がたっぷり入る家づくりの3つのコツ)
ライフスタイルの変化に対応できる間取り
ミニマリズムな家は、ライフスタイルの変化に対応できる間取りが特徴です。例えば、リビングの間仕切りを引き込み戸にする方法があります。
子どもが小さいときにはキッチンから目が行き届くよう戸を全開にし、開放感のある空間として活用できます。また、将来的には引き込み戸を閉めて子ども部屋や勉強スペースとして使うのも良いでしょう。
(参照:https://www.asahi-jutakureform.co.jp/column/37)
ミニマリズムな家の外観や間取りのアイデア事例
ミニマリズムな家の特徴を見てきましたが、ここからは画像をもとにミニマリズムな家の外観や間取りのアイデア事例をチェックしていきましょう。
無駄を削ぎ落とした片流れ屋根のシンプルモダンな外観
余計な装飾のない、片流れ屋根のシンプルモダンな一戸建てです。ブラックの外壁に入口の木製ドアが映えて、おしゃれな外観に仕上がっています。
片流れ屋根はシンプルな構造のため、三角屋根に比べて初期費用が抑えられるのもメリットです。
床材に汚れにくく掃除しやすいタイルを取り入れた高級感のあるリビング
艶やかなタイルが美しく輝く、ホテルのようなリビングです。タイルはカーペットに比べて汚れにくく、掃除しやすい特徴があります。
ソファやテーブルは、サイズ感や余白を考えて配置されている点もポイント。カーテンの代わりに白いブラインドを取り入れ、シーリングファンを導入している点も、非日常的な高級感を漂わせています。
間仕切りを活用して将来的に間取りを変えられるリビング
間仕切りを活用して、将来的に間取りを変えられるリビングです。ソファの後ろの部屋の間仕切りを閉めると、小さな勉強部屋として活用できます。
空間が仕切られることで、集中して勉強に取り組めるでしょう。静かに読書したいときや仕事に没頭したいときのスペースとしてもおすすめです。
洗練されたミニマリズムな家でシンプルな暮らしを追求しよう!
ミニマリズムな家は、無駄を削ぎ落したシンプルなデザインに加え、機能性や心地良さも重視されているのが特徴です。
間仕切りを最小限にして開放感を出したり、ライフスタイルに応じて間取りを変えられるのも魅力です。
シンプルな暮らしを目指すなら、洗練されたミニマリズムな家を検討してみてはいかがでしょうか。
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