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プラントベースフードで栄養をとる際の注意点!適切なとり方は?
Wednesday, 07 September 2022
そこで今回はプラントベースフードで栄養を摂る際の注意点に加え、おすすめの摂り方を紹介します!
プラントベースフードのとり方は…?
プラントベースフードは基本的に植物由来の原料で作られているため、カロリーや脂質を抑えながら植物性たんぱく質がとれます。
プラントベースフードの原料によく使われる野菜や果物、豆類にはビタミンやミネラル、食物繊維などが含まれているため、健康を保つために必要な栄養素がバランス良く摂れるのも魅力といえます。
しかし、プラントベースフードの摂り方次第ではせっかくの健康効果を得られない可能性があることも、知っておかなくてはいけません。
プラントベースフードで栄養をとる際の注意点
では、プラントベースフードの注意すべきとり方とは何なのでしょうか。それは、プラントベースフードのみに偏った食事をすることです。
プラントベースフードはヘルシーですが、そればかり食べるのはおすすめできません。なぜなら、加工食品であるプラントベースフードの中には、塩分や油脂、砂糖や添加物などが多く含まれているものがあるからです。
また、プラントベースフードからビタミンB12をとることはほぼできません。ビタミンB12は植物性食品からとるのは難しく、ヴィーガンなどの完全菜食主義ではサプリメントからとる人もいるほどです。ですからプラントベースフードばかりを食べるのは避け、適度なとり方をすることをおすすめします。
プラントベースフードおすすめのとり方
では、プラントベースフードはどのようにしてとるのが良いのでしょうか。
<プラントベースフードは週に1回から始める>
プラントベースフードは週に1回程度から始めることをおすすめします。いきなり毎日の食事をプラントベースフードに切り替えるのではなく、まずは週1回プラントベースフードをとる日を設けると良いでしょう。
食事は全体の栄養バランスを考えて選ぶのがポイントです。例えば大豆ミートから植物性たんぱく質を摂り、穀物からミネラルや食物繊維、野菜や果物からビタミンを摂るなどして、栄養をバランス良く摂るようにしましょう。
<なるべく食品添加物が入っていないものを選ぶ>
プラントベースフードを選ぶ際にはなるべく添加物が入っていないものを選ぶことをおすすめします。添加物は種類によっては腸内環境に悪影響を及ぼす可能性があり、とりすぎれば体に良いどころか健康を害する恐れもあるのです。
添加物が入っていないものには「無添加」や「オーガニック認証」などの表示があります。健康志向でプラントベースフードを選ぶ人は、特にパッケージの表示を意識するようにしましょう。
(参照:食品添加物粒子が腸内細菌叢に与える影響)
<プラントベース食材を積極的にとる>
プラントベースフードの原料となる食材を積極的にとるという方法もあります。例えば野菜や果物、ナッツや穀物など天然素材のものを食べれば、添加物などを気にせずプラントベース食材を取り入れることができます。
ただし、その際にも同じものばかり食べるのではなく、いろいろな食材から栄養をとるようにしましょう。
健康のためにプラントベースフードを正しく取り入れよう!
プラントベースフードは健康に良い食品ですが、正しく取り入れることが大切です。
体に良いからといって、毎日3食プラントベースフードのみに偏った食生活は、塩分や添加物の摂り過ぎになり、逆に健康を害する恐れがあります。
プラントベースフードは植物性たんぱく質やビタミン、ミネラル、食物繊維などがバランス良く摂れる優秀な食品です。プラントベースフードの健康効果を得るためには、注意点に気をつけながら、週に1回を目安に正しく取り入れていきましょう。
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