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BLOG -SDGs and Sustainability

俳優・アーティスト「のん」さんのSDGsにつながる活動とは?

Thursday, 12 September 2024

朝ドラ「あまちゃん」で一躍有名になり、俳優・アーティストとして活躍する「のん」さん。現在は映画製作やアートなど活動の幅を広げており、アップサイクルブランドをプロデュースするなど、SDGsにつながる活動にも取り組んでいます。

今回は「The use of arts to promote sustainability(持続可能性を促進するための芸術の使用)」をテーマに、のんさんが環境問題に興味を持ったきっかけや自身が手がけるアップサイクルブランドについて、またSDGsにつながるさまざまな活動を解説します。

のんさんが環境問題に興味を持ち始めたきっかけ

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のんさんが環境問題に興味を持ったきっかけは、趣味で始めた服作りでした。21歳の誕生日にプレゼントされたミシンがきっかけで服作りが趣味になり、着なくなった服を組み合わせてリメイクを楽しんでいたといいます。そのため、服を捨てるという考えはもともと無かったそうです。

後に服のリメイクが「アップサイクル」だったことに気づき、SDGsに興味を持つきっかけになったといいます。廃棄物に新しい価値を付けて生まれ変わらせるアップサイクルは、SDGs12「つくる責任 つかう責任」の目標に貢献する取り組みです。

自分が好きで続けてきた趣味がSDGs活動につながり、環境保全に役立っていることを嬉しく思ったといいます。

(参照:俳優 / アーティスト・のん)

のんさんが考えるSDGsとは?

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のんさんは、2020年に行政と民間が連携する「ジャパンSDGsアクション推進協議会」によって「SDGs people 第一号」に選ばれました。のんさんはSDGsに対して、「最初は軽い気持ちで取り組んではいけないんじゃないかと思った」と話しています。

しかし、SDGsについて学んでいくうちに、「知らないものだから構えてしまうけど、難しいことではない」と理解したそうです。そして自分に何ができるか考えた結果「地球に恩を売る」という言葉が浮かびました。

SDGsに対してハードルが高いと感じないように、自分のハードルを地球レベルまで上げて、地球と対等な気持ちでいればいいと語っています。

また、エコバッグを使ったときには、「あたし、環境に貢献したわ」という自惚れするような気持ちでいることも大事だと呼びかけました。

さらにSDGsへのアクションを続けていく秘訣は、「適度にサボってポジティブでいること」と語り、肩の力を抜いて気軽に楽しく行動していけば良いと自身の考えを発信しています。

(参照:「地球に恩を売る!」のんさんが考える「ハードルの低いSDGs」)
(参照:【のんさん】SDGsを続ける秘訣は「適度にサボって、ポジティブに」)

のんさんがアップサイクルブランドをプロデュース

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のんさんは29歳を迎えた2022年に、アップサイクルブランドをルブランド『OUI OU(ウィ・ユー)』を立ち上げました。

好きなアーティストと一緒に暮らす「ライフ with 推し」をコンセプトとしており、自身のライブ衣装をはじめ有名アーティストの衣装を一点物の小物や雑貨にアップサイクルし、商品化しています。

これまでにアーティストの衣装をアップサイクルしたトートバッグやがま口財布、ギターのストラップなどを制作してきました。アーティストを身近に感じながら生活する楽しさを提供しています。

ポップアップストアを出店することもあり、若い人たちが環境に対する興味を持つきっかけにもなっています。より多くの人にアップサイクルの魅力を伝えていけるように、若い世代が使いやすい商品を取り扱っていくことも検討中です。

(参照:OUI OU(ウィ・ユー)が、レジェンドギタリスト・Charとコラボレーション!)
(参照:俳優 / アーティスト・のん)

のんさんのSDGsにつながるさまざまな活動

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のんさんはアップサイクルブランドのプロデュース以外にも、SDGsにつながるさまざまな活動を行っています。ここではSDGs活動の一部を見ていきましょう。

2018年に「Non温暖化!省エネ家電推進大使」に任命

のんさんは2018年に環境省が推進する、温暖化対策へ対する賢い選択を促す運動「COOL CHOICE」の「Non温暖化!省エネ家電推進大使」に任命されました。

省エネ家電への買い替えを推進することを目的として、省エネ家電の使用が温暖化の抑制につながることを知ってもらうための活動です。温暖化の現状を調べて壁新聞を制作するコンクール「Non温暖化!こども壁新聞コンクール」の授賞式にも参加しました。

(参照:「Non温暖化!省エネ家電推進大使」に「のん」さん任命!「Non温暖化!こども壁新聞コンクール」もキックオフ)

自身のYouTubeチャンネルで衣装のリメイクやアップサイクル動画を公開

 

自身のYouTubeチャンネルではアップサイクルの魅力や楽しさを伝えるために、衣装のリメイクやアップサイクル動画を公開しています。

着なくなった私服をペイントしたり、アイロンを使ってリメイクしたりと、初心者でも簡単にできるアップサイクルが特徴です。

着なくなった服は捨てるのではなく、アップサイクルで生まれ変わらせることで環境負荷を軽減できることを楽しく伝えています。

(参照:のんやろが!ちゃんねる)

東日本大震災の被災者支援を継続

 

のんさんは岩手県を中心に、東日本大震災の被災地支援を続けています。復興のためには仕事でつながることが重要だと考えており、2021年の2月には「東日本大震災復興10年 復興応援コンサート」を行いました。

さらに岩手で流されるTVCMの楽曲の依頼を受け、東北を応援する気持ちを込めて地元の素晴らしさを再確認できる歌詞を制作したと話しています。

(参照:復興のため「仕事にする」 震災10年、のんさん「つながる」支援)

のんさんのように気楽な気持ちでSDGsと向き合おう

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のんさんは、SDGsに対するハードルを意識しないよう、自分の気分が上がる方法で取り組めばいいと呼びかけています。実は生活の中でSDGsに貢献していたということもあるかもしれません。ぜひ、楽しく気楽な気持ちでSDGsと向き合っていきましょう。
あわせて読みたい: 服のアップサイクルとは?リメイクとの違いやメリット・デメリットも解説

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